明日と明後日は高関健指揮「第636回定期演奏会」!

今日の京響は、明日7/27(土)と明後日7/28(日)開催
「第636回定期演奏会」のホール練習でした。

今回の定期では、チェコ国民楽派を代表し、
チェコ音楽の父と称えられるスメタナの傑作
連作交響詩「わが祖国」全6曲を、
常任首席客演指揮者 高関健さんの指揮で
じっくりとお聴きいただきます。

京響が「わが祖国」の全曲演奏をするのは
1999年3月の「第412回定期演奏会」&CD録音以来!
(指揮は当時の第10代常任指揮者ウーヴェ・ムントさん!)
第2曲「モルダウ」は有名で毎年何度も演奏しているのですが、
全6曲をまとめて一挙に演奏するのは、
京響では今回なんと20年ぶりとなります。
こちらは20年前に録音した、ちょっと↓なつかしいCDです!

そして、高関さんが「わが祖国」を全曲演奏されるのは
今回で8回目とのこと。(すごいですね~~!!)
2015年4月に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の
常任指揮者「就任披露演奏会」でも取り上げられたように、
高関さんにとって節目を飾る大切な勝負曲である「わが祖国」。
今回は京響の常任首席客演指揮者としてご出演いただく
最後の定期演奏会を飾るプログラムとなりました。

2014年4月に高関さんに常任首席客演指揮者にご就任いただいてから6年。
ショスタコーヴィチ8番、マーラー6番、
メシアン「トゥーランガリラ交響曲」、ブルックナー5番、
そして昨年度のブリテン「戦争レクイエム」!
といった大曲はもちろんのこと、
2019年3月の広上淳一さんの定期ではマーラー7番を
高関さんの補筆版で演奏をさせていただきましたし、
2016年の創立60周年記念での
広上さん、高関さん、下野さんの3指揮者による
シュトックハウゼン「グルッペン」も忘れられません!
本当にさまざまな作品の魅力と感動を
私たちに届けてくださいました!
高関健さん、本当にありがとうございました!!!
こちらは今日のホール練習から。
今回はマエストロ高関のご意向により、
弦楽器は第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが
指揮者をはさんで左右に向かい合う対向配置で、
管楽器はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、
ホルン、トランペットを倍管にしての豪華な編成による演奏♪
いつものことながら精緻なスコア研究に基づいた、
高関さんの確固たるタクトのもと、
心を一つにしてスメタナの音楽の素晴らしさを伝える
京響メンバーの熱演にどうぞご期待ください!
(「モルダウ」だけではない、スメタナの魅力満載です!)
感動のステージとなること、間違いなしです!!
高関健さんが常任首席客演指揮者として登場される最後の定期となる
「第636回定期演奏会」は、明日7/27(土)&明後日7/28(日)
いずれも午後2時30分開演です。
(スメタナ「わが祖国」全6曲で、第3曲のあとで休憩が入ります)
開演前の午後2時ごろからは高関さんによる「プレトーク」、
終演後は高関さん&京響メンバーと交流していただける
「レセプション」も開催いたします。

両日とも、当日券と学生券は午後1時30分から、
後半券は開演後から休憩終了後まで発売予定で、
今のところS、A、B 席に残席がございますので、
どうぞ絶対にお聴き逃しなく!!!
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪
【京響第636回定期演奏会】
■7/27(土)公演→ 
■7/28(日)公演→