道義ワールド満開!「第633回定期演奏会」

今日の京響は、「第633回定期演奏会」の本番でした。

井上道義さんの指揮のもと、
オール・プロコフィエフのプログラムで、
組曲「キージェ中尉」と、
イリヤ・ラシュコフスキーさんの独奏による
ピアノ協奏曲第3番、そして、
「ロメオとジュリエット」井上道義セレクションを
じっくりとお聴きいただきました☆
こちらは開演前の井上道義さんによる「プレトーク」から。
プロコフィエフの作品の特徴や聴きどころについて、
熱く語ってくださいました☆
(ロメオとジュリエットにちなんで・・・テーマは「初恋」!?)

そしていよいよ本番スタート!
まず、組曲「キージェ中尉」。
架空の人物キージェをめぐる物語で、
井上道義さん曰く「おとぎ話のような」作品♪
この曲ではコルネットが大活躍!
こちらは、上手ステージ袖でコルネットを演奏中の
京響トランペット奏者 西馬健史さん!
西馬さんはステージ上でも演奏!西馬健史さんにブラボー☆☆☆
そして、イリヤ・ラシュコフスキーさんのピアノ独奏による
ダイナミックなピアノ協奏曲第3番!
完璧なテクニックと抒情性を湛えた美しい音色で
夢見るようなファンタジーに満ちたプロコフィエフの世界を
見事に奏でてくださったラシュコフスキーさん!
アンコールのラフマニノフ「楽興の時」第4番も絶品でした!
イリヤ・ラシュコフスキーさんにブラボー☆☆☆
休憩をはさんで後半は、
「ロメオとジュリエット」井上道義セレクションで
まさに、道義ワールドが満開~!!
ロマンティックなロメオとジュリエットのバルコニーシーンや
ジュリエットがロメオを追い自ら命を絶ってしまうシーンなど、
シェイクスピアの悲しきラブストーリーの名作を
マエストロ井上の踊るようにしなやかで情熱的なタクトのもと、
京響メンバーが大熱演!!!
マエストロ井上&京響メンバーにブラボー☆☆☆
最後に、演奏後の井上道義さんと
イリヤ・ラシュコフスキーさんのすてきな笑顔です!
感動あふれるコンサートをどうもありがとうございました!
そして、ご来場くださったたくさんの皆さまに
心から感謝申し上げます!!
次回の京響自主演奏会は、
5/18&19開催「第634回定期演奏会」です。
シンガポール出身で、昨年からニュルンベルク響首席指揮者に就任された
若き注目のマエストロ、カーチュン・ウォンさんの指揮で
吉松隆さんの弦楽合奏のための小品と
フランクの交響曲ニ短調をお贈りするほか、
ノルウェーの若きヴァイオリニスト、ラグンヒル・ヘムシングさんを
独奏にお迎えしたシベリウスのヴァイオリ協奏曲を
お聴きいただきます。

チケットは、京都コンサートホールほかで絶賛発売中ですので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪

【京響第634回定期演奏会】
■5/18(土)公演→  
■5/19(日)公演→

明日は井上道義指揮でプロコフィエフを!

今日の京響は、明日4/12(金)開催
「第633回定期演奏会」のホール練習でした。

今回は、1990~98年に音楽監督及び第9代常任指揮者として
京響をリードした井上道義さんが指揮に登場!!

今回マエストロ井上が取り組むのは、
ロシアの作曲家プロコフィエフにスポットをあてた
究極のプログラム~☆
組曲「キージェ中尉」と、ロシアのピアニスト、
イリヤ・ラシュコフスキーさんのソロによるピアノ協奏曲第3番、
そして、シェイクスピアの悲劇に基づく
バレエ音楽「ロメオとジュリエット」組曲から
マエストロが特別に選んだこだわりの9曲で、
プロコフィエフの音楽の魅力をじ~っくりとご堪能いただきます♪


こちらは今日のホール練習から、
「ロメオとジュリエット」井上道義セレクション♪
3つの組曲から、「モンタギュー家とキャピュレット家」  
「朝の踊り」「ロメオとジュリエット」「情景」「メヌエット」
「朝のセレナーデ」「アンティル諸島の娘たちの踊り」
「タイボルトの死」「ジュリエットの死」
という9曲をセレクトしてお贈りします。
今回の客演コンサートマスターは石田泰尚さんです☆
他では絶対に聴くことができない、
井上道義さんならではのスペシャル・セレクションに乞うご期待!!
こちらは、組曲「キージェ中尉」から。
「キージェ中尉」では、冒頭から、
先週「スプリング・コンサート」で
ナエスさんとともに素晴らしいソロを聴かせてくださった
京響トランペット奏者 西馬健史さんが上手ステージ袖から奏でる
コルネットのファンファーレにご注目を!
(このように上手ステージ袖で演奏したり、
 またステージに戻って演奏したりと、
 袖とステージを行ったり来たりの西馬さんです~☆)
実在しないキージェの誕生、結婚、死までが描かれた、
プロコフィエフらしい、ちょっぴりコミカルで皮肉たっぷりの傑作ですね☆
そして、ロシアの若きピアニスト、
イリヤ・ラシュコフスキーさんを
ソロにお迎えしたピアノ協奏曲第3番。
イリヤ・ラシュコフスキーさんは1984年シベリア生まれ。
2001年ロン=ティボー国際音楽コンクール第2位、
2005年香港国際ピアノコンクール優勝、
2007年エリザベート王妃国際音楽コンクール第4位、
2011年ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第3位、
2012年ピネロロ市国際ピアノコンクール(イタリア)優勝、および
同年第8回浜松国際ピアノコンクール優勝
といたくさんの輝かしい入賞歴を誇る才能あふれるピアニストです!
ラシュコフスキーさんが野性的かつ繊細に、
圧倒的なテクニックで聴かせる渾身のコンチェルト、
とにかくものスゴイ迫力ですよ!!!
絶対にお聴き逃しなく!!
春の宵にオール・プロコフィエフのプログラムをお届けする
井上道義さん指揮の「第633回定期演奏会」は、
明日4/12(金)京都コンサートホールにて午後7時開演です。

開演前の午後6時30分ごろからはステージ上で
井上道義さんによる「プレトーク」も開催いたしますので、
ぜひぜひあわせてお楽しみください。

チケットは、S席、A席、B席に残席がございまして、
当日券と学生券は午後6時から、
後半券は開演後から休憩終了まで発売となる予定ですので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪

完売御礼!下野竜也指揮「スプリング・コンサート」

今日の京響は、毎春恒例
「スプリング・コンサート」の本番でした!
「学生の街・京都」「文化の街・京都」にふさわしく、
学生や市民の皆さまにお手頃な料金で
気軽にクラシック音楽をお楽しみいただこうと
2009年4月にスタートして以来、
桜が美しく咲き誇るこの季節に
京都の春を彩るコンサートとして
今やすっかり定着してまいりました~♪
今年の「スプリング・コンサート」は、
常任首席客演指揮者 下野竜也さんの指揮で、
~京都ゆかりのソリストたちと贈る
コンチェルト&「新世界より」~と題して、
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」をメインに、
京響首席トランペット奏者 ハラルド・ナエスさん&
京響トランペット奏者 西馬健史さんのソロによる
ヴィヴァルディ「2つのトランペットのための協奏曲」と、
豊嶋泰嗣さん(ヴァイオリン)、
上村昇さん(京響ソロ首席チェロ奏者)、上野真さん(ピアノ)という、
京都ゆかりの名手の方々をソロにお迎えした
ベートーヴェンの「三重協奏曲」を
じっくりとお聴きいただきました。
チケットは早々に完売御礼です~♪
春爛漫のときに、ちょっと気が早いのですが、
京都の夏の定番となった「みんなのコンサート」の
チケットが昨日から発売となっております~!
前売800円で本格的なオーケストラの演奏をお楽しみいただける
人気のコンサートですので、よいお席はお早めに!
京都市交響楽団みんなのコンサート2019
「みんなで聴こう!オーケストラ」
(指揮:阿部未来/0歳から入場OK!)
■7/31(水) 右京ふれあい文化会館
■8/1(木) 東部文化会館

「ワクワク!ストーリーとオーケストラ」
(指揮:垣内悠希/6歳から入場OK!)
■8/3(土) 呉竹文化センター
■8/4(日) 北文化会館

「心躍る!ダンスとオーケストラ」
(指揮:広上淳一/4歳から入場OK!)
■8/10(土) 西文化会館ウエスティ
■8/11(日・祝) 右京ふれあい文化会館
また、7/1(月)午後7時から京都市北文化会館で、
京響コーラスの公開練習がございます!
合唱指揮 浅井隆仁さんのもとで、
京響8月定期で演奏するハイドンの「天地創造」の練習を
ご覧いただきますので、ぜひともご来場くださいませ!
(入場無料/6/26までに北文化会館075-493-0567へ
お電話で事前申込が必要です)

■京響コーラス 公開練習→


こちらは、本番前のゲネプロから、
ヴィヴァルディの協奏曲。
トランペットは弦楽器の後ろの方、ひな壇の上で演奏♪
左右に分かれて立体的に響く2本のトランペットが
高らかなサウンドを奏でます!

続いて、堂々たるベートーヴェンの三重協奏曲!
こちらはドヴォルザークの名曲、「新世界」交響曲です!


そしていよいよ本番!
まずは、ハラルド・ナエスさんと西馬健史さんの独奏による
ヴィヴァルディの2つのトランペットのための協奏曲。
春にふさわしい爽快で軽やかなコンチェルトですね!
ナエスさんと西馬さんにブラボー☆☆☆
2曲目の「三重協奏曲」へステージを転換する間には、
下野竜也さんとナエスさん、西馬さんで、
この協奏曲を演奏したピッコロ・トランペットのお話など、
楽しいトークも☆
そして、豊嶋泰嗣さん、上村昇さん、上野真さんによる
ベートーヴェンのヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲。
3つの独奏楽器が、優しく語り合うように、ときに競い合うように、
オーケストラとともに絶妙なアンサンブルを紡いでゆきます。
素晴らしいソロを聴かせてくださった
豊嶋泰嗣さん、上村昇さん、上野真さんにブラボー☆☆☆

そして、休憩をはさんで後半は、
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。
ドヴォルザークが新世界=アメリカで、
故郷チェコへの思いを込めて作曲した最後の交響曲です。
第2楽章の「家路」として知られるメロディをはじめ、
ドヴォルザークならではの心に染み入る音楽にあふれ、
まもなく平成が終わり、これから新時代を迎える今にぴったりの名曲です♪
大きな拍手におこたえして、京響史上最短の(?!)アンコール、
ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」から「行進曲」も!
今日の「スプリング・コンサート」で
新シーズンを元気いっぱいにスタートしていただけたことと存じます!

終演後には、会場のお客さまから、
「4月の始まり、桜満開の中のスプリング・コンサートは
すばらしかったです。…京響の迫力ある演奏に感動しました。
指揮者・下野竜也さんのファンになりました」(京都市内在住/60歳代)
「今日の新世界は名演だよ!」(京都市内在住/70歳以上)
「…3曲目、新世界はテンポ感が素晴らしく、名演だったと思います。
下野さんが京響にいて下さって本当に良かったなあと感じた
今日のコンサートでした。これからも楽しみにしています」(京都市内在住/50歳代)
などなど、たくさんの温かいメッセージをいただきました。
皆さま、本当にありがとうございます!
最後に、演奏後の下野竜也さんと
豊嶋泰嗣さん、上野真さん、上村昇さん!
そして、下野竜也さんと
ハラルド・ナエスさん&西馬健史さんのすてきな笑顔と…
おまけのショットも~~(^o^)!
華麗なステージをどうもありがとうございました☆☆☆
そしてご来場くださいましたたくさんの皆さまに
心から感謝申し上げます!

さて、次回の京響自主公演は、
4/12(金)午後7時開演の「第633回定期演奏会」です。
井上道義さん指揮のもと、ロシアの若きピアニスト、
イリヤ・ラシュコフスキーさんを独奏にお迎えして、
オール・プロコフィエフのプログラムをお届けします。
チケットは、P席がすでに売切で、
S、A、B 席はまだ残席がございますので、
チケットをお求めでない方は、どうぞお早目に!!
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪

■「第633回定期演奏会」公演詳細→