明日はリオ・クオクマン指揮「第642回定期演奏会」!

今日の京響は、明日2/14(金)開催
「第642回定期演奏会」のホール練習でした。

今回の定期の指揮者は、俊英リオ・クオクマンさん!
リオさんはマカオ出身。香港演芸学院を首席で卒業後、
ジュリアード音楽院、カーティス音楽院、
ニューイングランド音楽院で学ばれて、
ラトルやレヴァインなど著名な指揮者のもとで
じっくり研鑽を積まれました。
2014年スヴェトラーノフ国際指揮者コンクールで
最高位及び聴衆賞とオーケストラ賞に輝いて
一躍脚光を浴びたリオさんは、その後、
2015/16年シーズンまでフィラデルフィア管で
ヤニック・ネゼ=セガンの副指揮を任された後、
現在は香港ニュー・ミュージック・アンサンブルの
首席指揮者を務めて「驚くべき才能」と
称えられている若き期待の指揮者です☆

今回リオさんは、1/29-2/2まで
フランスのナントで開催されていた
ラ・フォル・ジュルネに出演されて、
その後パリから京響定期のために
来日してくださいました~♪
SNSでもご紹介しましたが、
ナントからはすてきなビデオメッセージ
送ってくださいました!
こちらはナントから届いたお写真↓です☆
2018年6月に開催した「第624回定期演奏会」で
京響に初登場して聴衆と京響メンバーから
大絶賛を受けたリオさん!
その時は、現代アメリカの作曲家
ヒグドン作品の日本初演や
チャイコフスキー「悲愴」で非常に音楽的な
感動に満ちた音楽を聴かせてくださいましたが、
今回の待望の再登場でメインに取り上げてくださったのは、
プロコフィエフの作品中、最も人気のある交響曲第5番!
京響は2015年のヨーロッパ公演(ケルン公演)でも
この交響曲を演奏してケルンの聴衆を魅了した、
得意とする大切なレパートリーの1曲です☆

また、前半に演奏するラロの
ヴァイオリン独奏と管弦楽のための
「スペイン交響曲」では、
1988年モルドヴァ生まれで、
2012年ハノーファー国際コンクール第1位、
2015年チャイコフスキー国際コンクールでも
第3位(1位なし)に入賞した
アレクサンドラ・コヌノヴァさんが
ソロに登場します!
(当初独奏を務める予定であった
S.ルセフさんが出演できなくなり、
コヌノヴァさんが登場してくださることに!)
世界が注目する若きヴァイオリニストによる
ラロの名演は必聴です!!

こちらは今日のホール練習から、
プロコフィエフの交響曲第5番!
一音たりとも妥協を許さない、
綿密なリハーサルです☆
打楽器セクションも大活躍!!
洗練されて、流れるように美しく
深い音楽性と果てしないエネルギーに満ちた
リオさんのタクトから紡がれる
プロコフィエフのファンタジーあふれる音楽!
明日の本番が楽しみです☆☆☆

そして、アレクサンドラ・コヌノヴァさんの
ヴァイオリン独奏によるラロの「スペイン交響曲」!
ダイナミックで、太陽のように情熱的で輝かしい
コヌノヴァさんのヴァイオリンは
「スペイン交響曲」にぴったり!!
これは絶対に聴き逃せません☆☆☆
リオ・クオクマンさん指揮&
アレクサンドラ・コヌノヴァさんVn独奏による
「第642回定期演奏会」は、
明日2/14(金)京都コンサートホールにて
午後7時開演です。
開演前の午後6時30分ごろからは
リオさんによる「プレトーク」(英語通訳付)も
開催いたします♪

当日券と学生券は、明日午後6時から、
後半券は開演後から休憩終了後まで発売予定で、
今のところ全席種S、A、B、P 席に
残席がございます。

愛あふれるバレンタインデーの夜は
大切な方とごいっしょに、ぜひとも
京響のドラマティックな音楽に酔いしれてみませんか?
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております^0^)!!
■「第642回定期演奏会」公演詳細