新しい年を迎え、早くも2週間。松の内も過ぎ、みなさまお忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。本年も京響は、みなさまにたくさんの素晴らしい音楽をお届けできるよう、邁進してまいります!
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、そんな2019年最初の自主公演は毎年恒例「ニューイヤーコンサート」
今年は常任首席客演指揮者の高関健さんの指揮で、ウインナ・ワルツ、ポルカの名作たちをお贈りいたしました。
こちらはリハーサルの様子
今回は古典配置でお贈りいたしました
そして今回はニューイヤーコンサートということでステージには美しいお花がずらり!
華やかな会場は本場ウィーンのニューイヤーコンサートを彷彿とさせます。
コンサートは J.シュトラウス2世 の喜歌劇「くるまば草」序曲でスタート
高関さんによる解説をはさみつつ、J.シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウスの名曲たちをお贈りいたしました。
楽曲の背景や特徴をわかりやすく丁寧に、且つちょっぴり面白く解説してくださる高関さん 。ヨーゼフ・シュトラウスのポルカ・マズルカ「おしゃべりな女(ひと)」は女性がおしゃべりをする様子を音楽で表現した曲だそう。「どうやらこの曲の中で一番おしゃべりな楽器は・・・」といったこれから音楽を聴くのが楽しみになるようなポイントも教えてくださいます。
後半は京都市少年合唱団との共演によるワルツ「美しく青きドナウ」から
京都市少年合唱団のみなさんの澄んだ歌声は、まさに「美しく青きドナウ」にぴったり。オーケストラのみのバージョンがよく演奏会などで取り上げられるこの曲ですが、合唱団の皆さんの素晴らしい歌声とともに聴くと、格別に優雅な空気がながれます。
続く 「芸術家のカドリーユ」は、 メンデルスゾーンの「結婚行進曲」やモーツァルトの交響曲第40番など 、 作曲された当時ウィーンで人気のあった曲の旋律が紡がれた曲。まさに”おいしいとこどり”の盛りだくさんな曲で新年にふさわしい楽しい空気をお届けいたしました。
アンコールにはJ.シュトラウス2世のポルカ「百発百中」、「皇帝円舞曲」そして、本場ウィーンのニューイヤーコンサートのアンコール曲としてもおなじみの、J.シュトラウス1世「ラデツキー行進曲」もお贈りいたしました!
「ラデツキー行進曲」では京都市少年合唱団のみなさんも手拍子で共演!華やかで心躍るコンサートとなりました。ご来場くださいましたみなさま、誠にありがとうございました。
こちらは終演後♪
笑顔が素敵な高関さん
ニューイヤーコンサートということでカラードレス着用の女性陣!
みなさんお美しいです
さてそんな京響、次回の自主公演は
「第630回定期演奏会」
2019年1月19日(土)14:30開演
2019年1月20日(日)14:30開演
出演: マルク・アンドレーエ(指揮)
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
曲目: ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15
ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲「展覧会の絵」
ドイツ正統派ピアニズムの名手オピッツのブラームス&
名匠アンドレーエによる「展覧会の絵」をお贈りいたします。
名演必至の「第630回定期演奏会」をぜひお聴き逃しなく!