明日と明後日はアクセルロッド指揮「第641回定期演奏会」

今日の京響は、明日1/18(土)と明後日1/19(日)開催
「第641回定期演奏会」のホール練習でした。
今回の定期の指揮は、4月から首席客演指揮者として
京響指揮者陣に加わってくださる
ジョン・アクセルロッドさん!

アクセルロッドさんは1966年ヒューストン生まれ。
現在スペイン王立セビリア響音楽監督&
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響首席客演指揮者として
活躍されているだけでなく、
世界の主要オーケストラを指揮して
幅広いレパートリーとカリスマ性で
世界中の聴衆を魅了している注目の俊英です。

京響へは2009年の初登場から客演を重ね、
5度目の登場となる今回は「戦争」をテーマに、
今年生誕250年ベートーヴェンの
「アテネの廃墟」序曲、
フルートの名手アンドレアス・ブラウさんを
独奏にお迎えしたバーンスタイン「ハリル」、
そして、ショスタコーヴィチが包囲戦下で
故郷レニングラードと市民のために書いたという大曲、
交響曲第7番「レニングラード」で、
真冬の寒さを吹き飛ばすかのような
熱いプログラムをお聴きいただきます☆
こちらは今日のホール練習から。
ショスタコーヴィチの「レニングラード」!
大編成のオーケストラが奏でる究極のサウンドは
重厚かつダイナミックで、とにかく圧倒されます!!
マエストロ・アクセルロッドの
知的で情熱的なタクトも絶好調~!!
金管楽器のバンダも大活躍して
超立体的なショスタコーヴィチの世界が大展開!
この感動は、生演奏でしか味わえません!!

そしてこちらは、ベートーヴェン「アテネの廃墟」序曲。
「アテネの廃墟」といえば「トルコ行進曲」が有名ですが、
今回お聴きいただく序曲もとても美しく端正な作品で
ベートーヴェンの傑作のひとつです♪
そしてこちらは、アンドレアス・ブラウさんのソロによる
バーンスタイン「ハリル」。
「ハリル」とは “フルート”を意味するヘブライ語とのこと。
1973年に戦死したイスラエルの
若きフルーティストに捧げられた曲で、
「独奏フルートと弦楽オーケストラ、
打楽器のためのノクターン」という副題を持ち、
打楽器も大活躍!
ソロのアンドレアス・ブラウさんは
1969~2015年までベルリン・フィルの
ソロ・フルート奏者を務められた、
まさにフルートの巨匠!!
この作品の持つ奥深い感情を
豊かな響きのフルートで奏でてくださいます。
短い曲ですが、本当に心に響く作品です。
これを聴かないと、絶対に後悔しますよ!!
ジョン・アクセルロッドさん指揮による
「第641回定期演奏会」は、
明日1/18(土)&明後日1/19(日)
京都コンサートホールにて
いずれも午後2時30分開演です。
開演前の午後2時ごろからは
アクセルロッドさんによる
「プレトーク」(英語通訳付)も開催いたします。

当日券と学生券は両日とも午後1時30分から、
後半券は開演後から休憩終了後まで発売予定で、
今のところS、A、B、P 席に残席がございますので、
どうぞ絶対にお聴き逃しなく!!!
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております!

【京響第641回定期演奏会】
■1/18(土)公演→  
■1/19(日)公演→