完売御礼!京響=スダーンの「第九コンサート」

昨日と今日の京響は年末恒例
「第九コンサート」の本番でした。
今年の「第九」は、東京交響楽団桂冠指揮者で、
オーケストラ・アンサンブル金沢の
首席客演指揮者も務めていらっしゃる
名匠ユベール・スダーンさんが指揮に登場。
チケットは両日とも完売御礼~♪
年末のお忙しい時期にもかかわらず、
2日にわたってご来場くださった
たくさんの皆さまに心から感謝申し上げます!!

こちらは12/26のホール練習から。
「第九」の前にお聴きいただく
華麗なるメンデルスゾーンの「静かな海と楽しい航海」♪
こちらはベートーヴェン「第九」。
スダーンさんのダイナミックなタクトで、
ソプラノ吉田珠代さん、アルト八木寿子さん、
テノール清水徹太郎さん、バリトン近藤圭さん
という素晴らしい独唱の皆さま&京響コーラスが
京響の演奏とともに熱唱!

そして、いよいよ本番!
(今回は開演とともにコーラスも入場♪)
まず「第九」をお聴きいただく前に、
今年生誕210年のメンデルスゾーンが
ゲーテの「静かな海」と「楽しい航海」という
2つの詩をもとに作曲した演奏会序曲
「静かな海と楽しい航海」を。
「音の風景画家」と呼ばれる
メンデルスゾーンならではの情景描写と
抒情性あふれる美しい旋律に富んだ名曲です☆
続いて、いよいよ年末恒例
ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」!

混沌から緊張を高めて、力強く構築される第1楽章。
ティンパニが大活躍する、快活で躍動的な第2楽章。
深い安らぎと歌に満ちた、心の奥まで響きわたる第3楽章。
そして第4楽章。激しいトゥッティで幕を開け、
すぐに低弦のレチタティーヴォが続きます。
「おお友よ、こんな音ではない!」
と歌うバリトン独唱の近藤圭さん。
打楽器の伴奏による行進曲で
「喜べ、天上なる方の太陽が」と歌う
テノール独唱の清水徹太郎さん。
(以上、歌詞はプログラム掲載の
三ヶ尻正さんによる対訳より転載)
マエストロ・スダーンの壮大なる指揮のもと、
ソプラノ吉田珠代さん、アルト八木寿子さん、
テノール清水徹太郎さん、バリトン近藤圭さん、
そして京響コーラスの皆さんとともに、
京響メンバーが2019年のフィナーレにふさわしい
感動あふれる「歓喜の歌」の大熱演をお贈りし、
今年も充実した仕事納めとなりました!!
最後に、福井ご出身のお二人、
ソプラノの吉田珠代さんと
京響ヴァイオリン奏者の松谷由美さん!!
(お二人とも福井が生んだ宝です☆)
さらにこちら、ユベール・スダーンさんと、
ソプラノ吉田珠代さん、アルト八木寿子さん、
テノール清水徹太郎さん、バリトン近藤圭さん、
そして、合唱指揮の浅井隆仁さん
(浅井さん、今年は合唱に加わって
本番で一緒に歌ってくださいました~☆)
のステキな笑顔で、2019年のブログを
締めくくらせていただきたいと思います♪
最高級の「第九」を聴かせてくださいました
ユベール・スダーンさん、
吉田珠代さん、八木寿子さん、
清水徹太郎さん、近藤圭さん、浅井隆仁さん、
京響コーラスの皆さん、京響メンバーにブラボー☆☆☆

さて、年明け最初の京響自主公演は
1/12開催「ニューイヤーコンサート」です。
ドイツ期待の新鋭クレメンス・シュルトさん指揮による
オール・シューマン・プログラムで、
「ゲノヴェーヴァ」序曲、交響曲第3番「ライン」のほか、
若き実力派ピアニスト岡田奏さんを独奏に迎える
ピアノ協奏曲にもご期待ください!
チケットはS、A、B席が発売中ですので(P席は売切!)、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪
【京響ニューイヤーコンサート公演詳細 2020.1/12(日)】→
今年も1年間、京響をたくさん応援してくださり、
本当にありがとうございました!
来年は新指揮者体制のもと、
より多くの皆さまへ
あらゆるクラシック音楽の感動を
お届けいたしますので、
引き続き温かいご支援を
どうぞよろしくお願いいたします!!
それでは皆さま、よいお年を♪