京響=広上の「みんなのコンサート2019」!

昨日と今日の京響は「みんなのコンサート2019
~心躍る!ダンスとオーケストラ」の本番でした。
我らが常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー
広上淳一さんの指揮と、α-Station(FM京都)の
人気DJ川原ちかよさんの司会とともに、
アンダーソンの「舞踏会の美女」、
チャイコフスキーの「白鳥の湖」から、
ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」から「ワルツ」、
サン=サーンスの交響詩「死の舞踏」、
アンダーソンの「フィドル・ファドル」と
「ジャズ・ピツィカート」、
ドビュッシーの「子供の領分」から
「ゴリウォーグのケークウォーク」、
スメタナの「売られた花嫁」3つの舞曲から「道化師の踊り」
という、思わずダンスしたくなるような
ウキウキのクラシックの名曲を集めた
盛りだくさんなプログラムをお楽しみいただきました☆
会場は、昨日8/10は京都市西文化会館ウエスティ、
今日8/11は京都市右京ふれあい文化会館で、
右京ふれあい文化会館公演は完売御礼~♪
猛暑にもかかわらず、ご来場くださいました
たくさんの皆さま、どうもありがとうございました!!
こちらは本番から。
まずはアンダーソン「舞踏会の美女」で軽やかにスタート!
川原ちかよさんのすてきな司会に導かれて、
チャイコフスキーのバレエ音楽の傑作
「白鳥の湖」から「スペインの踊り」「ナポリの踊り」
「ハンガリーの踊り」「マズルカ」の4曲を。
首席トランペット奏者ハラルド・ナエスさんの
コルネット独奏がカッコイイ「ナポリの踊り」!
ナエスさんのソロにブラボー☆☆☆
そして、フィギュアスケートの音楽として有名な
ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」のワルツ!
休憩をはさんで後半は、
広上淳一さんと川原ちかよさんの
楽しいトークでスタート☆
後半1曲目のサン=サーンス「死の舞踏」は、
ダンス…とはいってもちょっと怖い
ガイコツや死神の踊り!
コンサートマスター泉原隆志さんが
E線を半音下げて調弦を変えた
ヴァイオリンで不気味な音程を響かせて
死神を表現します!
(泉原さんは、普通のヴァイオリンと
調弦を変えたヴァイオリンを持ち替えで演奏します♪)
コンサートマスター泉原隆志さんのソロにブラボー☆☆☆
再びアンダーソンの作品から、
自由奔放な「フィドル・ファドル」と
弦楽器のピツィカートのみで演奏される
おしゃれな曲「ジャズ・ピツィカート」。
そして、ドビュッシーが愛する娘のために作曲した
「子供の領分」から「ゴリウォーグのケークウォーク」。
せかせか動く機械仕掛けの人形の踊りをあらわす
独特なリズムが特徴的な作品で、
広上さんもノリノリで思わずジャンプ!!

最後にスメタナの歌劇「売られた花嫁」の3つの舞曲から、
第3幕で旅芸人たちが踊りを披露する場面の
華やかな曲「道化師の踊り」を!
たくさんの拍手におこたえして
アンコールはJ.シュトラウス2世の
「チクタク・ポルカ」をお届けし、
今年度の「みんなのコンサート」を
大盛況で締めくくることができました~☆
終演後のアンケートでは
「地域の身近なホールで本格的な演奏を聴くことができ、
すばらしさを再認識しました」(50歳代女性)
「毎年この時期(夏休み中で子どもと一緒に来やすい)に
近場で安価で良い演奏を聴けてとてもうれしいです。
暑い中、メンバーのみなさん、ありがとう!」(40歳代女性)
「しのぶとうがとてもかっこよくて、
バイオリンのもちかえやはやいところが
とてもよかったです。またききにきます」(10歳以下女子)
「親しみやすい曲ばかりで、とても楽しかったです。
ありがとうございます。広上さんの指揮は
見ているだけでも楽しいです!!」(60歳代女性)
「小3と小1の娘たちと聴きにきました。
小1の娘ははじまってすぐ“すごい”と言っていました。
初めてのオーケストラの演奏が思っていたよりも
とても良かったそうです。私も久しぶりに
素晴らしい音楽が聴けてとてもリフレッシュできました。
他の公演も聴きに行きたいと思います」(30歳代女性)
「楽しかったです。高齢の母はコンサートホール
まで行くのも難しくなり、こんなに近くで本格的な
演奏が楽しめてよろこんでいます」(50歳代女性)
「広上さんの指揮でないと、子どもがオーケストラ
に行きたがりません。これからもずーーっと京都に
いてください!」(30歳代女性) などなど、
たくさんの温かいメッセージをいただきました。
どうもありがとうございました!!
こちらは終演後の広上淳一さんと川原ちかよさんです。
楽しいコンサートをどうもありがとうございました☆
そして、今年度も京都市内の各文化会館での
「みんなのコンサート」にご来場くださいました
たくさんの皆さま、本当にありがとうございました!!
また来年度の「みんなのコンサート」にもご期待くださいね!!
そして、京都コンサートホールでの京響の公演へも
ご来場をお待ち申し上げております♪
さて、次回の京響自主公演は8/25(日)開催の
「第637回定期演奏会」です。
世界最高峰と称えられるスウェーデン放送合唱団
(京響も11月に共演します!)で、2007-17年まで
音楽監督を務めた合唱音楽のエキスパート、
ペーター・ダイクストラさんの指揮のもと、
ソプラノ盛田麻央さん、テノール櫻田亮さん、
バス青山貴さん、そして京響コーラスとの共演で、
ハイドンのオラトリオ「天地創造」をお贈りします。
チケットは、京都コンサートホールほかで
絶賛発売中ですので(P席は売切!)
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪
■8/25「第637回定期演奏会」公演詳細→