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2025年4月現在 (◎首席奏者 ○副首席奏者)
コンサートマスター
(2009年入団)
東京で生まれる。桐朋女子高校音楽科(共学)ヴァイオリン科首席で卒業。桐朋学園大学ソリストディプロマコース修了、ディプロム取得。その後、ブリュッセル王立音楽院に留学。ロームミュージックファンデーション、文化庁芸術家在外研修員として更に研鑽を重ね、ハンブルグ国立音楽大学大学院を首席で卒業しディプロム取得。
これまでにアンナ・ペレック、原田幸一郎、イゴール・オイストラフ、ピョートル・モンティアヌの各氏に師事。
法然院「室内楽の夕べ」シリーズやアンサンブル・ベガにゲスト出演。「メリメロアンサンブル」「アンサンブル・カメラート」「トリオ・スペリオール」を自ら結成し、ソロ活動のみならず、室内楽奏者としても注目を浴びている。
東京交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー交響楽団、など主要オーケストラの客演コンサートマスター、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーを務める。
現在は京都市交響楽団のコンサートマスター、 京都市立芸術大学非常勤講師。2012年京都市芸術新人賞を受賞。2019年京都府文化賞奨励賞を受賞。
コンサートマスター
桐朋学園女子高等学校、桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。在学中よりヴァイオリン、ヴィオラ奏者としてソリスト、室内楽、コンサートマスターとして演奏活動を始める。
86年、大学卒業と同時に22歳で新日本フィルのコンサートマスターに就任し楽壇デビュー。現在は新日本フィルの桂冠名誉コンサートマスター、九州交響楽団の桂冠コンサートマスター、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団のコンサートマスター、京都市交響楽団の特別名誉友情コンサートマスターをつとめている。
指揮者・小澤征爾との30年に渡る信頼関係から、サイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管でもコンサートマスターを務めている。
また、近年ではコルンゴルト、三善晃、バルトークなど、近現代の協奏曲のソリストとしてもオーケストラの定期演奏会に出演。16年のデビュー30周年にはチェンバロの中野振一郎とバロックのレパートリーによる演奏会を開催して好評を博した。また17年と18年の2年に渡りモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲演奏を指揮者無しの弾き振りで大阪交響楽団と共演。その演奏はライブレコーディングでCD化されている。さらに19年には結成20周年を迎えたアルティ弦楽四重奏団の演奏会や、ピアノフォルテと演奏したベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全曲演奏など、関西を拠点にした新たな活動に注目が集まっている。19年11月にはバッハのヴァイオリン全作品を3回に分けて演奏するコンサートを京都で開催し、その成果により第29回青山音楽賞
青山賞を受賞した。また、京都市立芸術大学、小澤征爾音楽塾、アルカスSASEBOのジュニアオーケストラの指導など、教育活動にも力を入れている。
CDはポニーキャニオンやオクタビアレコードからリリース。室内楽のCDも海外レーベルも含め多数リリースされている。
91年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。平成25年度兵庫県文化賞受賞。京都市立芸術大学教授、桐朋学園大学および大学院講師。
ソロコンサートマスター
国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈フィルの顔”として現在までその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜市文化芸術奨励賞を受賞。幅広いレパートリーを誇り神奈川フィル他各地のオーケストラと協奏曲やリサイタルを行いソリストとしての顔を持つ。YAMATO S.Q、トリオ“Bee”のメンバーとしても精力的に活動。2014年より自身が主宰とする男性ばかりの弦楽合奏団“石田組”の活動を開始し昨年NHK-FM、BSプレミアムでも放送され大きな反響を呼んだ。録音も多く2016年発『石田泰尚/LIVE』、2017年発売の『ALL BRAHMS LIVE』はレコード芸術紙上で準特選、石田組デビューアルバム『THE石田組』は特選盤の評価を得た。2018年「音楽の友」4月号「クラシック音楽ベストテン」において4部門にランクインされた。使用楽器は1690年製G.Tononi、1726年製M.Goffriller。
ソロコンサートマスター
1990年生まれ。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース在学中に第81回日本音楽コンクール第1位、併せて全部門で最も印象に残った演奏に贈られる増沢賞、レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞を受賞。第6回ルーマニア国際音楽コンクール全部門最優秀賞。ルーマニア国内4都市にてリサイタルツアーを行う。秋吉台音楽コンクール室内楽部門(2014年)、弦楽器部門(2018年)ともに第1位。ほか多数優勝、入賞。ソリストとしてルーマニア国立ラジオオーケストラ、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団などと共演を重ねる。宮崎国際音楽祭、サイトウキネンオーケストラに毎年参加。CHANEL
Pygmalion Days 2014アーティスト。
2010年より11年連続で小澤国際室内楽アカデミー奥志賀に参加し、弦楽合奏では小澤征爾氏指揮のもとソリストやコンサートマスターを務める。NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」などに出演。これまでに岩澤麻子、鷲見健彰、徳永二男の各氏に、室内楽を小澤征爾、原田禎夫、川本嘉子、ジュリアン・ズルマンの各氏に師事。現在、京都市交響楽団ソロコンサートマスター、札幌交響楽団コンサートマスターを兼任。
アシスタントコンサートマスター
(2009年入団)