11月も中盤、紅葉真っ盛りで、冬が駆け足で近づいているのを感じられる京都です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日の京響は「第629回定期演奏会」(11/17&11/18開催)のホールリハーサルが行われました!

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指揮は、日本フィル桂冠指揮者兼芸術顧問で、ロシアを代表する指揮者アレクサンドル・ラザレフさん。2012年の「第562回定期演奏会」以来の京響再登場となる巨匠ラザレフさんが今回取り上げるのは、グラズノフ:バレエ音楽「四季」と、ボロディン:交響曲第2番 というロシアの名曲たちです。

「四季」は、チャイコフスキーの三大バレエ(「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」)の振付家マリウス・プティパの委嘱によって、グラズノフが作曲したバレエ作品。バレエ音楽といっても、この「四季」には一貫した物語は存在せず、ロシアの四季折々の風景や動植物がバレエの世界で表現される作品です。

寒く、厳しい冬から始まり、実り豊かな豊饒の秋で終わる構成でロシアの四季の移ろいが表情豊かに描かれたこの作品。リハーサル中にもマエストロ ラザレフさんが「夏を思い出してください」などと指示されているのが印象的でした。(ただ、昨今の京都の酷暑の夏とは少し違うかも…?)
ロシアの人々が四季の移ろいをどのように感じているのか想像しながら聞いてみるのも楽しいかもしれません!

後半お贈りするボロディン「交響曲第2番」は、オペラ「イーゴリ公」(だったん人の踊りなどが有名ですね)の作曲者、ボロディンの大作。ロシアの多種多様な民族音楽のテイストが織り交ぜられ、ロシアの広大な大地を思わせるような、壮大な作品です。

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リハーサル時には、絶対時間厳守!のマエストロ ラザレフさん。まさに“1秒も無駄にしない”緊張感あふれるリハーサルを繰り返して音楽を作り上げていきます。

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巨匠ラザレフさんの指揮に導かれるロシアの名曲たちをぜひ、お聴き逃しなく!

京都市交響楽団「第629回定期演奏会」は11/17(土)、11/18(日)の2回公演!当日券・学生券も発売予定です。たくさんのみなさまのご来場、お待ちしております。

\2回公演/
2018年11月17日(土)
2018年11月18日(日) 
京都コンサートホール・大ホール
14:30 開演(13:30会場)*14:00より指揮者によるプレトークあり
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
曲目:グラズノフ:バレエ音楽「四季」op.67
   ボロディン:交響曲第2番ロ短調
URL: 17日公演 18日公演

当日券&学生券(要・学生証提示)は 1:30pmから
後半券は開演後から休憩終了まで
京都コンサートホール・チケットカウンターにて発売

当日券:S¥5,000 A¥4,500 B¥3,500 P¥2,000
学生券:S¥2,000 A¥1,500 B¥1,000 ※学生券は、席種は選べますが、座席指定はできません
後半券:S¥2,000 A¥1,500 B¥1,000