残暑厳しい京都ですが、今日の京響は【第626回定期演奏会】でした!

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常任首席客演指揮者・高関健さん指揮の今回は、
ブリテン:戦争レクイエム op.66

20世紀イギリスを代表する作曲家ブリテンが1961年に完成させた「戦争レクイエム」

大小2群のオーケストラ、ソプラノ独唱、テノール独唱、バリトン独唱、
混声合唱と児童合唱という大編成による楽曲
6つの楽章から構成され、演奏時間は約90分という大曲です!

今回は
ソプラノ独唱に木下美穂子さん
テノール独唱に小原啓楼さん
バリトン独唱に大西宇宙さん
をお迎えしてお贈りいたしました♪

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実は、今回が 京響初の挑戦  京響主催初の挑戦 というこの曲
(京響初ではなく、京響主催では初の挑戦、でした。失礼いたしました。)
ホールリハーサルもいつもに増して入念に行われました

こちらはリハーサル中の様子です

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① 大オーケストラ/ソプラノ独唱/混声合唱が歌うラテン語による典礼文
② 小オーケストラ/テノール独唱/バリトン独唱が歌う英詩人オーウェンの英語の反戦詩
③ 児童合唱団がオルガン伴奏を伴って歌うラテン語による典礼文
この3つが絡み合って展開されるこの作品

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↑指揮者を取り囲んで配置されているのが②小オーケストラ/テノール独唱/バリトン独唱 

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↑この②グループのみでリハーサルをするとこのような感じです

この小オーケストラを取り囲むように配置されるのが
①大オーケストラ/ソプラノ独唱/混声合唱

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ソプラノ独唱/混声合唱はポディウム席に!

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そして③児童合唱団はなんと客席後方三階席に配置されました

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歌声が空から降り注ぐようです♪

そして本番!
レクイエムということで合唱団も黒の衣装で統一★

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テノール独唱&バリトン独唱は小オーケストラとともに

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ソプラノ独唱は混声合唱と大オーケストラとともに

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お互いが絡み合いダイナミックに展開していく圧巻の舞台となりました!

ご来場くださいました皆様、ありがとうございました


こちらは終演後、ソリストのみなさまと♪

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左からテノール小原さん、指揮高関さん、ソプラノ木下さん、
バリトン大西さん、京響コーラス合唱指揮の浅井さん

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左 京響コーラス合唱指揮 浅井さん
右 京都市少年合唱団指揮 津幡さん

皆様ありがとうございました!



さて、そんな京響、次の自主公演は

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 オーケストラ・ディスカバリー2018       
 第2回「オーケストラ・スペクタクル」
┿━━━━━━━━━━━━━━━◇◆┿
 日時:2018年9月9日(日)14:30 開演
 会場名:京都コンサートホール・大ホール
 出演者:広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
     トーマス・エンコ(ピアノ)
     ロザン(ナビゲーター)
 曲目等:ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲
     J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番第2曲「アリア」)
     ビゼー:「アルルの女」第2組曲から「メヌエット」 
     グリーグ:「ペール・ギュント」組曲第1番から「山の魔王の宮殿にて」 
     ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)から
               「カッチェイ王の魔の踊り」
     ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
     チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 第4楽章

 大人気のオーケストラディスカバリーシリーズ。
 第2回は広上淳一さん指揮「オーケストラ・スペクタクル」
 これぞオーケストラという大迫力のサウンドを
 名曲とともに楽しんでいただける内容となっております!

 指定席1回券は完売!自由席1回券は発売中です!
 (シリーズ通し券は完売しました)

 たくさんの皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております☆