今日の京響は「第569回定期演奏会」の本番でした。

指揮は、まだ30歳代の若さあふれる指揮者、
ユージン・ツィガーンさん!
名曲中の名曲、チャイコフスキーの「悲愴」交響曲をメインに、
メンデルスゾーンのめずらしい序曲と
ベートーヴェン中期の傑作、交響曲第8番とともに
交響曲の醍醐味をじっくり&たっぷり味わっていただきました☆

チケットは、先月の定期演奏会に引き続き、
完売御礼で大入袋が出ました~♪
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こちらは練習風景から。
今回は、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが
下手と上手に分かれて向かい合う
「対向配置」という楽器配置での演奏です。
弦楽器の響きがステレオ効果で楽しめます☆
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本番前の「プレトーク」では、
ツィガーンさんが流暢な日本語で今日のプログラムについて
興味深いお話をお聴かせくださいました。
ツィガーンさん、実はお母さまが日本人でいらっしゃるので、
日本語もお上手。言葉も音楽も自由に操ることができるという
たくさんの才能に恵まれて、本当にステキですね~!
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「プレトーク」ではお話になられなかったのですが、
今日1曲目に演奏したメンデルスゾーンの序曲のタイトルになっている
「メルジーネ」は、なんと某コーヒーチェーン店の
デザインロゴになっている美女なのだと、
ツィガーンさんがおっしゃっていましたよ♪

前半のベートーヴェン。
小さめの編成でキリリと引き締まり、
生き生きとしたとてもさわやかなベートーヴェンです。
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そして後半、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。
作曲家がナゾの死を遂げる数日前に作曲されたという、
まさにドラマティックな交響曲です。
(死を意識して作曲されたものではない、と
ツィガーンさんが「プレトーク」でおっしゃっていましたが、
やはり死のイメージを感じてしまいます・・・)
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ツィガーンさんのエネルギッシュで明確な指揮のもと、
京響全体が濃密に響き合って、
得も言われぬチャイコフスキーの世界の深淵へといざないます。
若きマエストロによる「悲愴」は
巨匠の演奏にも劣らない緊迫感があって、
激しく変わる音のダイナミクスにより
作曲家の苦悩と絶望を見事に表現していたと思います。
チャイコフスキーの人生を締めくくるかのような終楽章は、
まさに「悲愴」そのもの。
最後の一音が消え入るまで、会場は息をのむような静寂に包まれ、
そのあとには嵐のような拍手が!

感動的な熱演を聴かせてくれた
ツィガーンさんと京響メンバーにブラボー!!
そして、猛暑にもかかわらずご来場くださった
たくさんの皆さまに心から感謝申し上げます!!

最後に、終演後のツィガーンさん&コンサートマスター渡邊穣さんの
すてきな笑顔です!
ツィガーンさん、またぜひ京響に客演してくださるとよいですね♪
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次回の京響自主公演は、
6/23開催「オーケストラ・ディスカバリー2013」第1回です。
「アンサンブル&オーケストラ」をテーマに、
沼尻竜典さんの指揮&チェンバロのもと、
元イ・ムジチ合奏団コンサートマスター、
フェデリコ・アゴスティーニさんも
ヴィヴァルディ「四季」で共演します。
開演前1:15PMからは、ホール・ホワイエにて
沼尻さんと京響メンバーのアンサンブルによる
ミニ・コンサートもございますので、
ご家族そろってのご来場を心から楽しみにしております♪