今日、京響?

2018/12/29カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演終了!特別演奏会「第九コンサート」
寒波到来、ちらちらと雪が舞う京都・北山の京都コンサートホールです。
そんな寒さにも負けず、昨日、一昨日の京響は特別演奏会「第九コンサート」でした

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27日、28日両日ともにチケットは完売!
年末のお忙しい中、とてもたくさんの皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました

年末恒例の「第九コンサート」
今年は、指揮に常任首席客演指揮者の下野竜也さん
ソリストには、吉原圭子さん(ソプラノ)、小林由佳さん(メゾソプラノ)、
小原 啓楼さん(テノール)※、宮本益光さん(バリトン)をお迎えしてお贈りいたしました。
※当初出演を予定しておりました、吉田浩之さんが健康上の理由により、出演することができなくなり、小原 啓楼さんにご出演いただきました

前プロにはシェーンベルクの「ワルシャワの生き残り」をお届けいたしました。

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第二次世界大戦のホロコーストの惨劇を強烈に描いたこの作品
シュプレッヒシュティンメ(語るような歌唱法)で歌われる語りによるその物語は
あまりに痛烈で衝撃的な内容です。
今回はその詩の内容をお伝えするべく、字幕付きでの演奏でお贈りいたしました!

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語りはバリトン歌手の宮本益光さんです。

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男声合唱団による合唱が入る場面のドラマティックな響きもとても印象的なこの曲
深淵な空気に会場が包まれ、「第九」に向かいます。

冒頭より重厚な響きで会場を包み込む「第九」
この曲を聴かなければ年を越せない!という方も多いのではないででしょうか
京響コーラスの皆様とともに圧巻の舞台です!

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今回は「ワルシャワの生き残り」に続いて「第九」も字幕付きでお贈りいたしました。
改めて歌詞を見るとその壮大さがより深く感じられる「歓喜の歌」です

誰もが知るこの曲の魅力を再発見していただけたら、との思いで
京響も大熱演!

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ソリストの皆様の素晴らしい歌声に導かれ、京響コーラスも渾身の熱唱です!

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下野さんのタクトに導かれて、会場一丸となってフィニッシュ!
ドラマティックなこのラストに盛大な拍手をいただいて終演となりました。
ご来場いただきました皆様、重ねて御礼申し上げます

こちらは終演後、下野さん&ソリストの皆様の素敵な笑顔です

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最後になりますが、今年も1年、京響をたくさん応援してくださり、
本当にありがとうございました。
来年もより多くの皆さまへ、あらゆるクラシック音楽の感動をお届けするべく
邁進してまいります!引き続き温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします
それでは皆さま、よいお年をお迎えください

2018/12/24カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演終了!「オーケストラディスカバリー2018 第3回」
2018年も残りわずかとなりました。みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?
さて、昨日の京響は大人気!「オーケストラ・ディスカバリー2018」シリーズ
第3回「ファンタジック!オーケストラ」公演でした!

こどものためのオーケストラ入門として
毎年大人気の「オーケストラ・ディスカバリー」シリーズ!
第3回の今回は「ファンタジック!オーケストラ」と題し、
クリスマスにふさわしいファンタジックな名曲とともに、
アニメーションフィルム「スノーマン」をオーケストラの生演奏でお贈りするという
スペシャルな内容をお贈りいたしました!
指揮は園田隆一郎さん、ナビゲーターはおなじみガレッジセールのお二人です

まずはオーケストラ・ディスカバリー恒例の開演前ロビーイベント
今回は「Meet the musicians! 京響メンバーにきいてみよう!」ということで
お客様から寄せられた様々な質問に京響メンバーが答えてくれるという
これもまたスペシャルな企画をお贈りいたしました

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京響メンバーを代表して登壇してくれたのは、ヴァイオリンの泉原さん、
フルートの上野さん、クラリネットの小谷口さん、トランペットのナエスさん、
打楽器の宅間さん、ハープの松村さんです
そしてそしてなんと本公演の指揮者の園田隆一郎さんも登場してくださいました!

自己紹介では好きな曲や、音楽以外に好きなこと、など
気になるプライベートについてもお話しいただき、会場は大盛り上がりとなりました

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お客様から寄せられた質問に実際に楽器を見せながら答える京響メンバー

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「毎日どれくらい練習しますか?」「旅行に行くときはどうやって練習していますか?」
といった質問から、「どうやったら指揮者になれますか?」
「指揮者が変わると何が変わりますか?」といった少し難しい(?)質問まで、
たくさんの質問にお答えしました
こうして、少しでもオーケストラや京響を身近に感じていただけたら嬉しいです!

そして開演
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から「花のワルツ」で華やかにスタートです
今回は後半に「スノーマン」の上映があるということでステージには大きなスクリーンが!
いつもとちょっと違った京都コンサートホールにワクワクのスタートです

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フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」序曲や、アンダーソンの「舞踏会の美女」など、
音楽を聴いただけで物語が思い浮かぶような素敵な曲を、
園田さんとガレッジセールのお二人による楽しいトークとともにお楽しみいただきました

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続いて京都市少年合唱団の登場!
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージカル」から、
「エーデルワイス」「サウンド・オブ・ミュージック」「ドレミの歌」
を披露していただきました

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美しく澄んだ歌声に会場のみならず京響メンバーからも盛大な拍手が!
まっすぐな歌声にガレッジセールのお二人も大感激
京都市少年合唱団の熱演にブラボー!の前半終了となりました。

続く後半は、お待ちかね、アニメーションフィルム「スノーマン」の上映です。
ステージ後方のプロジェクターに「スノーマン」を上映するため、
いつもとは違った暗い照明の中で演奏する京響です。

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オペラやバレエなどでもたくさん指揮をされている園田さん。
それでも映像に合わせるのはなかなか大変だったそう。
練習でもプロジェクターに「スノーマン」を映写しながら何度も微調整を繰り返している
様子が印象的でした。

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そして、スノーマンと少年が旅にでるシーンで素晴らしいボーイソプラノを
披露してくれたのは、京都市少年合唱団の北岸慶さんでした!

素晴らしい演奏を披露してくれた園田さん×京響×北岸さんにブラボー!

アンコールでは、アンダーソンの「そりすべり」も披露し、クリスマスを前に
まさにファンタジック!なオーケストラの魅力を味わっていただける公演に
なったのではないでしょうか。

ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。

こちらは終演後
指揮の園田さんとガレッジセールのお二人です

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さて、そんな京響、次の自主公演は

特別演奏会「第九コンサート」
年末恒例の第九、今年は下野竜也さん指揮でお贈りいたします♪
チケットは12月27日、28日両日ともに完売です!ありがとうございます。

公演の様子については当ブログでお伝えする予定です
どうぞお楽しみに!

2018/12/03カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演終了!京響プレミアム 岸田繁 交響曲第二番 初演
12月に入り、本格的な冬到来!の京都です。
みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?
京都コンサートホールにはクリスマスツリーも登場!一気に師走の空気が漂います♪

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さて、昨日12/2の京響は「京響プレミアム 岸田繁 交響曲第二番 初演」京都公演!

2016年に行われ、各方面に衝撃を与えた、岸田繁さんの「交響曲第一番」から2年。
岸田さんによる新たな交響曲が、京都コンサートホールで初演を迎えました。

交響曲第一番に引き続き、指揮は広上淳一さんです。
広上さん×京響×岸田さんのタッグにより完成される「交響曲第二番」の初演ということで
各所で話題沸騰!公演前から大注目京響プレミアム京都公演となりました。

公演は岸田さんと広上さんによる曲目解説よりスタート。

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前半は岸田さんの新曲2曲を含む岸田さんセレクトの楽曲をお贈りいたしました。

 前半曲目
 岸田繁:弦楽五重奏のための古風な舞曲『あなたとの旅』(管弦楽版)
 バルトーク:ルーマニアンフォークダンス
 ショスタコーヴィチ(バーチャイ編):室内交響曲Op.83a 第1楽章
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番 第2曲
 岸田繁:オーケストラのための序曲「心の中のウィーン」

岸田さんによると、セレクトのテーマは「フォーク」だそうで、民俗音楽的要素のある楽曲を
中心に構成されました。中にはオーケストラで演奏される機会の少ない楽曲もあり、
普段味わうことのできない京響をご堪能いただける演奏となったのではないでしょうか!
岸田さんによる新曲2曲も含め、非常に盛りだくさんな前半プログラムとなりました。

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休憩をはさんで後半はいよいよ岸田さんによる「交響曲第二番」!
今回の京都公演が初披露ということで、緊張感あふれるスタートです。

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今回の「交響曲第二番」は完成までに何度もリハーサルを重ね、広上さん、
京響メンバー、岸田さんによる入念な確認が行われました。

こちらはリハーサルの様子です

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広上さん、京響メンバーと譜面を見ながら確認する岸田さん

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岸田さん、広上さん、リハーサル時に使用した鍵盤ハーモニカ片手にポーズ!

そして今日、この京都コンサートホールで、会場も一丸となって、
「交響曲第二番」を完成させていきます。

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一音一音丁寧に新しい音楽を紡いでいく、広上さん×京響
ダイナミックな最終楽章終了とともに感動のフィニッシュです!

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盛大な拍手をいただき、大成功の初演となりました。
ご来場くださいましたみなさま、誠にありがとうございました!


そんな「京響プレミアム 岸田繁 交響曲第二番 初演」は、
名古屋公演(12/4)、東京公演(3/30)と続きます!
名古屋のみなさま、東京のみなさま、
たくさんの皆様のご来場お待ち申し上げております。


京響プレミアム 岸田繁 交響曲第二番 初演

名古屋公演
2018年12月4日(火)7:00pm 開演
会場:愛知県芸術劇場コンサートホール
広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
岸田 繁(作曲)
公演詳細

東京公演
日時:2019年3月30日(土)6:00pm 開演
会場:東京オペラシティ・コンサートホール
広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
岸田 繁(作曲)
公演詳細


2018/11/18カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演終了!アレクサンドル・ラザレフ指揮「第629回定期演奏会」
昨日、今日の京響は「第629回定期演奏会」でした!

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日本フィル桂冠指揮者兼芸術顧問のアレクサンドル・ラザレフさんを指揮にお迎えしてお贈りした今回の第629回定期演奏会。グラズノフ:バレエ音楽「四季」op.67とボロディン:交響曲第2番ロ短調というロシア音楽をご堪能いただけるプログラムをお贈りいたしました。

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開演前のプレトークでは、
「今回取り上げる二人の作曲家はともにアレクサンドルという苗字を持っていますが、(アレクサンドル・グラズノフ、アレクサンドル・ボロディン)アレクサンドルという苗字は19世紀ロシアの皇帝の名前です。そして、実は私の苗字も同じくアレクサンドルです。秘密ですよ。」とロシアンジョークで会場の空気を和ませてくれたラザレフさん。ボロディンの作品の魅力や、グラズノフのバレエ音楽「四季」の 冬→春→夏→秋 と進む構成についてお話しいただきました。

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そして開演!グラズノフ「四季」の、冷たい風が吹くような寒さを連想させる「冬」からスタート!
「冬」でありながらもバレエ音楽らしく、どの曲もまさにバレエダンサーが躍る姿が目に浮かぶ、軽やかで華やかな響きです。
そして、ハープの美しい音色とともに「春」が訪れ、穏やかな「夏」に続きます。

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どこかお祭りらしい雰囲気を感じさせるリズムで幕を開けるのが「秋」です。バレエでは、収穫を祝う盛大なバッカナール(酒宴)の場面だそうです。
随所で「冬」「春」「夏」の旋律が繰り返されながら、締めくくりは華やかに、豊饒を祝う祝祭のアポテオーズでフィニッシュ!

ロシアの気候といえば、長く厳しい冬が思い出されがちですが、その気候だからこそ引き立つ四季の移ろいの美しさが感じられるこの作品。そんなカラフルな魅力を実感いただけるキラキラとした演奏に、大盛況の前半終了です!

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後半はボロディンの交響曲第2番。第1楽章の荘厳な主題から濃厚な後半スタートです。
民族音楽風のリズムや、どこか郷愁のある旋律など、ロシア音楽の魅力がこれでもか!と詰まったこの作品。

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オーケストラとはもちろん、会場とも会話をするかのように音を紡いでいくラザレフさん。
ラザレフさんのタクトに導かれて、京響も、会場のお客様も一緒になって壮大な交響曲の世界が広がっていきます。

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ダイナミックな第4楽章終了とともに会場からは割れんばかりの拍手とブラボーが!

なかなか取り上げられる機会の少ないプログラムでしたが、京響メンバーも、会場も、巨匠ラザレフさんの魅力に取りつかれ、これぞ!というロシア音楽の魅力を存分に堪能できる演奏会となりました。

ご来場くださいましたみなさま、誠にありがとうございました。

さて、そんな京響、次回の自主公演は

京響プレミアム 岸田繁「交響曲第2番」初演

2016年にお贈りした岸田繁さんの「交響曲第1番」に次ぐ新作「交響曲第2番」
ぜひ、みなさま新しい音楽の生まれる場に立ち会ってみませんか?
たくさんのみなさまのご来場お待ちしております!

2018年12月2日(日)16:00開演
京都コンサートホール・大ホール
広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
岸田 繁(作曲)
曲目 岸田繁:交響曲第2番 ほか

2018/11/16カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
明日11/17、明後日11/18は巨匠ラザレフ再登場!「第629回定期演奏会」
11月も中盤、紅葉真っ盛りで、冬が駆け足で近づいているのを感じられる京都です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日の京響は「第629回定期演奏会」(11/17&11/18開催)のホールリハーサルが行われました!

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指揮は、日本フィル桂冠指揮者兼芸術顧問で、ロシアを代表する指揮者アレクサンドル・ラザレフさん。2012年の「第562回定期演奏会」以来の京響再登場となる巨匠ラザレフさんが今回取り上げるのは、グラズノフ:バレエ音楽「四季」と、ボロディン:交響曲第2番 というロシアの名曲たちです。

「四季」は、チャイコフスキーの三大バレエ(「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」)の振付家マリウス・プティパの委嘱によって、グラズノフが作曲したバレエ作品。バレエ音楽といっても、この「四季」には一貫した物語は存在せず、ロシアの四季折々の風景や動植物がバレエの世界で表現される作品です。

寒く、厳しい冬から始まり、実り豊かな豊饒の秋で終わる構成でロシアの四季の移ろいが表情豊かに描かれたこの作品。リハーサル中にもマエストロ ラザレフさんが「夏を思い出してください」などと指示されているのが印象的でした。(ただ、昨今の京都の酷暑の夏とは少し違うかも…?)
ロシアの人々が四季の移ろいをどのように感じているのか想像しながら聞いてみるのも楽しいかもしれません!

後半お贈りするボロディン「交響曲第2番」は、オペラ「イーゴリ公」(だったん人の踊りなどが有名ですね)の作曲者、ボロディンの大作。ロシアの多種多様な民族音楽のテイストが織り交ぜられ、ロシアの広大な大地を思わせるような、壮大な作品です。

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リハーサル時には、絶対時間厳守!のマエストロ ラザレフさん。まさに“1秒も無駄にしない”緊張感あふれるリハーサルを繰り返して音楽を作り上げていきます。

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巨匠ラザレフさんの指揮に導かれるロシアの名曲たちをぜひ、お聴き逃しなく!

京都市交響楽団「第629回定期演奏会」は11/17(土)、11/18(日)の2回公演!当日券・学生券も発売予定です。たくさんのみなさまのご来場、お待ちしております。

\2回公演/
2018年11月17日(土)
2018年11月18日(日) 
京都コンサートホール・大ホール
14:30 開演(13:30会場)*14:00より指揮者によるプレトークあり
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
曲目:グラズノフ:バレエ音楽「四季」op.67
   ボロディン:交響曲第2番ロ短調
URL: 17日公演 18日公演

当日券&学生券(要・学生証提示)は 1:30pmから
後半券は開演後から休憩終了まで
京都コンサートホール・チケットカウンターにて発売

当日券:S¥5,000 A¥4,500 B¥3,500 P¥2,000
学生券:S¥2,000 A¥1,500 B¥1,000 ※学生券は、席種は選べますが、座席指定はできません
後半券:S¥2,000 A¥1,500 B¥1,000
2018/10/12カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演終了!「第628回定期演奏会」
今日の京響は、「第628回定期演奏会」!

指揮にヨエル・レヴィさん、ヴァイオリン独奏にはヴィヴィアン・ハーグナーさんをお迎えしてお贈りした今回の定期演奏会。モーツァルトの交響曲第32番、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、そしてバルトークの管弦楽のための協奏曲という、幅広い年代の名作をご堪能いただきました!

開演前には定期演奏会恒例の指揮者によるプレトークも♪

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登壇すると、なんと「客席から質問を受け付けます、個人的なものでも構いません!」というレヴィさん!「今回の定期演奏会の選曲について」「京響の印象について」といったものから、「レヴィさんの祖国について」といったものまで、会場から寄せられる様々な質問に一つ一つ丁寧にご回答いただきました。
中でも「なぜ指揮者になったのですか」という質問には「いい質問ですね」というレヴィさん。もともとご両親が音楽好きだった影響もあるそうですが、それよりなにか天から降ってきたものに突き動かされたように指揮者になったというレヴィさんのご回答には会場からも感嘆の声が上がっていました。

そして、モーツァルトの交響曲32番で開演!
序曲形式でコンサートの始まりにふさわしい華やかな旋律で会場が包まれます

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続くブラームスのヴァイオリン協奏曲ではヴィヴィアン・ハーグナーさんが登場!
赤のドレスが、オーケストラの黒の衣装の中で映えてとても美しいです♪

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ドレスの赤に象徴されるかのように情熱的な演奏を披露してくださるハーグナーさん。ハーグナーさんのあまりに素敵な演奏に、京響メンバーもより一層の熱演を繰り広げます。明るく、華やかな旋律の第3楽章が終わると会場からはいつもに増して華やかな拍手が!

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アンコールでは、J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番よりアダージョ」も披露してくださいました

後半はバルトークの管弦楽のための協奏曲

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通常、協奏曲というとピアノやヴァイオリンなど特定の楽器の独奏を伴う作品が主ですが、この協奏曲は、オーケストラのそれぞれの楽器をソリストのように扱った協奏曲。(プレトークでレヴィさんからもそのようにお話しがありました♪)

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まさに今の京響をご堪能いただけるドラマティックな演奏に、ダイナミックな最終楽章が終わると同時に会場から割れんばかりの拍手とブラボーが!!!

ご来場くださいましたみなさま、誠にありがとうございました!
こちらは終演後、レヴィさんとハーグナーさんのお写真♪お二人とも素敵な笑顔です

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さて、そんな京響、次回の自主公演は

「第629回定期演奏会」

日本フィル桂冠指揮者兼芸術顧問で、ロシアを代表する世界最強の指揮者アレクサンドル・ラザレフが京響に再登場!グラズノフの「四季」とボロディンの交響曲第2番でロシア音楽の神髄をご堪能ください!

\2回公演/
2018年11月17日(土)
2018年11月18日(日) 
京都コンサートホール・大ホール
14:30 開演(13:30会場)*14:00より指揮者によるプレトークあり
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
曲目:グラズノフ:バレエ音楽「四季」op.67
   ボロディン:交響曲第2番ロ短調
URL: 17日公演 18日公演
2018/10/11カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
明日10/12は「第628回定期演奏会」\当日券&学生券発売します/
日ごとに秋が深まり、朝晩は肌寒さを感じる季節になりました。あいにくの雨が続いている京都ですが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。
さてそんなどんよりしたお天気にも負けず、今日の京響では第628回定期演奏会のホールリハーサルが行われました!

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明日10/12(金)開催の「第628回定期演奏会」は、指揮にヨエル・レヴィさん、ヴァイオリン独奏にヴィヴィアン・ハーグナーさんをお迎えして、モーツァルト:交響曲32番、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、バルトーク:管弦楽のための協奏曲をお贈りいたします!

指揮のレヴィさんはルーマニア生まれ、イスラエル育ち。欧米のオーケストラでの活躍はもとより、現在は韓国KBS響でも音楽監督兼主席指揮者を務める熟練の名指揮者です!

こちらはバルトーク:管弦楽のための協奏曲の練習風景

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レヴィさんの緻密なタクトに導かれ、1音1音コンサートホールでの響きを確認しながらリハーサルが進められていきます。

各楽器がまるでソリストのように扱われ、奏者たちの腕の見せどころがたくさんあるこの曲。それぞれのパートの音や、各楽章の際立つ個性も聴き所です!バルトークの晩年の傑作として名高いこの曲をレヴィさん×京響の熟練の演奏でお聴きいただきますのでぜひお楽しみに!

そしてブラームスの傑作、ヴァイオリン協奏曲で独奏を披露するのはミュンヘン出身のヴィヴィアン・ハーグナーさん。12歳で国際デビューを果たし、以降欧米各地で活躍、知的な音楽性と情熱的な芸術性で高く評価される彼女のブラームスはまさに絶品!情熱的な演奏を存分にご堪能ください!

併せて演奏される序曲形式の交響曲 モーツァルト交響曲32番も含めて名演必至の「第628回定期演奏会」は明日10/12(金)開催!
当日券・学生券は当日18:00より京都コンサートホールチケットカウンターで発売予定です。開演前18:30からは指揮者によるプレトークもございます

みなさまのご来場心よりお待ち申し上げております!

「第628回定期演奏会」
2018年10月12日(金)京都コンサートホール・大ホール
19:00開演(18:00会場)*18:30より指揮者によるプレトークあり
[指揮]ヨエル・レヴィ
[独奏]ヴィヴィアン・ハーグナー(ヴァイオリン)
[曲目]モーツァルト:交響曲第32番ト長調K.318
  ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77
   バルトーク:管弦楽のための協奏曲
[チケット] 
  S¥5,000 A¥4,500 B¥3,500 P¥2,000
  学生券:S¥2,000 A¥1,500 B¥1,000(要学生証提示・18時より発売)
  後半券:S¥2,000 A¥1,500 B¥1,000(開演後から後半開始まで発売)

[URL] 第628回定期演奏会



2018/10/11カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演レポート!京響プレミアムスピンオフ「ラジオタイムス~ことばが結ぶシンフォニー~」
先週 10/5 京響プレミアムスピンオフ「ラジオタイムス~ことばが結ぶシンフォニー~」公演が京都コンサートホールで行われました!その様子をお伝えします

ヴォーカリストの西川貴教さん、作曲家の大島こうすけさんと、広上淳一さん×京響という異色&夢の共演が実現された公演、京響プレミアム スピンオフ「ラジオタイムス~ことばが結ぶシンフォニー~」
「まるでラジオDJのようにクラシックとポップスをミクスチャーさせる一夜限りのセットリスト。自由な発想でお届けする実験的コンサート。」という趣旨のもと、耳馴染みのあるクラシック曲、完全書き下ろしオリジナルの新曲、クラシック曲の今までに無いアレンジ、西川貴教さん楽曲のオーケストラアレンジ版まで、バラエティー溢れる選曲でお贈りいたしました。

なんとステージ上には西川貴教さん、大島こうすけさんによる楽しいトークをお贈りするべく、パーソナリティ席も用意されました!

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公演は今回のラジオタイムスのオープニング用に書き下ろされた楽曲「Timeless Journey」でスタート!

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続く大島さんリクエストの ホルスト:組曲「惑星」木星 は、西川さんのヴォーカルによる「Jupiter」バージョンと、原曲とを続けてお聴きいただくというオーケストラならではの試みが!

西川さんの楽曲「awakening」「Roll The Dice」は大迫力のオーケストラアレンジでお聴きいただきました。オーケストラのサウンドにも負けない西川さんのパワフルなヴォーカルに大興奮のうちに前半終了!

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続く後半は、西川さんリクエストの リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 からスタート。今回は大島さん編曲によるラジオタイムスオリジナルバージョンで、ギタリストの菰口雄矢さんとのセッションが組み込まれたスペシャルな「熊蜂の飛行」をお贈りいたしました。

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続く書き下ろしの新曲「Prisoner」でも素晴らしいギターのプレイを披露してくださった菰口さん。京響メンバーもヒートアップして熱演を繰り広げます!

ヘンデル:歌劇「リナルド」より 私を泣かせてください(涙の流れるままに)のオリジナル日本語バージョンでは、西川さんのしっとりとした歌声が京響の演奏とマッチ!美しい響きでホールが包まれました。

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そして最後の曲は、誰もが1度は聞いたことがあるであろう、モーツァルト:交響曲第25番第1楽章。今回は京響による演奏に続いて、この曲をモチーフにした新曲「インスタント・アンサー」をお贈りいたしました。この「インスタント・アンサー」は、なんと京響が演奏するモーツァルトの交響曲25番のメロディーに、西川さんが全く違うメロディーを重ねて歌うというとても斬新なアレンジ!そんなチャレンジングな曲にも関わらず、完璧にそして情熱的に歌い上げる西川さんに京響メンバーもより一層の熱演を繰り広げます!

まさに「クラシックとポップスをミクスチャー」させた渾身の演奏に会場からは大きな拍手とブラボーが!!!

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アンコールでお贈りした書き下ろし曲「Hikari」も含めて大盛況&スタンディングオベーションをいただいての終演となりました!
西川さん、大島さん、菰口さん、広上さん、そして京響にブラボー!

ご来場くださいました皆さま、誠にありがとうございました。

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そして、今回の公演はもう一つスペシャルなことがありました。
なんと、ニコニコ生放送で生中継していただいていました!

http://live.nicovideo.jp/gate/lv315796732

なんだか京響の演奏が全世界に発信され、画面上でたくさんの視聴者からのコメントに彩られる様子はとても感慨深いものでした…

まさに自由な発想でいろいろなチャレンジをした当公演!
ご来場くださいました皆さま、ご視聴くださいました皆さま、誠にありがとうございました!
2018/09/23カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演終了!準・メルクル指揮「第627回定期演奏会」
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第627回定期演奏会終演いたしました!
指揮に準・メルクルさんをお迎えしてお贈りした今回の定期演奏会。
前半にはワーグナーの歌劇「タンホイザー」より序曲とヴェヌスベルクの音楽、グリーグの「ペール・ギュント」組曲第1番、後半にはブラームスの交響曲第4番という後期ロマン派の空気を存分に味わっていただけるプログラムをお贈りいたしました。

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開演前には準・メルクルさんによるプレトークも行われました♪
それぞれの曲について丁寧な解説を加えてくれるメルクルさん
特にブラームスの交響曲第4番については「人生の苦さのようなものが表現されている曲、ブラームスがそれをどのように受け止め、音楽にぶつけたのか、それをぜひ味わってほしい」とのお話がありました。

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メルクルさんの繊細なタクトによって紡がれる「タンホイザー」序曲からコンサートはスタート。
続くヴェヌスベルクの音楽(バッカナール)はバレエのための曲ということもありとても華やかな旋律が響きます。

すがすがしい旋律の「朝」から始まる、グリーグ「ペールギュント」組曲第1番
CM等でも有名な「山の魔王の宮殿で」の大迫力の演奏で前半終了!

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後半、ブラームスの交響曲第4番
情熱的な演奏に会場からはたくさんのブラボーをいただき、大盛況のうちに終演となりました!

ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。

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こちらは終演後、ゲストコンサートマスターの豊嶋さん、マエストロ メルクルさん、京響 泉原さんです。

さて、そんな京響定期演奏会、次回は10/12開催「第628回定期演奏会」

「第628回定期演奏会」は、欧米はもとより韓国KBS響でも活躍する熟練の名指揮者ヨエル・レヴィさんをお迎えしてお贈りいたします。ブラームスのヴァイオリン協奏曲でソロを披露するのは知的な音楽性と情熱的な芸術性で高く評価されるヴァイオリニスト、ヴィヴィアン・ハーグナーさん。序曲形式によるモーツァルトの交響曲第32番、バルトーク晩年の傑作、管弦楽のための協奏曲とともにお聴きいただきます。

第628回定期演奏会

日時:2018年10月12日(金)19:00開演
会場:京都コンサートホール・大ホール
指揮:ヨエル・レヴィ
独奏:ヴィヴィアン・ハーグナー(ヴァイオリン)
曲目:モーツァルト「交響曲第32番ト長調K.318」
   ブラームス「ヴァイオリン協奏曲ニ長調op77」
   バルトーク「管弦楽のための協奏曲」
入場料:S ¥5,000 A ¥4.500 B ¥3,500 P ¥2,000
公演詳細:URL

チケット絶賛発売中です。
たくさんの皆様のご来場心よりお待ち申し上げております!

2018/09/21カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
準・メルクル指揮「第627回定期演奏会」は明日9/22(土)& 明後日9/23(日・祝)開催 当日券・学生券・後半券発売予定です
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ようやく残暑衰えてまいりました京都です。季節の変わり目でもある時期ですが皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
さて今日の京響は、「第627回定期演奏会」のホールリハーサルが行われました。

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欧米各地の歌劇場やオーケストラで主要なポストを歴任し、日本でもNHK響等への客演や国立音大の招聘教授等として活躍する準・メルクル氏が、満を持して京響に初登場!ワーグナーのオペラ「タンホイザー」から序曲&ヴェヌスベルクの音楽、グリーグの「ペール・ギュント」組曲、そして後半にはブラームスの「交響曲第4番」という後期ロマン派プログラムをお贈りいたします!

こちらは練習中の様子♪
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メルクル氏の繊細なタクトに導かれるブラームスの交響曲第4番
京都コンサートホールにロマン漂う旋律が響きわたります!


「第627回定期演奏会」

 明日9/22(土)と明後日9/23(日・祝)の2回公演
 いずれも14:30開演、場所は京都コンサートホールです

 曲目
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」から序曲、ヴェヌスベルクの音楽(バッカナール)
 グリーグ :「ペール・ギュント」組曲第1番op.46
 ブラームス:交響曲第4番ホ短調op.98

 当日券は、両日とも全席種(S、A、B、P席)残席がございます!
 当日券     S¥5,000 A¥4,500 B¥3,500 P¥2,000
 学生券&後半券 S¥2,000 A¥1,500 B¥1,000
 ※学生券は、席種は選べますが、座席指定はできません。

 当日券と学生券の発売は、両日とも13:30から、
 後半券は開演後から休憩が終わるまで発売の予定です

 両日とも、午後2時ごろからは準・メルクルさんによる「プレトーク」もあります♪

たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております!
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