今日、京響?

2013/02/16カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
ウォルトンを熱演!エイドリアン・リーパー指揮「第565回定期演奏会」!
今日の京響は、「第565回定期演奏会」の本番でした。

イギリスの名指揮者エイドリアン・リーパーさんの指揮で
ストラヴィンスキーの管楽器のための交響曲と
ウォルトンの交響曲第1番、そして
世界的ジャズ・ピアニスト小曽根真さんと
京響首席トランペット奏者ハラルド・ナエスさんのソロで
ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番を
じっくりお聴きいただきました!

朝から北山では、小雪が舞う寒さとなりましたが、
ホールの中は熱く熱く盛り上がりました~!
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開演前の「プレトーク」では、
リーパーさんが今日演奏する作品について、
英語通訳の梶川悦子さんの的確な通訳のもと、
詳しくたくさん語ってくださいました。
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前半、ストラヴィンスキー作品では、
京響自慢の管楽器メンバーの妙技と完璧なアンサンブルに、ブラボー!!
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ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲では、小曽根真さんのピアノが炸裂!
京響とは、今までにもガーシュウィンやモーツァルトのピアノ協奏曲のソロで
何度も共演してくださっている小曽根さんですが、
今回のショスタコーヴィチでは、今までとはひと味違った
新たな小曽根ワールドを聴かせてくださいました~!
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ナエスさんのトランペットもカッコよくて最高!
小曽根さんとナエスさんにブラボ~~~!!!
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そして後半は、イギリスの作曲家ウォルトンの壮大な交響曲第1番を
た~~っぷりお楽しみいただきました。
集中力あふれるリーパーさんのすばらしい指揮のもと、
京響メンバーは大熱演!!
非常に立体感と迫力のある、きりりと引きしまった名演となりました~!
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最後に、トランペットのナエスさん、指揮のリーパーさん、
そしてピアノの小曽根真さんの演奏後の魅惑のショットです☆
息をのむようなものすごい演奏を聴かせてくださり、
本当にありがとうございました!!
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そして、寒さにもかかわらずご来場くださった
たくさんの皆さまに、深く感謝申し上げます!

次回の定期演奏会は、3月24日(日)、
我らが常任指揮者・広上淳一さんと
若き実力派ヴァイオリニストのクララ=ジュミ・カンさんを迎えて
開催いたしますので、どうぞお楽しみに♪
2013/02/15カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
明日は「第565回定期演奏会」!
今日の京響は、明日2/16開催
「第565回定期演奏会」のホール練習です。

今回の定期演奏会は、
イギリスの名指揮者エイドリアン・リーパーさんをお迎えして、
今年没後30年のイギリスの作曲家ウォルトンの交響曲をメインにした
プログラムをお聴きいただきます。
そして、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番のソリストには、
世界的なジャズ・ピアニスト小曽根真さんが登場します!

こちらは練習風景です。
まずストラヴィンスキーの「管楽器のための交響曲」から。
この作品は、木管楽器と金管楽器だけで演奏される曲で、
ストラヴィンスキーならではのリズムが個性的な、
かなり興味深い作品ですよ~!
ステージ配置もこんな感じです。
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京響自慢の管楽器セクションがお聴かせするアンサンブルは絶品です☆☆☆
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続いて、ウォルトンの交響曲第1番から。
今回は、指揮者リーパーさんの指示によって
管楽器の編成を増やして演奏しますので、
迫力あるウォルトン・サウンドがさらに倍増~!
作曲家ウォルトンは映画音楽も手がけたということですが、
なるほど、とても壮大でドラマティックな交響曲です。
明日の本番での演奏が楽しみですね!
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そして、小曽根真さんのピアノ独奏によるショスタコーヴィチ!
ジャズだけでなくクラシックでも才能が輝く小曽根さん、
とにかくすごい演奏です!!
このピアノ協奏曲はトランペット独奏も伴った作品で、
今回は、京響の首席トランペット奏者ハラルド・ナエスさんがソロを披露!
小曽根さんのピアノとナエスさんのトランペットの
白熱した掛け合いも大きな聴きどころですよ!
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「第565回定期演奏会」は、明日2/16(土)、
京都コンサートホールにて、午後2時30分開演です。
午後2時10分ごろからは指揮者エイドリアン・リーパーさんによる
「プレトーク」もございますので(英語通訳付です)、併せてお楽しみください。

チケットは、A席はすでに売切れ、
S席とP席は残席がごくごくわずかですが、
B席はまだ少し余裕がございます。
当日券と学生券&後半券は、
残席のある席種のみ発売となりますので、
皆さまどうぞお誘い合わせの上、ぜひともご来場くださいませ!
2013/01/25カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
完売御礼!真冬の大熱演「第564回定期演奏会」
今日の京響は、「第564回定期演奏会」の本番でした。
チケットはすべて完売で、大入袋が出ました~~♪♪
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指揮はもちろん、我らが常任指揮者・広上淳一さん!
プログラムは、スペインの若き天才トランペッター、
ルベン・シメオさんをソロに迎えた
ハイドンのトランペット協奏曲と、
ベルリオーズの傑作「幻想交響曲」です。

こちらは昨日のホール練習風景から。
まずは、ルベン・シメオさんのソロで、
軽やか&高らかなハイドン~♪
柔らかく美しい音色にうっとりです!
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そして人気の名曲、「幻想交響曲」。
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あれれ?写真左上、オルガンの間に何かが・・・。
     ↓ ここ!
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そう、第5楽章で鳴り響くカリヨンが、
今回は、舞台後方のオルガンの間で演奏されました~!
(こんな感じで演奏していました♪)
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オーケストラの醍醐味がすみずみまで網羅された「幻想交響曲」、
聴き応えは200%です!!
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こちらはコンサートの本番から。
開演前のプレトークでは、
広上さんと副首席トランペット奏者の早坂宏明さんが登場し、
トランペットのお話など楽しいトークが展開しましたね。
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コンサート前半は、ルベン・シメオさんのソロで
ハイドンのトランペット協奏曲を。
ルベンさんの何も言うことがない完璧なテクニックには、
もう、ただただ感激です!!
アンコールの「マカレナ」では、超絶技巧が炸裂!!!
あまりにも上手すぎるルベンさんにブラボ~~☆☆☆
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そして後半は、圧巻の「幻想交響曲」!
この作品、本当に良い曲ですね~~!!
広上さんがここぞっ!というときに指揮される勝負曲であるだけに、
たっぷりと落ち着いたテンポで、
しっかり&じっくりと細部まで広上さんの思いが行き渡った
身の毛もよだつものすごい名演奏でした!
広上さんのエネルギッシュな指揮に応えて、
京響メンバーは大熱演!!!京響メンバーにブラボ~~♪♪
おまけのアンコール「ピツィカート・ポルカ」も、
大曲の「幻想交響曲」とは対照的なかわいらしい曲で、
とってもすてきでした☆
実はこのポルカ、広上さんの超お気に入りの曲なのですよ。

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そして最後に、ルベン・シメオさんと広上淳一さんの
演奏後のさわやかな笑顔のツーショットです☆
ルベンさん、素晴らしい演奏をどうもありがとうございました!!!
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寒さが厳しい真冬の京都でしたが、
会場の中は京響=広上の大熱演で熱く熱く盛り上がりました~♪
寒い中ご来場くださったたくさんの皆様、
本当にありがとうございました!

次回の定期演奏会は、2月16日(土)に、
イギリスの名指揮者エイドリアン・リーパーさんと
ジャズ・ピアニスト小曽根真さんを迎えて開催いたしますので、
どうぞお楽しみに!!
2013/01/12カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
完売御礼!山田和樹指揮「ニューイヤーコンサート」!
明けましておめでとうございます!
今年も京響への温かいご声援を、
どうぞよろしくお願い申し上げます!

今日の京響は、「ニューイヤーコンサート」の本番でした。
指揮には、2009年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、
現在世界中で大きく注目されている山田和樹さん、
そして独奏には、日本を代表するピアニスト仲道郁代さんを
お迎えして、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、
ディーリアス「春を告げるかっこう」、
そしてシューマンの交響曲第1番「春」
という充実のプログラムをお聴きいただきました。
チケットは完売御礼です♪♪

こちらは、昨日のホール練習から。
まずは「春」つながりの2曲、
ディーリアスの小品とシューマンの交響曲を。
山田さんと京響は、2010年10月の桑名高等学校公演以来、
今回は2回目の共演で、すでに相性もぴったりです☆
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そして、ベートーヴェンの「皇帝」では、
仲道郁代さんが奏でる壮麗なピアノの響きに包まれます♪
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こちらは、今日のコンサート本番から。
「ニューイヤーコンサート」は、
毎年女性メンバーが、ステージに飾られた花のように
色とりどりのドレスでステージに登場するのが恒例☆
ということで、ステージ裏で女子たちのドレス姿をパチリッ!
(みんな美しいですね~~♪)
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そして、コンサート前半。
仲道郁代さんの華やかな「皇帝」です。
完璧なテクニックだけでなく、気品のある深い音楽性が魅力で、
仲道さんのベートーヴェンの音楽への深い思いがぐいぐい伝わって来て、
大感動!!!
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後半のディーリアスとシューマンでは、
山田さんのしなやかで無駄のない的確なタクトのもと、
京響メンバーが快演を披露!!
おまけのアンコールは、
今年生誕100年の作曲家ブリテンの作品から、
かわいらしい「シンプルシンフォニー」第2楽章をお聴きいただき、
大満足の「ニューイヤーコンサート」となりました~!
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最後に、山田和樹さんと仲道郁代さんの
すてきなすてきなツーショットを☆☆☆
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本日ご来場くださったたくさんの皆さま、
本当にありがとうございました!
次回1/25開催の第564回定期演奏会には、
常任指揮者・広上淳一さんが登場して
広上さん得意中の得意「幻想交響曲」を
お聴かせしますので、どうぞお楽しみに!!!
2012/12/28カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
完売御礼!1年を締めくくる感動の「第九コンサート」!
今年も残すところあとわずか。
今日の京響は、「第九コンサート」の2日目でした!
チケットは、見事に完売御礼です~~♪♪

指揮は、びわ湖ホール芸術監督として大活躍の実力派で、
京響とは「オーケストラ・ディスカバリー」公演や、
びわ湖ホールのオペラでもご一緒させていただいている沼尻竜典さん!
そして今年の「第九」には、歌手陣に日本と韓国の若手をお迎えして、
今年4月から新しく生まれ変わった京響コーラスとともに、
さらにパワフルな「第九」となりました~♪

沼尻さんは、なんとつい最近、ドイツ・リューベック歌劇場、
および同歌劇場専属リューベック・フィルハーモニーの音楽総監督に、
2013年8月1日から就任されることが決定したとのこと!!すごいですね!!
フルトヴェングラーやドホナーニも総監督を務めたというドイツの名門歌劇場で、
オペラ指揮者としてこれからますますのご活躍が楽しみです☆

こちらは「第九」のリハーサル風景です。
沼尻さんが細かくドイツ語の発音も直してくださいます☆
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そして、こちらはコンサート本番。
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個性あふれるソリストの皆さんとともに、
京響コーラスも大健闘!!
沼尻さんのエネルギッシュな指揮に、
京響メンバーも熱い演奏でこたえます。
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ベートーヴェンのドラマティックな「歓喜の歌」に、
会場内は外の寒さを忘れるほどの熱いブラボーと拍手で
大きく盛り上がり、感動の仕事納めとなりました!
お忙しい年末にもかかわらずご来場くださった
たくさんの皆様に心から感謝申し上げます!
どうもありがとうございました!!

最後に、マエストロ沼尻と、コ・ヒョナさん、澤村翔子さん、
チャールズ・キムさん、青山貴さんの素晴らしい笑顔で
2012年のブログを締めくくらせていただきます♪
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今年も1年、京響へたくさんの温かいご声援をいただき、
どうもありがとうございました。
来年も、もっともっとたくさんの感動を
皆さまと分かち合いたいと思っておりますので、
引き続き皆さまの温かいご支援を、
どうぞよろしくお願いいたします!
それでは皆さま、よいお年を♪
2012/11/30カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
ブラームスとラヴェルを熱演!「第563回定期演奏会」
今日の京響は、「第563回定期演奏会」の本番でした。

高関健さんの指揮と河村尚子さんのピアノで、
ブラームスのピアノ協奏曲第1番と
ラヴェルの管弦楽作品の傑作を
た~~~っぷりお聴きいただきました!

開演前の「プレトーク」では、
高関さんがブラームスとラヴェルの作品を
ご自身の経験談をまじえながら、
詳しく語ってくださいました。
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そして、ブラームスの大曲、ピアノ協奏曲第1番では、
河村尚子さんが見事な演奏を聴かせてくださいました!!
ブラームスの世界をドラマティックに描き出してくださった
河村さんにブラボ~~~!!!
アンコールに弾いてくださった「月の光」も
息をのむような美しさでした。
河村さん、すばらしいピアノをありがとうございました!!
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今日のコンサートは「対向配置」での演奏でしたが、
とりわけ第3楽章の弦楽器で対位法的な掛け合いがある部分では、
この配置が非常にうまく活かされて、ステレオ効果が楽しめましたね。
さすが高関さんならではのアイデアです☆☆☆

そして後半は、「優雅で感傷的なワルツ」
「ラ・ヴァルス」「ダフニスとクロエ」組曲第2番という
ラヴェルの傑作をお楽しみいただきました。
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高関さんの完璧な指揮のもと、京響メンバーも大熱演!!
今回「ラ・ヴァルス」は、高関さんがバーンスタインから教えを受けた
とおりに演奏してくださったそうですが、
バーンスタインのように指揮をしながら
5回もジャンプもしてくださったようです!すてきですね☆
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最後に、河村尚子さんと高関健さんの終演後のツーショットです☆
心癒される笑顔のお2人、極上の演奏をお聴かせくださり、
本当にありがとうございました!
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そして、ご来場くださったたくさんの皆さまに、
深く感謝申し上げます!
明日からはもう12月。次回は「第九コンサート」で
皆さまにお会いできますことを楽しみにしております!
2012/11/29カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
明日は「第563回定期演奏会」!
今日の京響は、明日11/30開催
「第563回定期演奏会」のホール練習です。

今回の定期演奏会は、
音楽への奥深い洞察力が魅力の指揮者・高関健さんの指揮で
「ラ・ヴァルス」や「ダフニスとクロエ」組曲第2番など
管弦楽の魔術師ラヴェルの傑作と、
CD録音のほか京響とも度々共演させていただいている
期待のピアニスト河村尚子さんのソロで、
ブラームスの大曲、ピアノ協奏曲第1番、という
とってもぜいたくなプログラムをお楽しみいただきます!

こちらは今日の練習風景です。
左上にあるのは、「京都の秋 音楽祭」の幕で、
明日は京響が2012年度の「京都の秋 音楽祭」のフィナーレを飾ります!
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高関さんのラヴェルはとても明快で、
豊かなハーモニーがホール全体に拡がって一斉にキラキラと色彩を放ち、
まるでラヴェルの魔法にかかったようです~♪
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そして、こちらは河村尚子さんとの練習です。
細部まで心を込めて丁寧にじっくりと弾きこまれた
河村さんのドラマティックなブラームスは絶品です☆☆☆
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晩秋にぴったりのブラームスとラヴェルをお聴きいただく
「第563回定期演奏会」は、明日11/30(金)、
京都コンサートホールにて、午後7時開演です。
午後6時40分ごろからは指揮者・高関健さんによる
「プレトーク」もございますので、併せてお楽しみください。
チケットは、S、A、B、P席、当日券および学生券と後半券も発売予定ですので、
皆さまどうぞ、お誘い合わせの上、
ぜひぜひぜひともご来場くださいませ!!!
2012/11/21カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
今年も「第九コンサート」の地下鉄中吊ポスターが出ます!
11月も中旬を過ぎ、そろそろ気分は年末・・・。
年末といえば・・・、やっぱり
京響の「第九コンサート」ですよね~!!

今年の「第九」は、
びわ湖ホール芸術監督の沼尻竜典さんの指揮で、
大好評2回公演でお贈りいたします。
オペラも得意とされる沼尻さんらしく、
前プロにはワーグナーの前奏曲2曲を日替わりで。
そして独唱には韓国と日本の名歌手が登場し、
今年4月から新しく生まれ変わってパワーアップした京響コーラスとともに、
感動の「歓喜の歌」をお届けします!

その「第九」ムードをさらに盛り上げるため、
明日11/22~11/25まで、京都市営地下鉄烏丸線の車両内に
「第九コンサート」の中吊ポスターが掲出されます!
この期間中に京都の地下鉄を利用される方は、
ぜひぜひ京響「第九コンサート」のポスターを見つけてくださいね!!
(京響の地下鉄ポスターを見つけると、その日はきっとラッキー~♪)
チラシとちょっと違う、ちょっぴりワイルドな沼尻さんの写真が
いい感じです☆

こんな↓デザインです!
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他の京響ポスターといっしょに・・・
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12/27公演の方は、残席がわずかとなってきておりますので、
「第九コンサート」のチケットは、皆様どうぞお早めに!!!
2012/10/28カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
完売御礼!ラザレフ指揮「第562回定期演奏会」
今日の京響は「第562回定期演奏会」の本番でした。
指揮は、日本フィル首席指揮者でボリショイ劇場コンダクター・イン・レジデンス
を務めるロシアの巨匠、アレクサンドル・ラザレフさん。
得意のチャイコフスキーで、ロシア音楽のエッセンスを
じっくり聴かせてくださいました!

チケットは9月末に早々に完売御礼☆
今日は朝から雨でしたが、コンサートの開場に合わせて雨は止み、
たくさんのお客さまが続々とご来場くださいました。

大入り袋が出ました~♪
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今日はマエストロの意向により、
開演前のプレトークの時間をいつもより遅くして、
プレトークからコンサートへそのまま続けて
お楽しみいただくことになりました。

プレトーク中のマエストロ・ラザレフです。
ロシア語通訳は小賀明子さん。小賀さんは練習中もマエストロの指示を
的確な訳でメンバーに伝えてくださいました。本当にすばらしい方ですね☆
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チャイコフスキーの生涯をたっぷり語ってくださったラザレフさん。
交響曲第5番は、作曲されたとき愚作だと言われたそうですが、
「このあとの演奏を聴いていただいて、愚作だとはぜったい言わせませんよ!」と
自信満々のマエストロでした♪

そして、まずは「弦楽セレナード」を。
威厳とオーラが漂うマエストロ・ラザレフは、
ダイナミックな指揮で、京響メンバーをぐいぐい引っ張ります。
客席も緊張感に満ちて、楽章間でさえも咳ひとつ聞こえません。
よく聴くこの曲が、まったく違う作品のように輝きを放ち、
弦楽器が究極のアンサンブルを聴かせました!
京響の弦楽器メンバーにブラボーです♪

前半が終わると会場は興奮&沸騰状態で、
休憩後はいよいよ交響曲第5番。
出だしからすでに鳥肌が立つようです。
第2楽章のホルンのソロも完璧!
フィナーレでは、弦楽器、金管楽器、木管楽器、
オーケストラ全体が炸裂~~!!
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こちらは終演後。第2楽章で素晴らしいソロを聴かせてくださった
首席ホルン奏者の垣本昌芳さん&マエストロ・ラザレフです☆
垣本さんにブラボ~!!
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実はラザレフさん、お刺身やお味噌汁など、日本食が大好きで、
時々「よろこんでぇ~」「ごもっともぉ~」など日本語を話され、
ちょっぴりお茶目なところもあるマエストロでした☆
練習も、厳しいながら笑いも飛び、
(ロシアのジョークはわからない・・・?!)
始終なごやかな空気の中での練習で、京響メンバーたちも
本当に気持ち良く演奏させていただきました。

とにかく今日は、理屈も理由もなしに、
名曲はやはり素晴らしい!!ということを実感できた、
歴史に残る名演奏となったのではないでしょうか。
驚異的なパワーのマエストロ・ラザレフにブラボ~!
そして、ラザレフさんの指揮に見事に応えて大熱演を聴かせた
京響メンバーにも大きな大きなブラボ~を!!!
そして、ご来場くださったたくさんの皆様、
どうもありがとうございました!!!

来月の定期演奏会は11/30(金)、
高関健さんの指揮と河村尚子さんのピアノで、
ブラームスの大曲、ピアノ協奏曲第1番と
ラヴェルの色彩あふれる華麗なバレエ音楽の世界を
お楽しみいただきますので、どうぞご期待ください!
2012/10/17カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
大盛況!京響大野市公演
今日の京響は、クロネコファミリーコンサートの本番です。
飯森範親さんの指揮で、
「魔法使いの弟子」や「ローマの松」などのほか、
京都市立醒泉小学校の生徒さんの合唱との共演で、
楽しい日本の歌もお聴きいただきます。

そして、先日は、福井県の大野市でのコンサートに出演しました。
指揮は、チャップリン公演などでおなじみの齊藤一郎さん!
実は、齊藤さんは大野市のご出身!
さらに、京響のヴァイオリン奏者・松谷由美さんも
同じく大野市のご出身ということで、
この大野市出身の2人が出演するコンサートが企画され、
京響が出演させていただくことになりました♪

プログラムは、名曲中の名曲、
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」をメインに、
前半は、ヴェルディの「運命の力」序曲や
「椿姫」第3幕への前奏曲など、オペラの管弦楽作品の傑作で
ドラマティックなコンサートをお楽しみいただきました。

当日はチケット完売!!満席のお客さまには、
オーケストラの醍醐味をた~~っぷり味わっていただけました!

こちらは、完売のポスターと終演後の齊藤一郎さん☆
ポスターの左はしにある京響のヴァイオリン奏者・松谷さんの写真にもご注目を☆
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とっても温かい大野市の皆さまの前で、
またいつかぜひとも演奏させていただくことができますよう、
楽しみにしております♪
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