今日の京響は、「第620回定期演奏会」の本番でした。

作曲家・ピアニスト・指揮者のオリ・ムストネンさんをお迎えして、
ムストネンさん作曲の「弦楽オーケストラのためのトリプティーク」、
ムストネンさんのピアノ「弾き振り」によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、
そしてシベリウスの交響曲第2番という
ムストネンさん「一人三役」の盛りだくさんなステージを
じっくりとお聴きいただきました☆

こちらは開演前のムストネンさんによる「プレトーク」から。
(英語通訳は小松みゆきさん)
自作の「トリプティーク」はもちろん、
ムストネンさんが敬愛されている作曲家ベートーヴェンと、
シベリウスの交響曲という、今日演奏する作品について、
たくさん語ってくださいました☆
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そして本番スタート。
まずは、ムストネンさん作曲の「トリプティーク」。
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京響弦楽器セクションが、繊細かつ激しい響きで
精緻なアンサンブルを奏でます☆
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続いて、ムストネンさんのピアノ独奏と指揮で
「弾き振り」によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番。
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指揮をしながらピアノ独奏も聴かせるムストネンさん!
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音楽を自由自在に操るムストネンさんは、まさに天才!!
アンコールのJ.S.バッハのインヴェンションNo.14もすてきでしたね☆
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休憩をはさんで、後半は名曲、シベリウスの交響曲第2番!
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ムストネンさんの躍動的な指揮のもと、
北欧の厳しい自然の描写とピリッとした冷たい空気感の中に
ほとばしる情熱を伝える京響メンバーの大熱演に、
2月の寒さを忘れて会場は熱い感動で盛り上がりました~!
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ムストネンさん&京響メンバーにブラボー☆☆☆
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最後に、終演後のオリ・ムストネンさんと京響コンサートマスター泉原隆志さん、
そして、第2ヴァイオリンの客演首席奏者・瀧村依里さんと
京響第2ヴァイオリン副首席奏者・杉江洋子さんのすてきな笑顔です。
感動のコンサートをどうもありがとうございました!!
そして、ご来場くださったたくさんの皆さまに心から感謝申し上げます!
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次回の京響定期演奏会は、
3/17&18開催「第621回定期演奏会」です。
イタリアの巨匠ジャンルイジ・ジェルメッティさんの指揮のもと、
ロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲やラヴェルの「ボレロ」ほかと、
同じくイタリアを代表するチェリストで、
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管の首席奏者を務める
ルイジ・ピオヴァノさんのソロによるドヴォルザークのチェロ協奏曲をお贈りします。
チケットは、京都コンサートホールほか、各種プレイガイドで絶賛発売中ですので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております!