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完売御礼!エリシュカ指揮「第606回定期演奏会」
今日の京響は「第606回定期演奏会」の本番でした。
指揮は、チェコの巨匠ラドミル・エリシュカさん!
長い間、自国でのカルロヴィ・ヴァリ響の育成や教授業に専念されていたため、
ヨーロッパの外への客演の機会がなくて、日本デビューは2004年、なんと73歳の時!
それ以来、日本で大絶賛をされている偉大なるマエストロが本日ついに京響へ登場し、
スメタナの「モルダウ」、ドヴォルザークの「交響的変奏曲」と交響曲第9番「新世界から」
という究極のオール・チェコプログラムを聴かせてくださいました!
チケットは、早々に完売御礼~♪
ご来場くださいましたたくさんの皆さまに心から感謝申し上げます☆

こちらは昨日のホール練習から。

85歳のご高齢とは思えないエネルギッシュな指揮です~!


練習中はチェコ語通訳のプロハースカ尚子さんが
的確な通訳でマエストロの指示を伝えてくださいました☆

こちらは本日、開演前のエリシュカさんによる「プレトーク」。
(チェコ語通訳はプロハースカ尚子さん)
京都とプラハが姉妹都市であることや、
チェコを代表する2人の作曲家の作品を京都で演奏できる喜びなど、
大変貴重なお話をうかがうことができました☆

そして本番スタート。まずは「モルダウ」から。

京響では何十回、何百回と演奏してきているかもしれない「モルダウ」が、
エリシュカさんの魔法のタクトでこんなにも新鮮な響きになるとは!!

モルダウが悠々と流れていく様子や岸辺の景色、
美しいプラハの町が目に浮かぶようで、
これこそまさに正真正銘の「モルダウ」です☆

続いてドヴォルザークの「交響的変奏曲」。

一つ一つの変奏の特徴が見事に描き出された、
キリリと引き締まった名演奏となりました。
ドヴォルザークの巧みなバリエーションの技が光る名曲ですね。

そして後半はドヴォルザークの「新世界」交響曲。

この作品も京響はたくさん演奏してきていますが、
メロディの歌い方やアンサンブルのバランスなどとともに、
なんとも言えないテンポから生まれる独特の響きは
心にさまざまなことを訴えかけてきます。

イングリッシュホルンのソロが絶品の第2楽章のラルゴは、
もう鳥肌が立つような名演!超極上の「家路」でした☆


「新世界」交響曲のヨーロッパ初演をしたオーケストラ
チェコの名門、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団の指揮者兼音楽監督を務めていらした
エリシュカさんだからこそわかる貴重な音楽のメッセージを、
今回の公演で京響メンバーたちはたくさん受け取ることができたようです。
真の「新世界」を聴かせてくださったエリシュカさんにブラボー☆☆☆

最後に、終演後のラドミル・エリシュカさんと客演コンサートマスターの山口裕之さんです。
(エリシュカさん、本当に楽しそうに笑顔で指揮をされていましたね!)
感動のステージをどうもありがとうございました☆☆☆

次回の京響定期演奏会は11/26,27開催の「第607回定期演奏会」。
常任首席客演指揮者の高関健さんの指揮で、
ピアノに児玉桃さん、オンド・マルトノに原田節さんをお迎えして
メシアンの大作、トゥーランガリラ交響曲をお贈りします。
チケットは、京都コンサートホールほかで絶賛発売中です♪
また今月は、創立60周年記念「ふらっとコンサート」第6回と第7回にもご注目を。
第6回は10/13(木)午後7時から京都ブライトンホテルのロビーにて、
京響打楽器メンバーによるマリンバ三重奏など楽しいアンサンブルをお届けします。
また第7回は10/27(木)午後7時から宝蔵寺(京都市中京区)で
京響クラリネット・セクションによるアンサンブルをお聴きいただきますので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ちしております!
[いずれも入場無料ですが、10/27開催の第7回は定員が50名で、
10/12~10/22の間に京響(075-711-3110)まで事前予約が必要です]
指揮は、チェコの巨匠ラドミル・エリシュカさん!
長い間、自国でのカルロヴィ・ヴァリ響の育成や教授業に専念されていたため、
ヨーロッパの外への客演の機会がなくて、日本デビューは2004年、なんと73歳の時!
それ以来、日本で大絶賛をされている偉大なるマエストロが本日ついに京響へ登場し、
スメタナの「モルダウ」、ドヴォルザークの「交響的変奏曲」と交響曲第9番「新世界から」
という究極のオール・チェコプログラムを聴かせてくださいました!
チケットは、早々に完売御礼~♪
ご来場くださいましたたくさんの皆さまに心から感謝申し上げます☆

こちらは昨日のホール練習から。

85歳のご高齢とは思えないエネルギッシュな指揮です~!


練習中はチェコ語通訳のプロハースカ尚子さんが
的確な通訳でマエストロの指示を伝えてくださいました☆

こちらは本日、開演前のエリシュカさんによる「プレトーク」。
(チェコ語通訳はプロハースカ尚子さん)
京都とプラハが姉妹都市であることや、
チェコを代表する2人の作曲家の作品を京都で演奏できる喜びなど、
大変貴重なお話をうかがうことができました☆

そして本番スタート。まずは「モルダウ」から。

京響では何十回、何百回と演奏してきているかもしれない「モルダウ」が、
エリシュカさんの魔法のタクトでこんなにも新鮮な響きになるとは!!

モルダウが悠々と流れていく様子や岸辺の景色、
美しいプラハの町が目に浮かぶようで、
これこそまさに正真正銘の「モルダウ」です☆

続いてドヴォルザークの「交響的変奏曲」。

一つ一つの変奏の特徴が見事に描き出された、
キリリと引き締まった名演奏となりました。
ドヴォルザークの巧みなバリエーションの技が光る名曲ですね。

そして後半はドヴォルザークの「新世界」交響曲。

この作品も京響はたくさん演奏してきていますが、
メロディの歌い方やアンサンブルのバランスなどとともに、
なんとも言えないテンポから生まれる独特の響きは
心にさまざまなことを訴えかけてきます。

イングリッシュホルンのソロが絶品の第2楽章のラルゴは、
もう鳥肌が立つような名演!超極上の「家路」でした☆


「新世界」交響曲のヨーロッパ初演をしたオーケストラ
チェコの名門、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団の指揮者兼音楽監督を務めていらした
エリシュカさんだからこそわかる貴重な音楽のメッセージを、
今回の公演で京響メンバーたちはたくさん受け取ることができたようです。
真の「新世界」を聴かせてくださったエリシュカさんにブラボー☆☆☆

最後に、終演後のラドミル・エリシュカさんと客演コンサートマスターの山口裕之さんです。
(エリシュカさん、本当に楽しそうに笑顔で指揮をされていましたね!)
感動のステージをどうもありがとうございました☆☆☆

次回の京響定期演奏会は11/26,27開催の「第607回定期演奏会」。
常任首席客演指揮者の高関健さんの指揮で、
ピアノに児玉桃さん、オンド・マルトノに原田節さんをお迎えして
メシアンの大作、トゥーランガリラ交響曲をお贈りします。
チケットは、京都コンサートホールほかで絶賛発売中です♪
また今月は、創立60周年記念「ふらっとコンサート」第6回と第7回にもご注目を。
第6回は10/13(木)午後7時から京都ブライトンホテルのロビーにて、
京響打楽器メンバーによるマリンバ三重奏など楽しいアンサンブルをお届けします。
また第7回は10/27(木)午後7時から宝蔵寺(京都市中京区)で
京響クラリネット・セクションによるアンサンブルをお聴きいただきますので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ちしております!
[いずれも入場無料ですが、10/27開催の第7回は定員が50名で、
10/12~10/22の間に京響(075-711-3110)まで事前予約が必要です]