昨日と今日の京響は、「第605回定期演奏会」の本番でした。

指揮は、イタリアの俊英ガエタノ・デスピノーサさん!
ヴェルディの「ナブッコ」序曲、
アラベラ・美歩・シュタインバッハーさんのソロによる
ベルクのヴァイオリン協奏曲、
そしてシューマンの交響曲第3番「ライン」という
名曲プログラムをじっくりお聴きいただきました☆

こちらは開演前のデスピノーサさんによる
「プレトーク」から(英語通訳は禹貴美子さん)。
今回演奏する作品について、歴史的な背景など、
くわしく解説してくださいました☆
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そして本番スタート。
まずは、重厚なヴェルディの「ナブッコ」序曲!
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続いて、アラベラ・美歩・シュタインバッハーさんを
ソロにお迎えしたベルクのヴァイオリン協奏曲。
しなやかで潤いを湛えた美しい音色によって、
奥深い精神性と力強さをもって奏される凛としたベルクはまさに名演!
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アンコールのバッハの無伴奏ソナタ第2番からアンダンテも
心に響くすばらしい演奏でした。
アラベラ・美歩・シュタインバッハーさんにブラボー☆☆☆
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そして後半は、シューマンの交響曲第3番「ライン」を京響メンバーが熱演!!
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京響=広上でCD録音もしている作品ですが、
今回はドイツで活躍されていたデスピノーサさんのタクトのもとで、
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CDとはまた違った、デスピノーサさんらしい
エネルギッシュで華やかな「ライン」を
お楽しみいただくことができました~☆
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最後に、演奏後のガエタノ・デスピノーサさんと
アラベラ・美歩・シュタインバッハーさんです。
すばらしいコンサートをどうもありがとうございました☆
そして、ご来場くださったたくさんの皆さま、
本当にありがとうございました!
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次回の京響自主公演10/7開催の「第606回定期演奏会」は、
チェコの巨匠ラドミル・エリシュカさんの指揮で、
スメタナの「モルダウ」やドヴォルザークの「新世界」交響曲など、
オール・チェコプログラムをお聴きいただきます。
チケットはすでに全席完売御礼です~♪