今日の京響は、明日とあさってに開催する
「第605回定期演奏会」のホール練習でした。

指揮は、イタリア・パレルモ出身のガエタノ・デスピノーサさん。
プログラムは、お得意のイタリアの作曲家ヴェルディ「ナブッコ」序曲と、
世界的なヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハーさんを
ソロにお迎えしたベルクのヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」、
そしてメインにシューマンの交響曲第3番「ライン」という名曲ぞろい!
ドイツのドレスデン国立歌劇場でコンサートマスターを務められたのち
指揮者としてキャリアをスタートされたといデスピノーサさんならではの、
本場ドイツ仕込みの「ライン」交響曲に期待が高まります☆

こちらは今日のホール練習風景から。
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金管楽器が大活躍する「ナブッコ」序曲!
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続いて、シューマンの「ライン」交響曲。
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ライン川のほとりを散歩するのが大好きだったというシューマン。
壮麗なケルンの大聖堂に感動してこの交響曲を作曲したということですが、
京響メンバーも昨年のヨーロッパ・ツアーのケルン公演の時に目にした
ケルン大聖堂やライン川を思い浮かべながら演奏しております~♪
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そして、ベルクのヴァイオリン協奏曲。
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難曲として知られる協奏曲ですが、
アラベラ・美歩さんの冴え渡るテクニックと深い音楽性で奏でられる
叙情豊かなベルクは絶品ですので、どうぞお聴き逃しなく!!
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「第605回定期演奏会」は明日9/24(土)とあさって9/25(日)の2回公演で、
いずれも京都コンサートホールにて午後2時30分開演です。
両日とも、午後2時10分ごろからは
ガエタノ・デスピノーサさんのプレトーク(英語通訳付)も
開催いたしますので、併せてお楽しみください。

当日券は、両日とも全席種S、A、B、P席がございます。
当日券と学生券は両日とも午後1時30分から、
後半券は開演後から休憩終了まで発売となる予定です。
今週は雨が続きましたが、この週末は秋晴れとなるようですので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪