今日、京響?

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2018/08/26カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演終了!高関健指揮「第626回定期演奏会」
残暑厳しい京都ですが、今日の京響は【第626回定期演奏会】でした!

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常任首席客演指揮者・高関健さん指揮の今回は、
ブリテン:戦争レクイエム op.66

20世紀イギリスを代表する作曲家ブリテンが1961年に完成させた「戦争レクイエム」

大小2群のオーケストラ、ソプラノ独唱、テノール独唱、バリトン独唱、
混声合唱と児童合唱という大編成による楽曲
6つの楽章から構成され、演奏時間は約90分という大曲です!

今回は
ソプラノ独唱に木下美穂子さん
テノール独唱に小原啓楼さん
バリトン独唱に大西宇宙さん
をお迎えしてお贈りいたしました♪

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実は、今回が 京響初の挑戦  京響主催初の挑戦 というこの曲
(京響初ではなく、京響主催では初の挑戦、でした。失礼いたしました。)
ホールリハーサルもいつもに増して入念に行われました

こちらはリハーサル中の様子です

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① 大オーケストラ/ソプラノ独唱/混声合唱が歌うラテン語による典礼文
② 小オーケストラ/テノール独唱/バリトン独唱が歌う英詩人オーウェンの英語の反戦詩
③ 児童合唱団がオルガン伴奏を伴って歌うラテン語による典礼文
この3つが絡み合って展開されるこの作品

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↑指揮者を取り囲んで配置されているのが②小オーケストラ/テノール独唱/バリトン独唱 

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↑この②グループのみでリハーサルをするとこのような感じです

この小オーケストラを取り囲むように配置されるのが
①大オーケストラ/ソプラノ独唱/混声合唱

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ソプラノ独唱/混声合唱はポディウム席に!

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そして③児童合唱団はなんと客席後方三階席に配置されました

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歌声が空から降り注ぐようです♪

そして本番!
レクイエムということで合唱団も黒の衣装で統一★

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テノール独唱&バリトン独唱は小オーケストラとともに

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ソプラノ独唱は混声合唱と大オーケストラとともに

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お互いが絡み合いダイナミックに展開していく圧巻の舞台となりました!

ご来場くださいました皆様、ありがとうございました


こちらは終演後、ソリストのみなさまと♪

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左からテノール小原さん、指揮高関さん、ソプラノ木下さん、
バリトン大西さん、京響コーラス合唱指揮の浅井さん

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左 京響コーラス合唱指揮 浅井さん
右 京都市少年合唱団指揮 津幡さん

皆様ありがとうございました!



さて、そんな京響、次の自主公演は

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 オーケストラ・ディスカバリー2018       
 第2回「オーケストラ・スペクタクル」
┿━━━━━━━━━━━━━━━◇◆┿
 日時:2018年9月9日(日)14:30 開演
 会場名:京都コンサートホール・大ホール
 出演者:広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
     トーマス・エンコ(ピアノ)
     ロザン(ナビゲーター)
 曲目等:ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲
     J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番第2曲「アリア」)
     ビゼー:「アルルの女」第2組曲から「メヌエット」 
     グリーグ:「ペール・ギュント」組曲第1番から「山の魔王の宮殿にて」 
     ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)から
               「カッチェイ王の魔の踊り」
     ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
     チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 第4楽章

 大人気のオーケストラディスカバリーシリーズ。
 第2回は広上淳一さん指揮「オーケストラ・スペクタクル」
 これぞオーケストラという大迫力のサウンドを
 名曲とともに楽しんでいただける内容となっております!

 指定席1回券は完売!自由席1回券は発売中です!
 (シリーズ通し券は完売しました)

 たくさんの皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております☆

2018/08/12カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演終了!【みんなのコンサート2018「フランス薫るオーケストラの午後」】
昨日、今日の京響は、
【みんなのコンサート2018「フランス薫るオーケストラの午後」】公演でした!

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京都市内の5つの文化会館で開催している【みんなのコンサート2018】
第1弾「オーケストラからの贈り物」
第2弾「マーチ!マーチ!マーチ!~ときどきダンス~」
に続く今回第3弾は
「フランス薫るオーケストラの午後」をテーマにお贈りいたしました。

今回の指揮&お話は、太田弦さん
なんと1994年生まれ(!)というとてもフレッシュな太田さんの指揮のもと、
元気な曲からしっとりとした曲、そして後半はカルメン組曲まで
幅広くフランス音楽を楽しんでいただける内容でお贈りいたしました♪

曲目は
 デュカス:「ラ・ペリ」ファンファーレ
 ドリーブ:「コッペリア」からマズルカ
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」からシシリエンヌ
 ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
 ビゼー:「カルメン」第1組曲&第2組曲から


1曲目は金管楽器によるファンファーレ!

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デュカスがバレエ作品「ラ・ペリ」のために作曲したこのファンファーレ
開演にふさわしい、輝かしく華やかな一曲です☆

続く2曲目は同じくバレエ音楽、ドリーブ:「コッペリア」から「マズルカ」

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その名の通りポーランドの民族舞踊「マズルカ」のリズムが刻まれるこの曲
思わずステップを踏みたくなってしまうような
生き生きとした演奏をお楽しみいただけたのではないでしょうか!

太田さんのお話をはさんでお贈りした3曲目は
うってかわってしっとりとした雰囲気のラヴェル:「亡き王女のためのパヴァーヌ」

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とても有名なこの旋律はなんとラヴェルが24歳の時にピアノ曲として作曲したそう
「24歳というとちょうど僕と同じ年ごろですね」
という太田さんのお話に会場からはどよめきが!!

続く、フォーレ;組曲「ペレアスとメリザンド」から「シシリエンヌ」は、
ハープが奏でるアルペジオに乗ってフルートのソロが美しいメロディを奏でる一曲

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美しいハーモニーに、会場は優雅な空気で包まれました♪

そして次はベルリオーズ:「ラコッツィ行進曲」

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太田さんのお話によると、この曲の成り立ちには諸説あり、
作者不詳のメロディをもとにベルリオーズがこの形に仕上げたとされているそう

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そんな興味深い解説もはさみつつ、前半は迫力満点に終了!

続く後半はビゼー:「カルメン」第1組曲&第2組曲より

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オペラを見たことがない方でも聞いたことがあるメロディが盛りだくさんのカルメン♪

カルメンの舞台であるスペインを彷彿とさせるリズミカルな曲から、
美しい間奏曲まで、カルメンのドラマティックな魅力を存分にご堪能いただきました!

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アンコールでは大迫力のオッフェンバック「天国と地獄」も披露♪

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呉竹文化センター公演(11日)/ 西文化会館ウェスティ公演(12日)ともに
間近!な距離感での大迫力のオーケストラサウンドを
楽しんでいただくことができました☆

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ご来場くださいましたみなさま、誠にありがとうございました!

そんな京響、次回の自主公演は、

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 第626回定期演奏会       
 ブリテン「戦争レクイエム op.66」
┿━━━━━━━━━━━━━━━◇◆┿
 日時:2018年8月26日(日)2:30pm 開演
 会場名:京都コンサートホール・大ホール
 出演者:高関 健(常任首席客演指揮者)
     木下 美穂子(ソプラノ)
     小原 啓楼(テノール)
     大西 宇宙(バリトン)
     京響コーラス
     京都市少年合唱団
 曲目 : ブリテン「戦争レクイエム op.66」

 平和の尊さを考える8月に、第2次世界大戦の悲惨さを描いた
 ブリテンによる20世紀最大のレクイエムを
 指揮は高関健さん、ソプラノ独唱には木下美穂子さん
 テノール独唱には小原啓楼さん、バリトン独唱には大西宇宙さん
 をお迎えしてお贈りいたします

 開演前2:00pmからは「プレトーク」
 終演後は「レセプション」も開催いたします!

たくさんの皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております!
2018/08/05カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
公演終了!【みんなのコンサート2018「マーチ!マーチ!マーチ!~ときどきダンス~」】
昨日、今日の京響は、
【みんなのコンサート2018「マーチ!マーチ!マーチ!~ときどきダンス~」】
公演でした☆

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みんなのコンサート2018、
前回ブログでご紹介した「オーケストラからのプレゼント」に続く今回は
高関健さん(常任首席客演指揮者)指揮
「マーチ!マーチ!マーチ!~ときどきダンス~」

4歳から入場可というこのプログラム!
司会の福山俊朗さんによるナビゲートで
力強いマーチや優雅なダンスの曲をお聴きいただきました♪

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曲目は
 ベートーヴェン:「アテネの廃墟」から「トルコ行進曲」
 ハイドン:交響曲第100番「軍隊」から第2楽章
 チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」から「あし笛の踊り」
 プロコフィエフ:組曲「3つのオレンジへの恋」から行進曲
 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」から「凱旋行進曲」
 スーザ:行進曲「星条旗よ永遠なれ」
 J.シュトラウス2世:ポルカ「クラップフェンの森で」
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲ホ短調(第10番)op.72-2
 久石譲:「となりのトトロ」から、さんぽ
 エルガー:行進曲「威風堂々」第1

コンサートはベートーヴェン:「アテネの廃墟」から「トルコ行進曲」からスタート!

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「ズンチャ、ズンチャ、ズンズンズンチャ」というリズムが特徴的で、
これぞマーチ!という力強いこの曲

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その昔、ヨーロッパにオスマン帝国が侵攻してきたときに
オスマン帝国軍の軍楽団が自軍の士気向上や敵の威嚇のために演奏した音楽
の影響を受けて作られた曲だそう

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同じくオスマン帝国の軍楽団の音楽に特徴的な打楽器(トライアングル・シンバル・小太鼓)
が使われていることで有名な曲 ハイドン:交響曲第100番「軍隊」から第2楽章
も続いてお聴きいただきいただきました!


今回のテーマは「マーチ!マーチ!マーチ!~ときどきダンス~」ということで
マーチのほかにもダンスの曲もおたのしみいただきました。

J.シュトラウス2世:ポルカ「クラップフェンの森で」では鳥の声が聞こえるはず!
との福山さんのナビゲート

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曲が始まると。。。

カッコー!

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ピロピロー!

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この曲は、ウィーンの北にある小高い丘のあるあたり「クラップフェン」の森の
のどかな田園風景を表現した曲だそう。
本当に小鳥のさえずりのような音がして驚いた方もいらっしゃったのではないでしょうか?


そして後半にはみなさまお待ちかねの、久石譲:「となりのトトロ」からさんぽ

「さんぽ」知っている方はぜひ一緒に歌ってみましょうとのご提案!

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曲が始まると、客席に向かって指揮してくださった高関さん

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福山さんジェスチャーも入れて歌を先導☆
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なんとマイクを向けられると高関さんも歌ってくれました!!

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オーケストラをバックに歌うというなかなかない機会に、
子供から大人まで、本当にたくさんの方が歌ってくださり、
会場は大盛り上がり♪

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最後の曲はテレビCMでもおなじみのエルガー:行進曲「威風堂々」第1番

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「さんぽ」の大合唱の熱気も冷めやらぬ中、大迫力の演奏♪

アンコールはJシュトラウス:ラデツキー行進曲☆
会場大盛り上がりのうちにフィニッシュ!

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たくさんのみなさまのご来場、誠にありがとうございました!!

おまけ
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司会の福山俊朗さん、本日は偶然にもご持参のタオルが「となりのトトロ」柄!
実は、福山さんも高関さんもずっと舞台裏で「さんぽ」の歌詞をおさらいしていました…

こちらは公演後の一枚☆

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左からコンサートマスターの泉原さん、高関さん、福山さん
みなさまほっとした表情です♪

そんな京響、次回の自主公演は、
みんなのコンサート2018「フランス薫るオーケストラの午後」
 8/11(土)は、呉竹文化センター
 8/12(日)は、西文化会館ウエスティ
いずれも14:00開演
6歳から入場できます(この回は6歳以上のみとなります!)

指揮&お話に太田弦さんをお迎えし、
優雅なフランス音楽の世界を味わっていただきます♪

チケットは・・・
 8/11 京都市呉竹文化センター 075-603-2463
 8/12京都市西文化会館ウエスティ075-394-2005
までお問い合わせください!

両日ともに
 京都コンサートホール:075-711-3231
 ロームシアター京都:075-746-3201
 チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード:349-210)
 でも予約承っております!

夏休みの思い出にオーケストラの演奏はいかがですか?
たくさんの皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております!