今日、京響?

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November 2017 の投稿一覧です。
2017/11/28カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
京響2018年度自主公演ラインナップ発表!
お待たせいたしました!
今日、京響はホームページにて
2018年度(2018年4月~2019年3月)自主公演の
ラインナップを発表させていただきました~~♪
(この京響ホームページのトップページから
「コンサートスケジュール」をクリックし、
画面の上部で「2018年」もしくは「2019年」をお選びいただき、
各月をクリックしてコンサートの詳細をご覧ください!)

こちらは昨日開催した記者発表の会見の様子↓です。
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広上淳一さんが2018年度のラインナップとこれからの京響について
熱い想いをたくさん語ってくださいました♪
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こちらは記者発表後の写真撮影の様子から。
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広上さんと「今日、京響?」のポスターです~♪
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2018年度も京響は、
常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー広上淳一さんと
常任首席客演指揮者・高関健さん及び下野竜也さんという
最強の3人指揮者体制のもとで、
より多くの皆さまへ感動あふれるステージをお届けするため
さらに深く進化を遂げてまいりますので、
皆さまどうぞご期待ください~~☆
2017/11/26カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
「ハルモニーレーレ」を熱演!下野竜也指揮「第618回定期演奏会」!
昨日と今日の京響は、「第618回定期演奏会」の本番でした。

常任首席客演指揮者・下野竜也さんの指揮のもと、
アンナ・フェドロヴァさんの独奏によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」と、
現代アメリカの作曲家ジョン・アダムズの「ハルモニーレーレ」を
じっくりとお聴きいただきました☆

こちらは開演前の下野竜也さんによる「プレトーク」です。
今日のメイン・プログラム「ハルモニーレーレ」について、
作品における調性の持つ意味とともに、
興味深いお話を熱く語ってくださいました☆
(今日のプログラムは、実は「変ホ長調」という調性でつながれていました~!)
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そして本番スタート。
まず、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」から。
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言わずと知れた名曲中の名曲を
深い音楽性をもって奏でてくださったフェドロヴァさん!(11/25公演から)
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気高く壮麗で、まさに堂々たる「皇帝」!(こちらは11/26公演から)
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アンコールのベートーヴェン「月光」ソナタの終楽章(11/25公演)と
ショパンの小犬のワルツ(11/26公演)もすてきでした☆
アンナ・フェドロヴァさんにブラボー☆☆☆

休憩をはさんで、後半は、
いよいよジョン・アダムズの「ハルモニーレーレ」!
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ホール全体にじわじわと拡がる
ミニマル音楽独特の微妙な響きの変化を
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マエストロ下野の的確で緻密なタクトに導かれて、
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集中力と緊張感みなぎる京響メンバーが大熱演!!
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下野さんが「プレトーク」でお話してくださったとおり、
変ホ長調で始まる「皇帝」から、変ホ長調で終わる「ハルモニーレーレ」まで、
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時空を超えて「変ホ長調」でつながれたハーモニーの旅を、
心ゆくまで体感していただくことができました!
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下野竜也さんと京響メンバーにブラボー☆☆☆
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最後に、演奏後の下野竜也さんとアンナ・フェドロヴァさん、
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そしてこちらは、終演後の下野竜也さんと、
今回客演コンサートマスターを務めてくださった西江辰郎さん
&京響コンサートマスター泉原隆志さんのすてきな笑顔です!
西の王子(泉原さん)と東の王子(西江さん)にはさまれてご満悦の下野さんです~♪
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感動と驚きに満ちたコンサートをどうもありがとうございました!!
そして、今回も2日間にわたりご来場くださったたくさんの皆さまに
心から感謝申し上げます!

次回の京響自主公演12/27(水)&12/28(木)午後7時開演の
「第九コンサート」には、1990~98年に音楽監督&第9代常任指揮者として
京響をリードしてくださった井上道義さんが指揮に登場します!
チケットは、12/27公演の方はすでにS席とA席が売切となっておりますので、
まだチケットをお求めでないお客さまは、どうぞお早目に♪
2017/11/24カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
明日とあさっては下野竜也指揮「第618回定期演奏会」!
今日の京響は、明日11/25(土)とあさって11/26(日)開催
「第618回定期演奏会」のホール練習でした。

指揮は、常任首席客演指揮者の下野竜也さん!
毎回、演奏される機会が少ない曲をいろいろ紹介してくださる
下野さんが、今回プログラムに取り上げたのは、
世界で注目される若きピアニスト、アンナ・フェドロヴァさんを独奏に迎えた
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」と、
現代アメリカの作曲家ジョン・アダムズ(1947~ )の話題作
「ハルモニーレーレ(和声学)」!
(今回のプログラムの謎を解く鍵は・・・「変ホ長調」です!)

「ハルモニーレーレ」は、
1985年にエド・デ・ワールト指揮サンフランシスコ響で
世界初演された大編成の管弦楽作品で、
日本では1986年に初演されたあと、ずっと演奏されていなかったのですが、
2015年10月に約30年ぶりの再演(読売日響第552回定期演奏会)を
下野さんが指揮されて話題となり、今回、下野さんのご提案で、
日本で3回目の演奏として、京都でも演奏することになりました!
(「ハルモニーレーレ」というタイトルは、12音技法を創始した
シェーンベルクの「和声学」という理論書に基づいているとのことです)

こちらは今日の練習風景から。
大編成のオーケストラによる「ハルモニーレーレ」!
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この作品はミニマル音楽から影響を受けた作品で、
ききどころは、なんといっても、シンプルな素材が
繰り返されながら、独特な響きでじわじわ~っと少しずつ、
ドラマティックに変化しつつ広がっていく、
という不思議な感覚でしょうか。。。
(まるで龍安寺の石庭を、無心でじっと眺めているような気分・・・。
「禅」の精神にも通じるものがあるかもしれませんね)
言葉では表現できないこの感覚、
とにかく実際の生演奏で、体感してください!!
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そして、こちらはベートーヴェンの「皇帝」。
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ソロを聴かせてくださるのは、
1990年ウクライナ生まれのアンナ・フェドロヴァさん♪
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2009年ルービンシュタイン記念国際ピアノコンクール第1位をはじめ、
数々の国際コンクールで優勝・入賞して世界的に活躍されているだけでなく、
名匠ブレンデル、プレスラー、シフの各氏などからも指導を受けた
才能豊かな若きピア二スト、フェドロヴァさんの「皇帝」は必聴です~!
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「第618回定期演奏会」は
明日11/25(土)とあさって11/26(日)の2回公演で、
いずれも京都コンサートホールにて午後2時30分開演です。
両日とも、午後2時10分ごろからは下野竜也さんのプレトーク、
終演後はホワイエにて「レセプション」も開催します。
当日券は、両日とも全席種(S、A、B、P席)残席がございます。
当日券と学生券は両日とも午後1時30分から、
後半券は開演後から休憩が終わるまで発売の予定ですので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪
2017/11/12カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
完売御礼!宮川彬良指揮&ピアノ「オーケストラ・ディスカバリー2017」第3回
今日の京響は、大人気のこどものためのオーケストラ入門シリーズ
「オーケストラ・ディスカバリー2017」第3回の本番でした。
チケットは、完売御礼~♪
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今回は、作曲家・編曲家・指揮者・ピアニストとして多彩に活躍する
宮川彬良さんが指揮&ピアノに登場!
「歌うメロディ」と題して、ナビゲーターのガレッジセールのお二人とともに、
「シャル・ウィ・ダンス?」や「シェルブールの雨傘」
「仔象の行進」「見上げてごらん夜の星を」
「アイネ・クライネ・タンゴ・ムジーク」に、
今回の公演のために宮川さんが編曲してくださった新曲
「オーケストラの為のソドレミ・メドレー」など盛りだくさんのプログラムで、
名曲に隠されたメロディのしくみを探りながら、
オール宮川彬良さん編曲の作品をたっぷりとお楽しみいただきました~!

こちらはリハーサル風景から♫
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宮川彬良さんが指揮をしながらピアノも演奏してくださって大活躍~☆
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今回の開演前ロビーイベントは、
おなじみ「音楽ミステリークイズ」!
さあ、今回はどんな音楽のナゾが出てくるのでしょうか?!
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こどもたちも興味津々でチャレンジ!
このナゾの弦はなんの楽器のものでしょう~?!
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なんだか弦に色もついていますよ・・・。
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全問正解できたら、あなたはきっと音楽博士ですよ~。がんばって!
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こちらは休憩中にクイズの答えを見て答えあわせをするこどもたちです!
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いくつ正解できたかな?!
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そして本番スタート!
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「シャル・ウィ・ダンス?」ではダンスに誘う「魅惑の半音」、
「シェルブールの雨傘」では男女の恋のかけひきのような「フェイントの半音」
といった、半音を含むメロディの魅力を味わっていただいたあと、
「仔象の行進」では、なんと某炭酸飲料のビンを楽器に、
ザ・ボトラーズに扮した怪しい二人が登場!
(京響トランペット奏者の早坂宏明さんと稲垣路子さんです~♪)

演奏前に中身の炭酸飲料の量を調節して(飲んだり、足したり?!)音を合せています~(笑)。
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ビンに息を吹き入れて演奏すると、ユーモラスな音が!!
(ビンをとっかえひっかえの演奏は、かなり難しいのです!)
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超絶技巧のザ・ボトラーズ、早坂宏明さんと稲垣路子さんにブラボー☆☆☆
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続いて「希望の跳躍」のメロディの「見上げてごらん夜の星を」や、
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分散和音でできたメロディによる「アイネ・クライネ・タンゴ・ムジーク」と
ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ月光」もお届けし、
ナビゲーターのガレッジセールのお二人もステージ上で演奏をお聴きくださいました!
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そして、今日のコンサートのために宮川さんが編曲してくださった新曲
「オーケストラの為のソドレミ・メドレー」!
この曲の中には、クラシックから童謡、ポップス、CMソングまで、
「ソ-ド-レ-ミ」のメロディでできた世界中の名曲が27曲も隠されているんですよ!

演奏される「ソ-ド-レ-ミ」の曲名を
ステージ上では京響ファゴット奏者の村中宏さんがクリッパーに扮してご紹介!
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古今東西の「ソ-ド-レ-ミ」の魅力を
宮川さんの魔法のような編曲で思う存分に味わっていただきました!
(最後は「もみの木」で、なななんと、クリスマスツリーまで登場!)
曲の内容に合わせて、曲名をめくりながら見事なパフォーマンスも披露してくださった
村中宏さんにブラボー☆☆☆
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最後はすてきなメロディにあふれる「ファンタジック!白雪姫」で締めくくり、
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鳴りやまない拍手におこたえして
アンコールには、宮川さん作曲の「風のオリヴァストロ」と
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宮川さんが音楽を担当されていた
NHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の音楽をお楽しみいただきました☆
とびっきり楽しいコンサートを聴かせてくださった宮川彬良さんにブラボー☆☆☆
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終演後のアンケートでも
「宮川彬良さんのコンサートを初めて聴いて、テレビで拝見していたより
楽しい人柄が伝わってきて、すごく楽しいすてきな時間でした」(39歳女性)
「とても楽しかったです。音楽ってすばらしいなと思いました。
楽団の方も楽しんでいるのが伝わってきました。またお願いします」
「素晴らしいコンサートでした!!音楽の面白さをたっぷり楽しみました。
また宮川さんの回をぜひ作ってください!
音と音のあいだに愛があり、メロディとなる・・・名言です!」
「宮川彬良さんがおもしろくて、、いろんな楽器ができてすごいと思いました。
音楽もすごくきれいでした」(9歳女子)
「たのしい曲やかなしい曲、おもしろい曲をえんそうしてくれて、ありがとうございます!」
(10歳女子) などなど、たくさんの温かいメッセージをいただきました☆

こちらは終演後の宮川彬良さんとガレッジセールのお二人、そして、
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宮川彬良さんとザ・ボトラーズ早坂宏明さん&稲垣路子さんとクリッパー村中宏さんの
すてきな笑顔です♪
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こちらは、ザ・ボトラーズの素顔↓です(*^.^*)!
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本当に楽しいステージをどうもありがとうございました☆☆☆
そして、今回も京都コンサートホールへご来場くださいました
たくさんの子どもの皆さん、どうもありがとうございました!

次回の京響自主公演11/25&26開催「第618回定期演奏会」は、
常任首席客演指揮者の下野竜也さんの指揮で、
アメリカのミニマル音楽作曲家ジョン・アダムズによる
「ハルモニーレーレ」(和声学)をお贈りします。
(1986年日本初演後、2015年に約30年ぶりの再演を指揮したマエストロ下野の提案で、
今回、日本で3度目の演奏が京都で実現することになりました!)
若き天才ピアニスト、アンナ・フェドロヴァを独奏に迎えたベートーヴェン「皇帝」とともに、
ミニマル音楽独特の、シンプルな素材が少しずつドラマティックに和声を変えて反復され、
色彩豊かに広がっていく様子を耳で実際に「体感」できるチャンスです!
チケットは、京都コンサートホールほかで絶賛発売中ですので、
まだお求めでない方は、どうぞお早目に♪
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪
2017/11/05カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
「カルメン」を熱演!京都市交響楽団meets珠玉の東アジア
今日の京響は、「東アジア文化都市2017京都 
京都市交響楽団meets珠玉の東アジア」公演の本番でした。

広上淳一さんの指揮のもと、
前半は、チェ・ソンファンの管弦楽曲「アリラン」
リュー・ツェシャン(劉鉄山)/マオ・ユァン(茅源)の瑶族舞曲、
外山雄三の「管弦楽のためのラプソディー」
という韓国、中国、日本の作曲家による作品を、
そして後半は、ビゼーの歌劇「カルメン」ダイジェスト版をお楽しみいただきました。

「カルメン」は、宮本益光さんの構成&ナレーションとともに、
日本のメゾソプラノ池田香織さんのカルメン、
韓国のテノール、ユン・ビョンギルさんのドン・ホセ、
中国のバス、ジョン・ハオさんのエスカミーリョ、
韓国のソプラノ、全 詠玉さんのフラスキータ、
日本のメゾソプラノ谷口睦美さんのメルセデスに、
京響コーラスと京都市少年合唱団が加わって、まさに豪華絢爛!!

日中韓、3ヶ国による「音楽の祭典」にふさわしい、
ドラマティックな「カルメン」にブラボー☆☆☆

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