今日、京響?

過去の投稿
April 2017 の投稿一覧です。
2017/04/21カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
大熱演!リープライヒ指揮「第611回定期演奏会」
今日の京響は、「第611回定期演奏会」の本番でした。

指揮は、現在ポーランド国営放送響首席指揮者・芸術監督を務める
ドイツの俊英指揮者アレクサンダー・リープライヒさん。
前半には、メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」序曲と
若きピアニスト北村朋幹さんのソロでショパンのピアノ協奏曲第2番、
そして後半には、オーケストラの各楽器が大活躍する
ルトスワフスキの管弦楽のための協奏曲という、
リープライヒさんが活躍されている国ポーランドの作曲家による
プログラムを中心にお贈りしました♪

こちらは開演前のリープライヒさんによる「プレトーク」
(ドイツ語通訳は内山奈美さん)。
本日演奏する作品について、興味深いお話を
たっぷりとうかがうことができました☆
(リープライヒさんの低い声、よく響いてステキでしたね~♪)
20170421-kso_611th_concert_001.jpg

そして本番スタート。
20170421-kso_611th_concert_002.jpg

まずは、メンデルスゾーンの序曲「フィンガルの洞窟」。
スコットランドの海の洞窟の風景にインスピレーションを得た作品で、
波のうねりや荒れる海の様子が音で見事に描かれています。
20170421-kso_611th_concert_003.jpg

続いて、春にぴったりの夢見るように美しいショパンのピアノ協奏曲第2番!
20170421-kso_611th_concert_004.jpg

リープライヒさんがプレトークでおっしゃっていたように
ポーランドの民族舞踊のリズムが特徴的なこの作品を、
北村朋幹さんが瑞々しい音色で情感を込めて、
踊るように生き生きと奏でてくださいました♪
アンコールで聴かせてくださったメンデルスゾーンの無言歌op.38-6にも感動!
才能あふれる北村朋幹さんにブラボー☆
20170421-kso_611th_concert_005.jpg

休憩をはさんで後半はルトスワフスキの管弦楽のための協奏曲。
20170421-kso_611th_concert_006.jpg

オーケストラの力量が試されるこの作品は、
円熟した今の京響にぴったりの選曲!!
リープライヒさんの鋭敏な指揮のもとで
ピンッと張りつめた緊張感とともに
オーケストラのすべての楽器が色彩豊かに響き合い、
まさに「協奏!」する、ルトスワフスキの名作です☆
熱演を披露してくださったリープライヒさんと京響メンバーにブラボー☆☆☆
20170421-kso_611th_concert_007.jpg

20170421-kso_611th_concert_008.jpg

最後に、演奏後のリープライヒさんと北村朋幹さんのすてきな笑顔です。
素晴らしいコンサートをどうもありがとうございました☆
(リープライヒさんの衣装、実は前半は白いシャツでしたが、
後半は黒に変わっていました!)
そしてご来場くださいましたたくさんの皆さま、
どうもありがとうございました!
20170421-kso_611th_concert_009.jpg

次回の京響自主公演5/20,21開催「第612回定期演奏会」は、
常任首席客演指揮者・高関健さんの指揮で
ブルックナーの交響曲第5番をじ~~っくりとお聴きいただきます。
(演奏時間約80分という大曲です!)
チケットは、京都コンサートホールほかで絶賛発売中ですので、
まだお求めでない方は、ぜひともどうぞお早目に♪

それから、2017年2/17(金)に開催した「第609回定期演奏会」
(指揮&チェロ:鈴木秀美)と
2015年10/9(金)に開催した「第595回定期演奏会」(指揮:広上淳一)
の演奏が、4/23と4/30にラジオNHK-FM「ブラボー!オーケストラ」で
放送されることが決定いたしました。
詳細は京響ホームページのトップページWhat’s New!から
ご覧いただけますので、皆様どうぞお聴き逃しなく!
2017/04/20カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
明日はアレクサンダー・リープライヒ指揮「第611回定期演奏会」!
今日の京響は、明日4/21(金)に開催する
「第611回定期演奏会」のホール練習でした。

指揮は、現在ポーランド国営放送響首席指揮者・芸術監督を務める
ドイツの俊英指揮者アレクサンダー・リープライヒさん。
前半には、メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」序曲と
若きピアニスト北村朋幹さんのソロでショパンのピアノ協奏曲第2番、
そして後半には、オーケストラの各楽器の技が光る
ルトスワフスキの管弦楽のための協奏曲という、
リープライヒさんが活躍されている国ポーランドの作曲家による
プログラムを中心にお贈りします♪

こちらは今日のホール練習風景から。
うっとりするように美しい、心潤すショパンのピアノ協奏曲第2番。
20170420-kso_611th_rehearsal_001.jpg

ソロを務める北村朋幹さんは、浜松国際ピアノコンクールのほか、
シドニー国際、リーズ国際でも入賞し、
2005年の第3回東京音楽コンクールでは見事に第1位に輝いて、
現在はベルリン芸術大学で研鑽を積む注目の若きピアニスト!
北村さんのショパンは、若さと内なる情熱がほとばしるかのような大熱演です☆
明日の本番を絶対にお聴き逃しなく!!
20170420-kso_611th_rehearsal_002.jpg

そして、20世紀ポーランドの巨星ルトスワフスキの管弦楽のための協奏曲。
20170420-kso_611th_rehearsal_003.jpg

オーケストラ奏者のヴィルトゥオーゾ性が発揮される前衛音楽ですが、
オーケストラ各セクションの妙技とともに、変化に富んだ響きが魅力で、
独特なルトスワフスキの世界を味わえる傑作です。
リープライヒさんの引き締まった無駄のないタクトのもとで展開される
京響メンバーの巧みな「技」に乞うご期待!!
20170420-kso_611th_rehearsal_004.jpg

「第611回定期演奏会」は明日4/21(金)
京都コンサートホールにて午後7時開演です。
開演前の午後6時40分ごろからは
リープライヒさんのプレトーク(ドイツ語通訳付)も開催いたしますので、
ぜひとも併せてお楽しみください。
当日券は全席種(S、A、B、P席)に残席がございまして、
開演1時間前の午後6時から発売の予定ですので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪
2017/04/16カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
大盛況!京響=広上の「大阪特別公演」
今日の京響は、大阪のザ・シンフォニーホールにて
毎年恒例「大阪特別公演」の本番でした。
20170416-kso_osaka_2017_01.jpg

常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー広上淳一さんの指揮のもと、
前半は、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」、
そして後半には、京響=広上のCDでもおなじみのハチャトゥリアン「仮面舞踏会」と
ストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥」という名曲を
思う存分にお楽しみいただきました☆

ステージの下手袖の壁には、京響ステッカーが健在です!!
20170416-kso_osaka_2017_02.jpg

春になっても少し肌寒い日が続いていましたが、
今日はお天気で気温がグッと上がり、
ほぼ満席の会場も熱気で大いに盛り上がりました〜〜☆
毎年ご来場くださる熱烈な大阪の京響ファンの皆さま、
本当にありがとうございます!!

こちらは本番前のゲネプロから。
いつ来ても残響がすばらしいホールです☆
20170416-kso_osaka_2017_03.jpg

ストラヴィンスキーのオーケストレーションが色彩豊かな
京響=広上による豪華絢爛な「火の鳥」!
20170416-kso_osaka_2017_04.jpg

そして、哀愁漂う「ワルツ」が有名な「仮面舞踏会」と、
20170416-kso_osaka_2017_05.jpg

京響=広上、渾身の「運命」!!
20170416-kso_osaka_2017_06.jpg

濃厚なメインディッシュを3つ一度に召し上がっていただくかのように
贅沢三昧の大阪限定・名曲プログラム☆
3曲それぞれに会場からは割れんばかりの大きな拍手とブラボーをいただき、
最後にアンコールでビゼーの「アルルの女」第1組曲から、
美しき「アダージェット」をお届けしました♪
20170416-kso_osaka_2017_07.jpg

今日も本当に良いコンサートでしたね♪
京響=広上にブラボー☆☆☆
20170416-kso_osaka_2017_08.jpg

こちらは、終演後の広上淳一さんと「仮面舞踏会」で味わい深いソロを披露してくださった
コンサートマスター渡邊穣さんの笑顔です♪
感動のステージをどうもありがとうございました!
20170416-kso_osaka_2017_09.jpg

次回の京響自主公演4/21(金)午後7時開演の「第611回定期演奏会」は、
ドイツの俊英でポーランド国営放送響首席指揮者・芸術監督を務める
アレクサンダー・リープライヒさんの指揮で、ルトスワフスキの管弦楽のための協奏曲など
ポーランドの作曲家の傑作をお贈りします。
ショパンのピアノ協奏曲第2番で独奏に登場する若きピアニスト北村朋幹さんにもご注目を!
チケットは、京都コンサートホールほかで絶賛発売中ですので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪
2017/04/09カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
完売御礼!下野竜也指揮「スプリング・コンサート」
今日の京響は、毎春恒例「スプリング・コンサート」の本番でした。
京都の春といえば、美しい桜と・・・、
やっぱり京響の「スプリング・コンサート」です!
20170409-kso_spring_2017_001.jpg

今年の「スプリング・コンサート」は、
2014年から常任客演指揮者として京響を支えてくださっていて、
この4月からは常任首席客演指揮者に就任していただいた
下野竜也さんの企画&指揮!
京響メンバー全員が主人公となるレパートリーをセレクトしたプログラミングで
京響メンバーと各楽器の魅力をお贈りするという、
すなわち音楽によるメンバー紹介をお楽しみいただきました♪

チケットは見事に完売御礼~♪
プログラム冊子の中面は、京響メンバーのセクションごとの写真入りという
今回限りのスペシャル・バージョンです☆
20170409-kso_spring_2017_002.jpg

今日の公演では、曲と曲との間に下野竜也さんによるわかりやすい解説と
メンバーへのインタビューをはさみながら、
全部でなんと16曲もお楽しみいただきました!
20170409-kso_spring_2017_003.jpg

最初に、壮麗なワーグナーの「ローエングリン」第3幕への前奏曲を全員で演奏!
20170409-kso_spring_2017_004.jpg

続いて弦楽器セクションが腕前を披露します!
まずはヴァイオリン合奏による美しいパッヘルベルのカノン。
20170409-kso_spring_2017_005.jpg

そして、甘い~いソロ・ヴィオラと7つのヴィオラ合奏のために編曲された、
ブルッフのヴィオラと管弦楽のためのロマンスを。
20170409-kso_spring_2017_006.jpg

情熱的なチェロ合奏のヴィラ=ロボス「ブラジル風バッハ第1番」序奏!
20170409-kso_spring_2017_007.jpg

そしてフィッツェンハーゲンのアヴェ・マリアを
魅惑の低音、コントラバス合奏でお贈りしました。
20170409-kso_spring_2017_008.jpg

休憩をはさんで、
輝くようなマレッキの2台のハープのための古典様式のコンチェルティーノ♪
20170409-kso_spring_2017_009.jpg

打楽器のスネア・ドラム3台が大あばれするヨーダーのハスケルのあばれ小僧!
20170409-kso_spring_2017_010.jpg

1番&2番フルート、ピッコロ、アルトフルートの夢見るようなソロが聴きどころの
ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲から。
20170409-kso_spring_2017_011.jpg

ベートーヴェン作曲の、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」から
「お手をどうぞ」の主題による変奏曲では、オーボエ2本とイングリッシュホルンが
美しいメロディで超絶技巧を披露!
20170409-kso_spring_2017_012.jpg

クラリネット4人のバツグンなチームワークが光る、
20170409-kso_spring_2017_013.jpg

アンダーソンのクラリネット・キャンディ~~!
20170409-kso_spring_2017_014.jpg

2本のファゴットのアンサンブルが魅力の、とても珍しい協奏曲、
ディーッターの2本のファゴットのための協奏曲から第1楽章。
20170409-kso_spring_2017_015.jpg

ホルンの柔らかであたたかいハーモニーを
ウェーバーの歌劇「魔弾の射手」から「狩人の合唱」で。
20170409-kso_spring_2017_023.jpg

ピッコロトランペットを加えたトランペット4本が吹きまくる
アンダーソンのトランペット吹きの休日!
20170409-kso_spring_2017_016.jpg

天使の楽器(!)トロンボーン4本が癒しのハーモニーをお届けする
ハーライン「星に願いを」☆
20170409-kso_spring_2017_017.jpg

そしてテューバ独奏がルーマニアの民謡を巧みに奏でる
ドミトルのルーマニアン・ダンス第2番、と各楽器の競演が続き、
20170409-kso_spring_2017_018.jpg

最後には再び全メンバーがステージに登場し、
レスピーギの「ローマの松」から「アッピア街道の松」で
豪華絢爛にコンサートをしめくくりました!
20170409-kso_spring_2017_019.jpg

20170409-kso_spring_2017_020.jpg

美しい桜が咲き誇る春の京都に大きな花々を咲かせた
京響のスプリング・コンサート!
2017年度のスタートを華麗に飾るのにふさわしく、
京響の魅力を存分に味わっていただくことができましたでしょうか。
こんなにも楽しくてワクワクするコンサートを企画して指揮してくださった
下野竜也さんにブラボー☆☆☆
20170409-kso_spring_2017_021.jpg

終演後には、会場のお客さまから、
「今日は最高!!大感動でした。京響の大ファンになりました。
皆さんがとてもカッコ良かったです」
「メンバーの方々のまさに職人芸ともいえる力量の素晴らしさが伝わりました。
指揮者のお話もとても楽しかったです」
「各パートが主役の楽しい選曲、想像以上におもしろかったです。
メンバーの紹介もあり、よりオーケストラが身近に。
一人一人が素晴らしいアーティストと感じた後の、全員による演奏は圧巻でした」
「はじめてコンサートに来ました!ひとつひとつの楽器がすばらしかったです。
ぜひこれからも来たいと思います。指揮者の方のトークも楽しかったです!」
「楽しかった。楽団員の方も楽しそうであった。
それぞれの楽器の特色を知ることができてよかった」
などなど、たくさんの温かいメッセージをいただきました♪
ご来場くださいましたたくさんの皆さま、どうもありがとうございました☆

最後に、今日の公演を成功に導いてくださった
下野竜也さんとコンサートマスター渡邊穣さん、
そして、ステージマネージャー日高成樹さんです!
大きな感動をどうもありがとうございました☆☆☆
20170409-kso_spring_2017_022.jpg

次回の京響自主公演は、
4/16(日)ザ・シンフォニーホールにて午後2時から「大阪特別公演」を開催します。
広上淳一さんの指揮で、前半にベートーヴェンの交響曲第5番「運命」、
後半には、ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」とストラヴィンスキーの「火の鳥」
という大阪限定の名曲プログラムをお届けします。
チケット残席はA席のみになってきておりますので、
まだお求めでない方は、どうぞお急ぎください~~☆
たくさんの皆さまに大阪でお会いできるのを楽しみにしております♪