今日、京響?

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2016/10/27カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
クラリネット四重奏で京響ふらっとコンサート!
今日の京響は、創立60周年記念の
「京響ふらっとコンサート第7回」を開催しました。

今日の「ふらっとコンサート」は
京都市中京区の四条河原町近くにある宝蔵寺を会場にした
クラリネット四重奏によるアンサンブル♪
京響首席クラリネット奏者の小谷口直子さん、
京響クラリネット奏者の鈴木祐子さん、筒井祥夫さん、玄宗哲さんが登場し、
息の合った魅惑のクラリネット・アンサンブルを聴かせてくださいました〜☆

こちらは宝蔵寺の入口。
宝蔵寺は江戸時代中期の絵師・伊藤若冲ゆかりのお寺です。
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コンサートはこの美しい本堂で開催させていただきました。
(こちらはリハーサル風景です)
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いよいよ本番スタート。
まずは、フォスタン・ジャン=ジャンの「ギスガンドリー」から。
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首席クラリネット奏者の小谷口直子さんが、楽しいトークとともに、
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Es管、A管、B♭管クラリネットにバセットホルン、バスクラリネットという
今日演奏するクラリネット各種の紹介もしてくださいました☆
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久石譲「君をのせて」、アルビノーニ「ソナタ」で
クラリネットの甘〜い響きに酔いしれて、
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モーツァルト「ディヴェルティメント第4番」では
クラリネット三重奏を。
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続く鈴木英史編「フォスター・ラプソディー」では、
クラリネットを勉強されている宝蔵寺のご住職のお嬢さまが
特別ゲストとしてご参加くださり、
豪華なクラリネット五重奏をお贈りしました!
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そして最後はロジャースの「サウンド・オブ・ミュージック」メドレーを。
いつもはオーケストラで演奏する「サウンド・オブ・ミュージック」ですが、
クラリネットのみのアンサンブルで聴くと、オーケストラとは違った味わいの
ハーモニーが楽しめて大感激!!
表現力に満ちたクラリネットという楽器の魅力を存分に
お楽しみいただくことができました♪
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大熱演を聴かせてくれた
京響クラリネット・メンバーにブラボー☆☆☆
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こちらは終演後の宝蔵寺ご住職のお嬢さまと京響メンバーです☆
素晴らしいアンサンブルをありがとうございました!
そして、ご来場くださいましたたくさんの皆さまに
心から感謝申し上げます☆
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次回の京響ふらっとコンサート第8回は、
11月6日(日)午後1時30分&午後2時20分の2回公演で
京都市北区の北大路ビブレ1階の「やすらぎの庭」にて、
(京都市営地下鉄烏丸線「北大路」駅下車すぐ)
京響トランペット奏者の西馬健史さん、稲垣路子さん、
京響首席ホルン奏者の垣本昌芳さん、
京響首席トロンボーン奏者の岡本哲さん、
京響テューバ奏者の武貞茂夫さんによる
ゴージャスな金管五重奏をお届けします。
入場は無料で、どなたでもお越しいただけますので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪
2016/10/13カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
打楽器アンサンブルで京響ふらっとコンサート!
今日の京響は、創立60周年記念の
「京響ふらっとコンサート第6回」を開催しました。

今日のふらっとコンサートは、
京都市上京区にある京都ブライトンホテルを会場にした
楽しい打楽器アンサンブル♪
京響首席打楽器奏者の中山航介さん、
京響副首席打楽器奏者の宅間斉さん、
京響打楽器奏者の福山直子さんと真鍋明日香さんが登場し、
多彩な打楽器の魅力をたっぷり聴かせてくださいました〜☆
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美しい吹き抜けのロビーには、赤い着物の「還暦雛」が!
まるで京響の60歳をお祝いしてくれているかのようですね☆
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まず、ジャック・マッケンジーの「3つのダンス」から。
サンバ、タンゴ、ボレロという3つのダンスを、
ティンパニ、トムトム、スネアドラム、タンバリンなどで情熱的に!
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そして、首席打楽器奏者・中山航介さんのすてきなトークをはさんで、
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チャイコフスキーの「くるみ割り人形」を、
なんと、3台のマリンバと打楽器で!
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京響のフル・オーケストラによる演奏では
「くるみ割り人形」はよくお聴きいただいていますが、
マリンバ三重奏による編曲版は初めてですね。
オーケストラのオリジナルとはまた一味違った「くるみ割り人形」で、
会場の吹き抜けに心地よく響くマリンバの音色にうっとり〜☆
(超絶技巧のマレットさばきもお見事でした!)
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超難曲にもかかわらず、大熱演を聴かせてくれた
京響打楽器メンバー4名にブラボー☆☆☆
そして、ご来場くださいましたたくさんの皆さま、
どうもありがとうございました!
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次回の京響ふらっとコンサート第7回は、10月27日(木)午後7時から、
京都市中京区の宝蔵寺にて、京響首席クラリネット奏者の小谷口直子さん、
京響クラリネット奏者の鈴木祐子さん、筒井祥夫さん、玄 宗哲さんによる
魅惑のクラリネット・アンサンブルをお届けしますので、
皆さまどうぞお楽しみに♪
(入場は無料ですが、好評につきお申込みがすでに定員に達してしまい、
入場の受付は締め切らせていただきました。どうぞご了承くださいませ)
2016/10/07カテゴリー: ニュース  投稿者: kso
完売御礼!エリシュカ指揮「第606回定期演奏会」
今日の京響は「第606回定期演奏会」の本番でした。

指揮は、チェコの巨匠ラドミル・エリシュカさん!
長い間、自国でのカルロヴィ・ヴァリ響の育成や教授業に専念されていたため、
ヨーロッパの外への客演の機会がなくて、日本デビューは2004年、なんと73歳の時!
それ以来、日本で大絶賛をされている偉大なるマエストロが本日ついに京響へ登場し、
スメタナの「モルダウ」、ドヴォルザークの「交響的変奏曲」と交響曲第9番「新世界から」
という究極のオール・チェコプログラムを聴かせてくださいました!

チケットは、早々に完売御礼~♪
ご来場くださいましたたくさんの皆さまに心から感謝申し上げます☆
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こちらは昨日のホール練習から。
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85歳のご高齢とは思えないエネルギッシュな指揮です~!
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練習中はチェコ語通訳のプロハースカ尚子さんが
的確な通訳でマエストロの指示を伝えてくださいました☆
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こちらは本日、開演前のエリシュカさんによる「プレトーク」。
(チェコ語通訳はプロハースカ尚子さん)
京都とプラハが姉妹都市であることや、
チェコを代表する2人の作曲家の作品を京都で演奏できる喜びなど、
大変貴重なお話をうかがうことができました☆
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そして本番スタート。まずは「モルダウ」から。
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京響では何十回、何百回と演奏してきているかもしれない「モルダウ」が、
エリシュカさんの魔法のタクトでこんなにも新鮮な響きになるとは!!
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モルダウが悠々と流れていく様子や岸辺の景色、
美しいプラハの町が目に浮かぶようで、
これこそまさに正真正銘の「モルダウ」です☆
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続いてドヴォルザークの「交響的変奏曲」。
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一つ一つの変奏の特徴が見事に描き出された、
キリリと引き締まった名演奏となりました。
ドヴォルザークの巧みなバリエーションの技が光る名曲ですね。
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そして後半はドヴォルザークの「新世界」交響曲。
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この作品も京響はたくさん演奏してきていますが、
メロディの歌い方やアンサンブルのバランスなどとともに、
なんとも言えないテンポから生まれる独特の響きは
心にさまざまなことを訴えかけてきます。
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イングリッシュホルンのソロが絶品の第2楽章のラルゴは、
もう鳥肌が立つような名演!超極上の「家路」でした☆
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「新世界」交響曲のヨーロッパ初演をしたオーケストラ
チェコの名門、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団の指揮者兼音楽監督を務めていらした
エリシュカさんだからこそわかる貴重な音楽のメッセージを、
今回の公演で京響メンバーたちはたくさん受け取ることができたようです。
真の「新世界」を聴かせてくださったエリシュカさんにブラボー☆☆☆
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最後に、終演後のラドミル・エリシュカさんと客演コンサートマスターの山口裕之さんです。
(エリシュカさん、本当に楽しそうに笑顔で指揮をされていましたね!)
感動のステージをどうもありがとうございました☆☆☆
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次回の京響定期演奏会は11/26,27開催の「第607回定期演奏会」。
常任首席客演指揮者の高関健さんの指揮で、
ピアノに児玉桃さん、オンド・マルトノに原田節さんをお迎えして
メシアンの大作、トゥーランガリラ交響曲をお贈りします。
チケットは、京都コンサートホールほかで絶賛発売中です♪

また今月は、創立60周年記念「ふらっとコンサート」第6回と第7回にもご注目を。
第6回は10/13(木)午後7時から京都ブライトンホテルのロビーにて、
京響打楽器メンバーによるマリンバ三重奏など楽しいアンサンブルをお届けします。
また第7回は10/27(木)午後7時から宝蔵寺(京都市中京区)で
京響クラリネット・セクションによるアンサンブルをお聴きいただきますので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ちしております!
[いずれも入場無料ですが、10/27開催の第7回は定員が50名で、
10/12~10/22の間に京響(075-711-3110)まで事前予約が必要です]