今日の京響は、「第576回定期演奏会」の本番でした。

先週は関東を中心に記録的な大雪で、京都でも雪が積もりましたが、
今週はやっと少し春の兆しが感じられるようになりました。

今回の定期演奏会は、日本の音楽界のベテラン秋山和慶さんの指揮のもと、
20世紀の革新的傑作ストラヴィンスキーの「春の祭典」をメインにお届けしました。
また、モーツァルトの名曲、ピアノ協奏曲第23番では、
国際派ピアニスト児玉桃さんがすてきなソロで共演してくださいました。

本番前のゲネプロ風景です。
児玉桃さんのピアノ独奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲は
春のはじまりにぴったりの繊細で優雅な演奏です。
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「春の祭典」では、大編成のオーケストラが炸裂します!
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こちらは開演前の「プレトーク」です。
今回は、指揮の秋山さんとともに
京響首席フルート奏者の清水信貴さんも登場し、
本日のプログラムについて、興味深いお話を
たくさんお聴かせくださいました☆
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そして本番は、カナダの作曲家ピエール・メルキュールの
「トリプティーク」という作品でスタート。
カナダのオーケストラでポストを歴任されている
秋山さんならではのとっておきの選曲です☆

続いて児玉桃さんのピアノで、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番を。
児玉さんの華麗なピアノは、心癒される美しい響きです☆
名曲は本当に素晴らしいですね~♪
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そしていよいよ「春の祭典」!
1913年の初演から100年も経っているのに、
この作品は今でも十分に斬新で衝撃的!
しかも京響の自主公演では、
1994年4月の「第363回定期」(井上道義指揮)以来、
今回がなんと20年ぶりの演奏となるのです!

秋山さんの完璧で正確な指揮のもと、
京響メンバーはバツグンの集中力とテクニックで、
楽しんでこの難曲に挑みました~!
京響メンバーの渾身の大熱演にブラボー!!
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最後に、児玉桃さんと秋山和慶さんの
すてきなツーショットをどうぞ。
秋山さん、児玉さん、感動のステージをありがとうございました!
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次回3/14開催の第577回定期演奏会と
3/16開催の東京公演には、
我らが常任指揮者・広上淳一さんが登場し、
マーラーの交響曲第1番「巨人」ほかをお聴かせしますので、どうぞお楽しみに!
チケットは、定期演奏会はすべて完売しておりますが、
東京公演の方はまだ少し残席がございますので(残席はわずかになってきています!)、
まだチケットをお持ちでない方は、どうぞお急ぎください!