コンサートスケジュールコンサート詳細

第550回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2011年9月10日(土)
開演時間 2:30pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 外山 雄三(指揮)
有希 マヌエラ・ヤンケ(ヴァイオリン)
曲目等 ♪開演前2:10pm~プレトーク、終演後~レセプション
モーツァルト:舞踊音楽「レ・プティ・リアン」K.Anh.10(299b)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.47
ラフマニノフ:交響的舞曲op.45
チケット 2011 6/24から発売!
S:¥4,500
A:¥4,000(残席わずか)
B:¥3,500
P:¥2,000(舞台後方席)
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:124-984
ローソンチケットLコード:52808
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
 後半券は、開演後から休憩終了まで発売

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

■助成:平成23年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

550回定期演奏会

日本音楽界の頂点に立ち、かつて京響第4代常任指揮者(196770)を務めた外山雄三の80歳を祝うコンサート。ドイツ人の父と日本人の母の音楽家一家に生まれ、サラサーテ、チャイコフスキー国際など数々のコンクールで認められた才媛ヤンケのシベリウスにも注目を!

         

 外山 雄三 (指揮)            有希 マヌエラ・ヤンケ (ヴァイオリン)

 (c)K.Miura                                   (c)Shigeto Imura

 

 

 公演チラシはこちら→

 

指揮 外山 雄三 Conductor : Yuzo TOYAMA

1931年東京生まれ。東京音楽学校(現在の東京芸術大学)で作曲を学び、在学中の1951年「クラリネット、ファゴット、ピアノのための〈三つの性格的断片〉」で第20回音楽コンクールに入賞。1952年卒業と同時にNHK交響楽団に打楽器練習員として入団。1954年には指揮研究員となり、19569月にNHK交響楽団を指揮してデビュー、以後各オーケストラに数多く客演を開始。1958年から1960年にかけてウィーンに留学。1960NHK交響楽団の世界一周演奏旅行に同行し、ヨーロッパ各地12ヶ国で演奏。指揮者としてばかりでなく自作の「管弦楽のためのラプソディー」によって作曲家としてもその名をひろめた。その後1964年、1966年、1979年のNHK交響楽団海外公演を指揮、1979年にはNHK交響楽団正指揮者に就任した。1985年にはニューヨークで開催された国連40周年記念コンサートにNHK交響楽団とともに出演、全世界に放送された。国内では大阪フィル、京響、名古屋フィル、神奈川フィル、仙台フィルの要職を歴任。海外でも日本を代表する指揮者・作曲家として、たびたびオーケストラや国際コンクールなどに招かれている。オペラ指揮の分野でも、その緻密な音楽作りが高く評価されており、1999年三善晃作曲「支倉常長<遠い帆>」、2006年一柳慧作曲「愛の白夜」各初演での圧倒的名演が記憶に新しい。これまでに作曲した作品はオペラ、バレエ音楽、ミュージカル、劇音楽、交響曲、協奏曲、管弦楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲など多岐にわたる。1963年第12回尾高賞、1981年第1回有馬賞、1983年第14回サントリー音楽賞、1999年文部大臣表彰、2000年第48回尾高賞を受賞。

現在、NHK交響楽団正指揮者、スウォン・フィルハーモニック管弦楽団名誉指揮者(韓国)を務めている。愛知県立芸術大学客員教授。http://www.yuzo-toyama.com/

 

 

ヴァイオリン 有希 マヌエラ・ヤンケ Violin : Yuki Manuela JANKE

20076月モスクワで行われたチャイコフスキー国際コンクールでの3位受賞に続き、9月スペインでのサラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝の栄冠を勝ち得たヴァイオリニスト、有希 マヌエラ・ヤンケは、1986年ミュンヘンでドイツ人の父と日本人の母の音楽家一家に生まれ、3歳でヴァイオリンを始めた。幼少時よりその才能を発揮し、9歳でオーケストラデビュー。2001年ドイツ青少年音楽コンクールの全ドイツ大会において最高点で1位を得た後、L.シュポア国際コンクール(ワイマール)、J.ブラームス国際コンクール(オーストリア)などで優勝、2004年には、イタリアのジェノバで行われたパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで最高位(1位なしの2位)と3つの副賞の全てを受賞し、国際的なソリストとしてのキャリアをスタートさせた。これまでにベルリン放送響、ケルンWDR放送管弦楽団、ロシア・ナショナル・フィルハーモニーなどヨーロッパの数多くのオーケストラと共演、日本に於いてもNHK交響楽団、日本フィル、東京シティフィル、日本センチュリー、大阪交響楽団、九州交響楽団、札幌交響楽団と共演、ミュンヘン、ハンブルグ、ベルリンなど、ドイツ各地を始め、ローマ、パリ、チューリッヒ、ザルツブルグ、ウィーン、バルセロナ、モスクワ、サンクト・ペテルブルグ、ブエノスアイレス、東京、大阪など世界各地でリサイタルやコンサートを開催しているほか、多くの音楽祭に招かれている。現在はザルツブルグ・モーツァルテウム国立音楽大学に在籍し、イゴール・オジム教授の元で研鑽を積む。また、サルバトーレ・アッカルド、プリモシュ・ノフシャク、ローレンツ・ナストリカにも師事。日本音楽財団から貸与されているストラディヴァリウス1736年製ヴァイオリン『ムンツ』を使用している。

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