コンサートスケジュールコンサート詳細

第549回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2011年8月5日(金)
開演時間 7:00 pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 広上 淳一(常任指揮者)
上村 昇(チェロ/京響ソロ首席チェロ奏者)
店村 眞積(ヴィオラ)
曲目等 ♪開演前6:40pm~プレトーク
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」op.92
レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」op.35
チケット 2011 5/21から発売!
S:¥4,500(残席わずか)
A:¥4,000
B:¥3,500
P:¥2,000(舞台後方席)(残席わずか)
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:124-983
ローソンチケットLコード:52806
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
 後半券は、開演後から休憩終了まで発売

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

■助成:平成23年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

 549回定期演奏会

広上淳一指揮による真夏にぴったりの熱きプログラム。祭りにちなんだ陽気で色彩豊かな2作品に続き、京都に学び日本の音楽界をリードする京響ソロ首席チェロ奏者・上村昇と、NHK響ソロ首席で京都出身のヴィオラ奏者・店村眞積をソリストに迎えた究極の「ドン・キホーテ」をお楽しみに!

               

 広上 淳一 (常任指揮者)     上村 昇 (チェロ)              店村 眞積 (ヴィオラ)

 Photo:Greg Sailor     

 

♪公演チラシはこちら→

指揮 広上 淳一(常任指揮者)

Conductor : Junichi HIROKAMI (Chief Conductor)

東京生まれ。東京音大指揮科に学ぶ。1984年、26歳で「第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」に優勝。以来、フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィルハーモニー管、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。9195年にはノールショピング交響楽団、982000年にリンブルク交響楽団の各首席指揮者を、972001年 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、912000年には日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者を歴任している。近年では、ヴァンクーヴァー響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー響、ボルティモア響、シンシナティ響、カルガリー・フィルハーモニック、スタヴァンゲル響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ポーランド放響、スロヴェニア・フィルハーモニー管、サン・パウロ響等へ客演。0608年には米国コロンバス交響楽団音楽監督を務めヨーヨー・マ、ミドリをはじめ素晴らしいソリストたちとともに数々の名演を残した。07年夏にはサイトウ・キネン・フェスティバル松本に招聘され、ハイドンとラフマニノフ、085月には小澤征爾の代役として急遽、水戸室内管弦楽団の指揮台に立ち、モーツァルト、ベートーヴェンほかのプログラムでともに絶賛を博した。オペラ指揮の分野でも8990年のシドニー歌劇場におけるヴェルディの《仮面舞踏会》や《リゴレット》が高く評価されたのをはじめ、最近では日生劇場《オルフェオとエウリディーチェ》等が記憶に新しい。112月には「椿姫」で新国立劇場へデビュー。また、多忙な指揮活動と並行して、母校東京音楽大学教授としても後進の育成に情熱を注いでいる。084月から京都市交響楽団常任指揮者。

 

チェロ 上村 昇 (京響ソロ首席チェロ奏者)

Cello : Noboru KAMIMURA (Solo Cello of KSO)

1975年、京都市立芸術大学卒業。黒沼俊夫氏に師事。1976年、第23回文化放送音楽賞受賞。第46回日本音楽コンクール第1位入賞。1979年、京都・東京においてデビュー・リサイタルを行う。ジュリアード音楽院のハーヴィー・シャピロに師事。第6回カサド国際チェロ・コンクール第1位。ジュネーヴにてピエール・フルニエに師事するかたわら、スイス、イタリア、フランスの諸都市で活躍。1981年帰国。リサイタル、協奏曲、室内楽に本格的な演奏活動を開始する。1983年、第1回京都府文化賞新人賞受賞。東京・京都においてバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を開催。1991年、ノイマン指揮チェコ・フィルと、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演。1993年、プラハ交響楽団とドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演。1998年ABC国際音楽賞受賞。同年、京都府民ホール・アルティの開館10周年を記念しアルティ弦楽四重奏団を結成。2001年、第19回京都府文化賞功労賞受賞。この間、NHK交響楽団はじめ、国内の多くのオーケストラからソリストとして招かれ共演している。又、各地でのリサイタルの他、室内楽の分野においても、多彩な活動を行い、国内外の著名なアーティストたちからの信頼も厚い。CDは『バッハ・無伴奏チェロ組曲(全曲)』、チェロ小品集のCD『ノータイトル』(ピアノ:ヤン・パネンカ)『ブラームス/チェロソナタ』等をリリースしている。現在、母校の京都市立芸術大学教授、桐朋学園大学特任教授として後進の指導にもあたっている。

 

ヴィオラ 店村 眞積 

Viola : Mazumi TANAMURA

 

京都に生まれる。6歳よりヴァイオリンを始め、東儀祐二、鷲見三郎、江藤俊哉の諸氏に師事。学生コンクール、日本音楽コンクールなど受賞歴を重ね、桐朋学園大学を経て、1976年イタリアに渡り、イタリア弦楽四重奏団のヴィオラ奏者であったピエロ・ファルッリ氏に師事。その後、指揮者リッカルド・ムーティ氏に認められ、フィレンツェ市立歌劇場(オーケストラ・デル・マッジョ・ムジカーレ・フィオレンティーノ)の首席ヴィオラ奏者となる。1977年ジュネーヴ国際音楽コンクールヴィオラ部門第2位入賞。以後帰国するまで、ヨーロッパ各地でソリスト及び室内楽奏者としても活躍。フィエーゾレ音楽祭、ジュネーヴ音楽祭など多くの音楽祭にも招かれ、また桐五重奏団とヨーロッパツアーを行っている。1984年に帰国し、同年から読売日本交響楽団ソロ・ヴィオリスト、2001年から20115月までNHK交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者を歴任。一方、ソリストとして、読響、N響、東フィル、札響、パイヤール室内管などと共演。また、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、霧島国際音楽祭などの常連であり、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団のメンバーでもある。さらに、「ヴィオラ・スペース」への出演をはじめ、日本を代表するヴィオラ奏者として、室内楽やソロの分野でも幅広い活躍を展開、CDも数多くリリースしている。近年は、N響の主要メンバーと弦楽四重奏団「ヴィルトゥオーゾ・カルテット」を結成し、バルトークの弦楽四重奏曲の全曲演奏に力を注いでいる。20116月、東京都交響楽団特任首席ヴィオラ奏者に就任。桐朋学園大学特任教授。東京音楽大学教授。

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