コンサートスケジュールコンサート詳細

第546回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2011年5月21日(土)
開演時間 2:30pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 広上 淳一(常任指揮者)
ゲザ・ホッス=レゴツキ(ヴァイオリン)
曲目等 ♪開演前2:10pm~プレトーク、終演後~レセプション
尾高惇忠:オーケストラのための「肖像」
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調op.82
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調op.27
チケット 2011 2/13から発売!
S:¥4,500(残席わずか)
A:売切
B:¥3,500
P:売切
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:124-979
ローソンチケットLコード:52723
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
 後半券は、開演後から休憩終了まで発売

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

■助成:平成23年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

546回定期演奏会

 広上常任4年目のスタートは、日本を代表する作曲家の一人、尾高惇忠の名曲と、ラフマニノフの濃厚で甘美なシンフォニーで。共演は、注目の天才ヴァイオリニスト、ゲザ・ホッス=レゴツキ。アルゲリッチ、ギトリス、マイスキーらが絶賛する鮮烈なる個性がついに京都デビュー。ロマの血を引く燃え立つような情熱のヴァイオリンは必聴!

          

 広上 淳一 (常任指揮者)         ゲザ・ホッス=レゴツキ(ヴァイオリン)

 Photo:Greg Sailor                                   (c)Bernard Rosenberg

♪公演チラシはこちら→

 

指揮 広上 淳一(常任指揮者)Conductor : Junichi HIROKAMI (Chief Conductor) 

東京生まれ。東京音大指揮科に学ぶ。1984年、26歳で「第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」に優勝。以来、フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィルハーモニー管、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。9195年にはノールショピング交響楽団、982000年にリンブルク交響楽団の各首席指揮者を、972001年 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、912000年には日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者を歴任している。近年では、ヴァンクーヴァー響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー響、ボルティモア響、シンシナティ響、カルガリー・フィルハーモニック、スタヴァンゲル響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ポーランド放響、スロヴェニア・フィルハーモニー管、サン・パウロ響等へ客演。0608年には米国コロンバス交響楽団音楽監督を務めヨーヨー・マ、ミドリをはじめ素晴らしいソリストたちとともに数々の名演を残した。07年夏にはサイトウ・キネン・フェスティバル松本に招聘され、ハイドンとラフマニノフ、085月には小澤征爾の代役として急遽、水戸室内管弦楽団の指揮台に立ち、モーツァルト、ベートーヴェンほかのプログラムでともに絶賛を博した。オペラ指揮の分野でも8990年のシドニー歌劇場におけるヴェルディの《仮面舞踏会》や《リゴレット》が高く評価されたのをはじめ、最近では日生劇場《オルフェオとエウリディーチェ》等が記憶に新しい。112月には「椿姫」で新国立劇場へデビュー。また、多忙な指揮活動と並行して、母校東京音楽大学教授としても後進の育成に情熱を注いでいる。084月から京都市交響楽団常任指揮者。

 

ヴァイオリン ゲザ・ホッス=レゴツキ  Violin : Geza HOSSZU-LEGOCKY

1985年、ヴァイオリニストでロマ(ジプシー)の血を引くウクライナ国籍の父と、アメリカ国籍の母の間に生まれる。9歳でウィーン音楽院に入学、最優秀で修了。11歳の時にオーストリアのテレビに出演したことで、その名は一躍ヨーロッパ中に広く知られることとなった(その時の映像は、現在でもYouTubeで視ることができる)。これまでに、R.リッチ、I.ギトリス、I.ヘンデル、T.ヴァルガ、D.シュヴァルツベルク、M.ソコロヴァらから教えを受けた。その情熱的で、ジャンルにとらわれない自由な演奏は、早くからマルタ・アルゲリッチなど著名な演奏家をも魅了し、アスペン音楽祭(アメリカ)、別府アルゲリッチ音楽祭、ルートヴィヒスブルク音楽祭(ドイツ)、ルガーノ音楽祭(イタリア)などの音楽祭に招かれてきた。これまでにG.クレーメル、G.カプソン、R.カプソン、N.フレイレ、W.レーピンらと室内楽で共演。2005年、サラトガ音楽祭においてアルゲリッチのサポートを得て満を持してのリサイタル・デビューを果たし、満場の喝采を浴びた。コンサート活動以外では、1998年のアカデミー賞受賞作「レッド・ヴァイオリン」に、ロマのヴァイオリン弾きとしてカメオ出演。2001年にはマルタ・アルゲリッチとともにジョルジュ・ガショー監督のドキュメンタリー映画「音楽夜話」に出演した。2010年は、パリのサル・プレイエル、ルガーノ音楽祭に、マルタ・アルゲリッチと出演。ルツェルン音楽祭では、ミッシャ・マイスキー、ジュリアン・ラクリンらと室内楽で共演。また、ザルツブルク音楽祭へも出演し、大成功を収めた。現在、ベルギーのブリュッセル在住。

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