京響プレミアム
京都市交響楽団「オーケストラ・ライブ・シネマ」

「京響プレミアム」は、京響と多彩なジャンルとのコラボレーションをお贈りするコンサート。2015年度は、ティモシー・ブロックを指揮に迎え、バスター・キートンとチャールズ・チャップリンという二大喜劇王の白黒無声映画を、豪華なフル・オーケストラのライブ演奏とともに上映します。ティモシー・ブロックが自ら音楽を手掛けた「キートンの探偵学入門」のオーケストラ・ライブ上演は、なんと今回が日本初！チャップリン「犬の生活」ではサキタハヂメによるユニークな「のこぎり（Musicaｌ Saw）演奏」など、音楽だけでなく映画の中のあらゆる効果音までオーケストラが臨場感あふれる生演奏でお届けする「オーケストラ・ライブ・シネマ」を、皆様どうぞお楽しみに！

 

 

    ティモシー・ブロック（指揮＆作曲）  ©Lorenzo Burlando

 

　  

  「キートンの 探偵学入門」（1924）　             「犬の生活」（1918） ©A Dog’s Life ©Roy Export S.A.S

 

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指揮＆作曲　ティモシー・ブロック  Conductor & Composer : Timothy Brock

　20世紀初期の音楽、そして、サイレント映画のライブ演奏の分野での活躍が著しい作曲家兼指揮者。自らの作曲活動に加え、ショスタコーヴィチやサティの映画音楽の楽譜の復元や出版、またチャップリンのサイレント映画の楽譜の復元を行い、自らの指揮でオーケストラによるライブ上映を数多く行っている。彼が楽譜を復元したチャップリン作品は『モダンタイムス』『街の灯』『黄金狂時代』『犬の生活』など12作品にのぼる。これまでに、世界中の著名な映画祭などにも招かれ、ニューヨーク・フィル、シカゴ交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、リヨン国立管弦楽団、ウィーン放送交響楽団などに客演している。京都市交響楽団とは、2007年京都クラシック映画祭で共演。