コンサートスケジュールコンサート詳細

第572回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2013年9月6日(金)
開演時間 7:00 pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 マックス・ポンマー(指揮)
小菅 優(ピアノ)
曲目等 ♪開演前6:40pm~プレトーク
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」op.26
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調op.15
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」op.55
チケット 2013 6/16から発売
S:¥4,500(残席わずか!)
A:¥4,000(残席わずか!)
B:¥3,500
P:売切
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:186-443
ローソンチケットLコード:59798
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
 後半券は、開演後から休憩終了まで発売

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

■助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

 第572回定期演奏会

1936年ライプツィヒ生まれ、ドイツの伝統を引き継ぐ円熟の名匠マックス・ポンマーが、ベートーヴェンの「英雄(エロイカ)」交響曲で、燻銀のようなドイツ音楽の本質をお届けします。高度なテクニックと深い作品解釈により世界で脚光を浴びるピアノ界の若き大器、小菅優が爽快で華やかなピアニズムを聴かせる協奏曲もお聴き逃しなく!

      

 マックス・ポンマー(指揮)              小菅 優(ピアノ)

                                                  (c)Marco Borggreve

 

♪公演チラシはこちら→ 

 

指揮 マックス・ポンマー Conductor : Max POMMER

1936年ライプツィヒ生まれ。ライプツィヒ音楽院で指揮とピアノを、ライプツィヒ大学で音楽学を学ぶ。その後、カラヤンに学んだ時期を経て1968年博士号を修得。1974年ライプツィヒ大学合唱団を指揮し、翌年には音楽監督に就任。1978年にはバロック音楽、特に大バッハのカンタータと声楽曲を演奏することを目的に、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のメンバーとともに「ライプツィヒ新バッハ合奏団」を設立。ブランデンブルク協奏曲集の録音で受賞したドイツ・シャルプラッテン賞をはじめ、国際的な数々の賞を受賞し、この楽団とともに指揮者としての国際的な認知度、特に東西ドイツ統一前のヨーロッパやアメリカに名前が知れ渡った。1987-91年ライプツィヒ放送響(MDR)の首席指揮者を、1990-2003年ザールラント音楽大学指揮科の教授を歴任。客演指揮者としてもドイツを中心に、セントポール室内管、ザンクト・ガレン交響楽団、ボルドー・アキテーヌ国立管、バーデンバーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団など、多くの楽団で行なっている。1991年ザルツブルク・フェスティヴァルでザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団を初めて指揮して以来関係が深まり、スペインや北米のツアーを成功させている。1991年からはハンブルク・カメラータと密接な関係を持つようになり、2001年に音楽監督に就任。ムジークハレでの定期演奏会のほか、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、メクレンブルク・フォアポンメルン、MDR夏などの高名な音楽祭にも出演。2000年からは、オランダ・シンフォニア(旧称:北オランダ・フィル)の初代定期客演指揮者となった。2004年には同団と、ウィレム・メンゲルベルク以来伝統の「聖金曜日コンサート」としてバッハ「マタイ受難曲」をコンセルトヘボウにて演奏。レコーディングは幅広くバラエティに富んでいる。バッハ、ヘンデル、ドビュッシーの管弦楽作品をドイツのカプリッチョに、モーツァルトの交響曲と初期のオペラをベルリン・クラシックスに、ラウタヴァーラとヴァイルの作品をフィンランドのオンディーヌに録音しているほか、シェーンベルクやアイスラー、デッサウなどドイツの現代作曲家の作品をエテルナに録音している。

 

 

ピアノ 小菅 優  Piano : Yu KOSUGE

高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解で最も注目を浴びている若手ピアニストの一人。2000年にドイツ最大の音楽評論誌「フォノ・フォルム」より、ショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられた。9歳より演奏活動を開始し、その足跡はヨーロッパ、米国、日本など年に40カ所以上に及ぶ。05年ニューヨークのカーネギー・ホールで、翌06年には、ザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタル・デビューを行い、大成功を収めた。これまでにドミトリエフ、デュトワ、小澤、大植、ノリントン、オラモ等の指揮でベルリン響、フランクフルト放送響、シュトゥットガルト放送響、ハノーファー北ドイツ放送フィル、サンクトペテルブルク響、フィンランド放送響等と共演。ザルツブルクをはじめラインガウ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン等の国際音楽祭にも出演し着実に活躍の場を広げている。2010年ザルツブルク音楽祭で、イーヴォ・ポゴレリッチの代役としてフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクと共演し、絶賛を博した。201245月、紀尾井シンフォニエッタ(指揮:ティエリー・フィッシャー)のアメリカ・ツアーに参加、1011月にはハンスイェルク・シェレンベルガー指揮カメラータ・ザルツブルクの日本ツアーに参加、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番から第27番までの全8曲を共演し、高い評価を得た。20132月、服部譲二指揮ウィーン室内管弦楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」を共演、ウィーン・デビューを果たした。また、東京、大阪でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会(全8回)を行っている。録音は、最新盤の「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第2巻「愛」」、「モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第22番」 、小澤征爾指揮/水戸室内管との「メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番他」を含む12枚のCDをソニーより、また「リヒャルト・シュトラウス&フランツ・シュトラウスホルン&ピアノ作品集」(オクタヴィア・レコード)、「モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド 他」(ワーナーミュージック・ジャパン)をリリース している。第13回新日鉄音楽賞、04年アメリカ・ワシントン賞、第8回ホテルオークラ音楽賞、第17回出光音楽賞を受賞。

 

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