コンサートスケジュールコンサート詳細

第553回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2012年1月20日(金)
開演時間 7:00 pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 ロベルト・ベンツィ(指揮)
リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
曲目等 ♪開演前6:40pm~プレトーク
ラロ:歌劇「イスの王様」序曲
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調op.22

ドビュッシー(ビュッセル編曲):小組曲
ドビュッシー:交響詩「海」
チケット 2011 10/21から発売!
S:¥4,500
A:¥4,000
B:¥3,500
P:¥2,000(舞台後方席)
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:124-988
ローソンチケットLコード:52843
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
 後半券は、開演後から休憩終了まで発売

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

■助成:平成23年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

553回定期演奏会

かつて天才少年指揮者として話題をさらった、フランス音楽界の巨匠ベンツィの指揮でドビュッシーの傑作を。共演は、現在ヨーロッパで旋風を巻き起こしている美貌と才能に恵まれたピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サール。洗練されたエスプリが息づくフランス近代音楽のエッセンスが光ります!

          

  ロベルト・ベンツィ (指揮)                  リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)

                                  ©LYNN GOLDSMITH

 ♪公演チラシはこちら→

指揮 ロベルト・ベンツィ Conductor : Roberto BENZI

イタリア人の両親の元、1937年マルセイユに生まれる。幼少期から専門的な音楽教育を受け、10歳になる前からアンドレ・クリュイタンスに指揮を学ぶ。1948年に11歳で指揮者としてデビュー。翌1949年に映画『栄光への序曲』に出演した事で一躍脚光を浴びる。1952年映画『L'Appel du destin』にも出演している。

50年を超えるキャリアの中で、ベルリン・フィル、ロンドン響、コンセルトヘボウ管、フランス国立管、スイス・ロマンド管、ローマ・サンタチェチーリア管、ウィーン響、バイエルン放送響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、チェコ・フィル、レニングラード・フィル、ロシア国立響、イスラエル・フィル、クリ―ヴランド管、フィラデルフィア管、モントリオール響ほか、世界中のトップ・オーケストラを指揮。また、1954年マルセイユでのオペラ・デビュー以来、メトロポリタン、パリ、ブリュッセル、ジュネーヴ、トリエステ、プラハ、ソフィアなど欧米各地の歌劇場でも指揮している。

1972年から1987年までボルドー・アキテーヌ国立管、1989年から1998年までアーネム・フィルの音楽監督を歴任。レコーディングも、1960年以来、フィリップス、EMIほかに数々の名盤を残している。

 

ピアノ リーズ・ドゥ・ラ・サ―ル  Piano : Lise de la SALLE

フランスのシェルブール生まれ。パリ国立高等音楽院でピエール・レアシュに、2001年からは大学院課程でブルーノ・リグットに師事。1997年からパスカル・ネミロフスキの指導を受け、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ=デュティーユにも学ぶ。ヨーロッパのコンクールで次々に1位を獲得、04年にはニューヨークのヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディションで優勝。同年、初の日本ツアーを行うほか、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭などに参加。

これまでに、WDRケルン放送響、ワイマール・シュターツカペレ、パリ室内管、グルベンキアン管、ベルギー国立管、リヨン国立管、サンクトペテルブルク響など、指揮者では準・メルクル、アレクサンドル・ドミトリエフ、セミョン・ビシュコフなどと共演。2007-08年には、メトロポリタン美術館の偉大な演奏家シリーズ、モントリオール、ベルリン・フィルハーモニー、ミュンヘン・ヘラクレスザール、シュトゥットガルト・リーダーハレ、フランクフルト・アルテオーパー、デュッセルドルフのトーンハレ等に登場。2008-09年にはルツェルン音楽祭の「ピアノ・シリーズ」でリサイタルを行い、アメリカで2回のツアーを行った。2009-10年、ファビオ・ルイジ指揮によるシュターツカペレ・ドレスデンのシーズン開幕コンサートで演奏し、ウィーン交響楽団とボストン交響楽団、マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送響、モスクワ国立響等と共演。そのほかコンロン指揮ロサンゼルス・フィル、ベルリン・コーミッシェ・オーパー管、ラッセル=デイヴィス指揮ミュンヘン・フィル、チューリヒ・トーンハレ管、ヴァンスカ指揮ミネソタ響等との共演も予定。

naiveレーベルからのショパン「ピアノ協奏曲第2番+バラード全曲」に次いでリスト作品集がリリースされたばかり。

日本では20107月にルイジ指揮PMFオーケストラのソリストとして札幌、大阪、東京でショパンの2番を演奏、「きらめく音の粒がこぼれ落ちるような緩徐楽章が絶品。今後フランスを代表するピアニストに成長することだろう」と評され、2011年には東京、名古屋、大阪でリサイタル・ツアーを行い各地で絶賛を博した。2012年にはNHK交響楽団へのデビューも決定している。

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