コンサートスケジュールコンサート詳細

第605回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2016年9月24日(土)
開演時間 2:30pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 ガエタノ・デスピノーサ(指揮)
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)
曲目等 ♪開演前2:10pm~プレトーク
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」序曲
ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
シューマン:交響曲第3番変ホ長調「ライン」op.97
チケット 2016 6/24から発売
S:¥5,000
A:¥4,500
B:¥3,500
P:¥2,000(舞台後方席)
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:280-080
ローソンチケットLコード:53125
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
 後半券は、開演後から休憩終了まで発売

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

■助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)

第605回定期演奏会

イタリアに生まれ、ドレスデン国立歌劇場のコンサートマスターを務めた後、指揮者に転向したデスピノーサが、自国のヴェルディとドレスデンで培ったシューマンを指揮。ナブッコはヴェルディの出世作で、勇気と希望に溢れる名作、ラインはシューマンの精神状態に回復がみられた明るく雄大な曲。アラベラ・美歩のベルク最後の傑作と共にお楽しみいただきます。

 

協賛:

 

♪公演チラシはこちら→

 

 

   ガエタノ・デスピノーサ                            アラベラ・美歩・シュタインバッハー (c)Peter Rigaid   

 

指揮 ガエタノ・デスピノーサ Conductor : Gaetano d’ESPINOSA

 1978年、イタリアのパレルモで生まれ、同地でピアノ、ヴァイオリン、作曲を学ぶ。1992年ヴィットリオ・ヴェネト、1996年ロヴェレ・ドーロ国際音楽コンクールでともに最高位を獲得し、ヴァイオリニストとしてキャリアをスタート。2003年から2008年まで、ドレスデン国立歌劇場のコンサートマスターを務め、その間、作曲家としても自作のヴァイオリン協奏曲を初演。ドレスデンでのファビオ・ルイージとの出会いをきっかけに、2008年以降は指揮者としての活動に専念し、クレメラータ・バルティカ、プラハ・フィルハーモニア管弦楽団、ミラノ・ヴェルディ交響楽団などに客演しキャリアをスタート。ファビオ・ルイージの推薦で、2010年5月ドレスデン国立歌劇場で「椿姫」、7月ミュージカルアシスタントとして、札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)、さらに2011年4月ジェノヴァ歌劇場にて「道化師」を指揮し、センセーショナルな成功を収める。2011年10月、日本センチュリー交響楽団、群馬交響楽団の定期演奏会で日本のオーケストラと初の共演を果たし、2012年1月にはリヨン歌劇場に代役として招かれ、プッチーニの3部作「ジャンニ・スキッキ、外套、修道女アンジェリカ」を指揮、各紙からその豊かな音楽的才能を絶賛される。引き続き、グラーツ歌劇場の「オテロ」、「マリア・ストゥアルダ」、4月には、NHK交響楽団にデビュー。以降、ヴェネツィア・フェニーチェ座管弦楽団、フィレンツェ五月祭管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団、トリノRAI交響楽団、ローマ歌劇場というイタリアを代表するオーケストラに一気にデビュー。2014年5月の来日では、NHK交響楽団定期演奏会に登場し、再び高い評価を得た。 続いて7月には、日本での指揮者としての活動のきっかけとなったPMFに再び招かれた。その後もヴェネツィア・フェニーチェ座において「椿姫」、「ノルマ」の指揮を務めるなど話題に事欠かない。ガエタノ・デスピノーサは、現在注目を集める若手世代の指揮者達のなかでも最も興味深い才能とみなされ、一気に国際舞台における活躍の場を拡げている。2013年9月、ミラノ・ヴェルディ交響楽団首席客演指揮者に就任。

 

ヴァイオリン アラベラ・美歩・シュタインバッハー Violin : Arabella Miho STEINBACHER

 世界のメジャー・オーケストラと共演を重ね、国際舞台で活躍する第一線のヴァイオリニストとして確固たる地位を確立している。 2004年、パリで急病のチョン・キョンファに代わり、サー・ネヴィル・マリナー指揮フランス放送フィルとベートーヴェンの協奏曲で大成功を収め、ソリストとしてのキャリアをスタートさせた。これまでに、ロンドン響、ロンドン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレ、バーミンガム市響、シカゴ響、バイエルン放響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、NDR北ドイツ放響、ベルリン・ドイツ響、ベルリン放響、WDRケルン放響、ウィーン響、チェコ・フィル、スイス・ロマンド管、サンクトペテルブルク・フィル、イスラエル・フィル等の一流オーケストラと共演。指揮者では、ロリン・マゼール、ネヴィル・マリナー、コリン・デイヴィス、ズービン・メータ、クリストフ・フォン・ドホナーニ、クルト・マズア、リッカルド・シャイー、シャルル・デュトワ、ヘルベルト・ブロムシュテット、ウラディーミル・アシュケナージ、マレク・ヤノフスキ、ネーメ・ヤルヴィ、ヴァレリー・ゲルギエフ、アントニオ・パッパーノ、ウラディーミル・フェドセーエフ、ファビオ・ルイージ、アンドリス・ネルソンス、ジョナサン・ノット、サカリ・オラモ、ヤニック・ネゼ=セガン、ウラディーミル・ユロフスキ等と共演している。CDはペンタトーン・クラシックスと専属契約を結び、グラモフォン・マガジンのエディターズ・チョイス賞等、受賞多数。近年は「R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ、フランク:ヴァイオリン・ソナタ」、「メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(デュトワ指揮スイス・ロマンド管)」等、多数リリースしている。2015年、グラモフォン誌のグラモフォン・アーティスト・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。ミュンヘンでドイツ人の父と日本人の母に生まれ、3歳の時からヴァイオリンを始める。9歳の時に、ミュンヘン音楽学校でアナ・チュマチェンコ教授の最年少の生徒となった後、巨匠イヴリー・ギトリスからも多大な音楽的影響と指導を受けた。2001年、アンネ=ゾフィー・ムター財団の奨学金を獲得した。使用楽器は、日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス「ブース」(1716年製)。

 

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