コンサートスケジュールコンサート詳細

第558回定期演奏会(チケット完売!) 京都コンサートホール

日時 2012年6月10日(日)
開演時間 2:30pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 アンドリス・ポーガ(指揮)
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
曲目等 ♪開演前2:10pm~プレトーク
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲op.77
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ブラームス:交響曲第1番ハ短調op.68
チケット 2012 3/25から発売!
★チケットはすべて完売しました!
S:売切
A:売切
B:売切
P:売切
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:155-825
ローソンチケットLコード:52024
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
 後半券は、開演後から休憩終了まで発売

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)
■助成:平成24年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

558回定期演奏会

2010年スヴェトラーノフ国際コンクール優勝、パリ管でパーヴォ・ヤルヴィのアシスタントも務めるラトヴィアの若き指揮者ポーガによる雄大で自然体のブラームスを。共演は、豊かな想像力に満ちたピアニズムで瑞々しい音楽を奏でる、フランス音楽界の新たな注目株バヴゼ。洗練されたエスプリが飛翔する真のラヴェルがここに!

     

アンドリス・ポーガ(指揮)                                            ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)

(c)Marc Ginot                                                                            (c)Paul Mitchell

 

♪公演チラシはこちら→

 

指揮 アンドリス・ポーガ Conductor : Andris POGA

☆速報!アンドリス・ポーガが、2012年秋からボストン交響楽団のアシスタント・コンダクターに就任決定!!

「アンドリス・ポーガ、本音楽コンクールの輝かしい勝者であるこの30歳のラトヴィア人は、神掛かった霊感を備えている。彼の奔放な動きは、まるでオーラが取り巻くスペースを捕獲するかのようだ。ガラ・コンサートで演奏したチャイコフスキーの交響曲第4番は、その雄大さ、豊かさが、20世紀の偉大なロシアの指揮者、ムラヴィンスキー、テミルカーノフ、ゲルギエフ、そして偉大なるマエストロ、スヴェトラーノフを彷彿とさせる。限りない才能が満場一致で認められた」(プラスコヴァ・プラスコヴァア / レ・トロワ・クー2010

アンドリス・ポーガは、ヤーセプス・ヴィートリス・ラトヴィア音楽院の指揮科を卒業。ラトヴィア大学で哲学も勉強した。2004年から2005年はウィーン国立音楽大学でウロシュ・ラヨヴィッチに指揮を師事。またマリス・ヤンソンス、小澤征爾、レイフ・セーゲルスタム等のマスタークラスにも参加。

 2007年以来、ラトヴィア国立交響楽団の常任指揮者を務め、ベートーヴェン、ブラームス、マーラー、ウェーバー、リヒャルト・シュトラウス、ヒンデミット、メシアン、ベルクなどを数々のコンサートで指揮。2007年には、リガ・プロフェッショナル・シンフォニック・バンドの音楽監督兼首席指揮者に任命され、「メリー・クリスマス」(2007)、「ウィンドストリーム」(2008)の2枚のCDを録音。また、アンドリス・ポーガはコンソナンス室内管弦楽団を創立、ラトヴィア、ドイツ、フィンランド、スペインなどへツアーを行っている。2007年ラトヴィア音楽大賞を受賞、2010年モンペリエのエフゲニー・スヴェトラーノフ国際指揮コンクールで最優秀賞を受賞。その後、ボルドー国立管弦楽団、モンペリエ国立管弦楽団を指揮、201010月には、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団のコンサートで、マエストロ、チョン・ミョンフンのアシスタントを務めた。今後も、ルーアン交響楽団、ラトヴィア国立交響楽団、モンペリエ国立管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、リール国立管弦楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、サンクト・ペテルスブルグ交響楽団などへ客演。アンドリス・ポーガはパリ管弦楽団でパーヴォ・ヤルヴィのアシスタント・コンダクターに任命された。

 

 

ピアノ ジャン=エフラム・バヴゼ Piano : Jean-Efflam BAVOUZET

ジャン=エフラム・バヴゼはパリ音楽院でピエール・サンカンの下で学び、1995年にサー・ゲオルグ・ショルティに紹介されたのをきっかけにパリ管弦楽団にデビューを果たした。ショルティが最後に発掘した逸材との呼び声も高い。彼の音楽に対する情熱と芸術的探究心は、彼の幅広いレパートリーから伺うことができる。ハイドン、ベートーヴェン、バルトーク、プロコフィエフをはじめ、ブルーノ・マントヴァーニやヨルグ・ヴィトマンら現代作曲家の作品にも意欲的に取り組んでいる。多忙な演奏活動の傍ら、ドビュッシーの舞踏詩<遊戯>を2台ピアノのために編曲し、ピエール・ブーレーズによる前書き付きでデュランから出版された。ブーレーズとは1998年にパリ管弦楽団との共演で最初に出会って以来親交が深く、2008年にはBBCプロムスでBBC交響楽団とも共演している。

近年のハイライトとしては、ワレリー・ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団、ウラディーミル・アシュケナージ指揮クリーヴランド管、エサ=ペッカ・サロネン率いるフィルハーモニア管、ネーメ・ヤルヴィ指揮ロンドン・フィル、ローレンス・フォスター指揮フランス放送フィル、ギルバート・ヴァルガ指揮ベルリン・コンツェルトハウス管、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮フィルハーモニア管、ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮BBC響、パブロ・エラス=カサド指揮バーミンガム市響、アシュケナージ指揮シドニー響、ロイヤル・リヴァプール・フィル、マレーシア・フィル、BBCフィル、サンパウロ響等との共演、ダニエレ・ガッティ率いるフランス国立管との北米ツアー、さらに、リール国立管との再共演では、ブルーノ・マントヴァーニがバヴゼのために作曲したピアノ協奏曲を世界初演している。

リサイタルも意欲的に行っており、ロンドンのサウスバンク国際ピアノ・シリーズおよびウィグモア・ホール、フランスのラ・ロック・ダンテロンやピアノ・オ・ジャコバン音楽祭にも登場している。また、北京の紫禁城コンサート・ホールでも定期的に演奏しており、2010年にはコンサート・チクルスでラヴェルのピアノ・ソロ作品全集を取り上げ話題となった。さらに、2008年に行ったベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲チクルスでは、毎年恒例のクラシカル・エリート北京の『インスツルメンタル・リサイタル・オブ・ザ・イヤー』賞を受賞している。

英国シャンドス・レーベルの専属レコーディング・アーティストであるバヴゼは、ドビュッシーのソロ・ピアノ作品全集録音のプロジェクトを行い、2007年と2008年のル・モンド・ドゥ・ラ・ムジーク誌のショック賞や2008年のディアパゾン・ドール賞をはじめ、第3集についてはBBCミュージック・マガジンの最高賞、第4集についてはグラモフォン賞などいくつもの賞を受賞している。また、進行中のハイドンのピアノ・ソナタ全集、BBCフィルハーモニー管弦楽団とのバルトークのピアノ協奏曲、BBC交響楽団とのラヴェル、ドビュッシーとマスネのピアノとオーケストラのための作品集はいずれも絶賛されている。

前の画面にもどる