完売御礼!京響=広上の「第635回定期演奏会」

今日の京響は、「第635回定期演奏会」の本番でした。

常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー
広上淳一さんの指揮のもと、
ヴェルディの歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲、
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲、そして、
ラフマニノフの交響的舞曲という3曲を
じっくりお聴きいただきました。
チケットは、3月に発売と同時に完売御礼でした〜!!
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲で
ソロを務めてくださったのは、
ニューヨークを拠点に世界で活躍する
人気ヴァイオリニスト五嶋龍さん!
京響の定期へは2001年9月の「第437回定期演奏会」
(佐渡裕さん指揮でハチャトゥリアンの
ヴァイオリン協奏曲)以来なんと18年ぶり!
今回は厭世的な空気を湛えた華麗な
コルンゴルトの魅力を聴かせてくださいました。
こちらは2001年の五嶋龍さん定期初登場のときの
プログラムの表紙です~♪
京響=広上のラフマニノフ、といえば思い出されるのが、
2011年5月「第546回定期演奏会」や
2017年9月「第21回京都の秋 音楽祭開会記念コンサート」
「第46回サントリー音楽賞受賞記念コンサート」での
「交響曲第2番」の好演ですが、
このたび、そのラフマニノフの交響曲第2番
を収録した一昨年2017年9/18開催
「第46回サントリー音楽賞受賞記念コンサート」
のライヴ録音CDが発売となりました~!!

京響=広上による待望のロマンティック・ラフマニノフ!
第3楽章アダージョの甘いメロディはとりわけ美しくて、
京響=広上の演奏を聴きながら
プロポーズされた方もいらっしゃったとか!
6月末の一般販売に先駆けて、
今日の定期演奏会では先行発売がございました~!
6/23東京公演の会場でも先行発売がございますので、
ぜひお手に取っていただければうれしいです☆
こちらは開演前の「プレトーク」から。
広上淳一さんとともに、
なんと五嶋龍さんもご登場くださり、
今回の京響とのコンサートの前に
カイロ・シンフォニーとの共演で
エジプトに行っていらっしゃったということで
ピラミッドやスフィンクスのお話と、
今日演奏されるコルンゴルトについてなど、
たくさん語っていただきました~!
そしていよいよ本番スタート! 
まず「シチリア島の夕べの祈り」序曲。
今回の客演コンサートマスターは寺田史人さんです♪
ヴェルディならではの、まさにオペラそのもの
といったドラマティックな序曲!
そして、五嶋龍さんのヴァイオリン独奏による
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲。
完璧なテクニックで自由自在に
甘美なメロディを歌わせる、流麗で壮大な、
若さあふれる五嶋龍さんの素晴らしいコルンゴルト!!
アンコールのクライスラーの
レチタティーヴォとスケルツォも
超絶技巧が煌めく絶品でした!
五嶋龍さんにブラボー☆☆☆

休憩をはさんで後半は、
哀愁と濃厚な抒情に満ちた
ラフマニノフの「交響的舞曲」を!
祖国ロシアに帰りたくても帰れず、
移住先のアメリカでこの世を去った
ラフマニノフの人生の集大成ともいえる最後の作品!
広上さん曰く「ラフマニノフの最高傑作!」を、
マエストロ広上の舞い踊るようなタクトのもと、
京響メンバーが渾身の大熱演!!!
マエストロ広上&京響メンバーにブラボー☆☆☆
最後に、演奏後の広上淳一さんと五嶋龍さんの
すてきな笑顔です!
感動のコンサートをどうもありがとうございました!
そして、ご来場くださったたくさんの皆さまに
心から感謝申し上げます!!
さて、あさって6/23(日)は
サントリーホールで東京公演を開催します。
今日の定期演奏会のプログラムの
1曲目をブラームスの悲劇的序曲に代えて、
五嶋龍さん独奏のコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲と
ラフマニノフの交響的舞曲を、
東京の皆さまに披露させていただきます。
チケットは完売御礼です~♪
(当日券および学生券の発売もございません)
京都だけでなく東京の皆さまにも
京響=広上の魅力をたっぷり味わっていただきますので、
チケットをお持ちの皆さま、どうぞお楽しみに!!
そして、次回の定期演奏会は、
7/27&28開催「第636回定期演奏会」です。
高関健さんの指揮で、スメタナの連作交響詩
「わが祖国」全曲をお聴きいただきます。
高関さんは、京響の常任首席客演指揮者としては
今回が最後の定期演奏会ご出演となりますので、
どうぞ絶対にお聴き逃しなく!!
チケットは、京都コンサートホールほかで
絶賛発売中ですので、
たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げております♪
【京響第636回定期演奏会】
■7/27(土)公演→ 
■7/28(日)公演→