公演終了!特別演奏会「第九コンサート」

寒波到来、ちらちらと雪が舞う京都・北山の京都コンサートホールです。
そんな寒さにも負けず、昨日、一昨日の京響は特別演奏会「第九コンサート」でした

27日、28日両日ともにチケットは完売!
年末のお忙しい中、とてもたくさんの皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました

年末恒例の「第九コンサート」
今年は、指揮に常任首席客演指揮者の下野竜也さん
ソリストには、吉原圭子さん(ソプラノ)、小林由佳さん(メゾソプラノ)、小原 啓楼さん(テノール)※、宮本益光さん(バリトン)をお迎えしてお贈りいたしました。
※当初出演を予定しておりました、吉田浩之さんが健康上の理由により、出演することができなくなり、小原 啓楼さんにご出演いただきました

前プロにはシェーンベルクの「ワルシャワの生き残り」をお届けいたしました。

第二次世界大戦のホロコーストの惨劇を強烈に描いたこの作品
シュプレッヒシュティンメ(語るような歌唱法)で歌われる語りによるその物語はあまりに痛烈で衝撃的な内容です。
今回はその詩の内容をお伝えするべく、字幕付きでの演奏でお贈りいたしました!

語りはバリトン歌手の宮本益光さんです。

男声合唱団による合唱が入る場面のドラマティックな響きもとても印象的なこの曲
深淵な空気に会場が包まれ、「第九」に向かいます。

冒頭より重厚な響きで会場を包み込む「第九」
この曲を聴かなければ年を越せない!という方も多いのではないででしょうか
京響コーラスの皆様とともに圧巻の舞台です!

今回は「ワルシャワの生き残り」に続いて「第九」も字幕付きでお贈りいたしました。
改めて歌詞を見るとその壮大さがより深く感じられる「歓喜の歌」です

誰もが知るこの曲の魅力を再発見していただけたら、との思いで京響も大熱演!

ソリストの皆様の素晴らしい歌声に導かれ、京響コーラスも渾身の熱唱です!

下野さんのタクトに導かれて、会場一丸となってフィニッシュ!
ドラマティックなこのラストに盛大な拍手をいただいて終演となりました。
ご来場いただきました皆様、重ねて御礼申し上げます

こちらは終演後、下野さん&ソリストの皆様の素敵な笑顔です

最後になりますが、今年も1年、京響をたくさん応援してくださり、
本当にありがとうございました。
来年もより多くの皆さまへ、あらゆるクラシック音楽の感動をお届けするべく邁進してまいります!引き続き温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします
それでは皆さま、よいお年をお迎えください