コンサートスケジュールコンサート詳細

第593回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2015年8月9日(日)
開演時間 2:30pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 現田 茂夫(指揮)
菅 英三子(ソプラノ)/吉江 忠男(バリトン) 
京響コーラス
曲目等 ♪開演前2:10pm~プレトーク
ブラームス:ドイツ・レクイエムop.45

チケット 2015 5/9から発売
S:¥5,000
A:¥4,500
B:¥3,500
P:¥2,000(舞台後方席)
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:248-305
ローソンチケットLコード:58621
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売。
※本公演では休憩がないため、後半券の発売はありません。

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

■助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

第593回定期演奏会

数多くの作曲家が世に生み出してきた「レクイエム」。ブラームスのこの作品は、彼自身が聖書から選んだ歌詞を持つ壮大な合唱曲。オーケストラと声楽曲の第一人者、現田茂夫が臨みます。ソプラノは染み入る透明感で定評のある菅英三子、バリトンはフランクフルト歌劇場専属歌手の経験を持つベテラン吉江忠男。このところ着実に力を付けてきている京響コーラスとの共演です。

 

協賛:

 

       

 現田茂夫(指揮)(c)K.Miura

 

    

 菅英三子(ソプラノ)                   吉江忠男(バリトン)

 

♪公演チラシはこちら→

 

指揮 現田 茂夫 Conductor : Shigeo GENDA

 東京生まれ。東京音楽大学指揮科で汐澤安彦、三石精一両氏に師事。その後東京藝術大学で佐藤功太郎、遠藤雅古両氏に師事。1985年安宅賞受賞。86年二期会オペラ「ヘンゼルとグレーテル」でオペラ・デビュー後、「こうもり」等で二期会オペラで活躍する一方、オーケストラコンサートでも実績を積む。96年より13年間神奈川フィルハーモニー管弦楽団を指導し飛躍的に躍進させ、その功績も称えられ2009年より名誉指揮者の称号を得る。他の主要オーケストラとも数多く共演し好評を得ている。また、世界的チェリスト故ロストロポーヴィチと皇后陛下の古希祝賀コンサート等で共演し高い評価を得た。オペラ指揮者としても経験豊かで、関西二期会、東京二期会を中心に数多くの公演を行なっている。“佐藤しのぶドラマチック・リサイタル”(全国ツアー)、“夕鶴”のタジキスタン/ウズベキスタン/東京公演、“天守物語”等、日本のオペラも積極的に行なっている。04年秋にはスロヴァキア国立歌劇場の“椿姫”を指揮し、好評を博した。02年からは錦織健プロデュースオペラの音楽監督も努め2年ごとに全国公演。11年にはアンサンブル金沢と金沢歌劇座・兵庫県立芸術文化センター他(5都市6公演)で“椿姫”。14年には市川右近新演出“夕鶴”の全国公演も行い高評を得た。また、ペドロッティ国際指揮者コンクール(イタリア)の審査員や、NHK-FMラジオのパーソナリティを3年間務めるなどバラエティにとんだ活動を行なっている。

 

ソプラノ 菅 英三子 Soprano : Emiko SUGA

 京都市立芸術大学・ウィーン国立音楽大学をいずれも首席卒業。佐々木成子、木下武久、小室彰子、長谷川美津子、中村浩子、R.ハンスマン、R.オルトナー、W.モーアの各氏に師事。フランシスコ・ビニャス国際声楽コンクール“コロラトゥーラ・ソプラノ賞”、A.クラウス国際声楽コンクール第2位、ウィーン国際新進オペラ歌手コンクール第1位、藤沢オペラコンクール第1位及び福永陽一郎賞、オーストリア共和国学術褒章、ザルツブルク市音楽奨励賞、宮城県芸術選奨、出光音楽賞、青山音楽賞、芸術祭賞新人賞、新日鉄音楽賞等受賞多数。91年、現プラハ国立歌劇場「後宮からの逃走」でオペラ・デビュー以来、同歌劇場、ブレーマーハーフェン市立劇場、ブルノ国立歌劇場、パームビーチ・オペラ、夏季音楽祭等のオペラ公演の他、マドリード、ウィーン、フランクフルト放送交響楽団、ボストン交響楽団等のソリスト、また、日本国内でのオペラ公演やオーケストラ定期演奏会等、国内外で幅広く活躍。卓越したコントロール・テクニックと安定した歌唱は、共演指揮者からの信頼も厚く常に高い評価を得ており、ソリストとして欠かせない存在である。レパートリーも幅広く、オラトリオでは、ヘンデル、バッハを始めとする宗教曲、オペラでは、モーツァルト、ドニゼッティ、ベッリーニ、ヴェルディ、オッフェンバックのコロラトゥーラのほとんどをカバー。東京藝術大学教授。

 

バリトン 吉江 忠男 Baritone : Tadao YOSHIE

 長野県岡谷市生まれ。東京藝術大学大学院在学中に「フィガロの結婚」の伯爵役及び「ドン・ジョヴァンニ」のタイトル・ロールでデビュー。二期会新人賞、外国人評論家クラブM.B.C.A.Jを受賞。同大学院修了後の1969年、旧西ドイツ政府の給費留学生としてデソトモルトの北西ドイツ音楽大学へ留学。1975年より12年間、名門フランクフルト市立劇場オペラ部門の専属バリトン歌手として、また、ヨーロッパ各地の音楽祭に参加するなど、幅広い分野で活躍した。1987年より活動の場を日本に移し、故郷・岡谷市に定住。オペラ出演、リサイタルなどのほか、岡谷市文化会館「カノラホール」建設への協カをはじめ、「カンタータ・コア」「チェンバー・オーケストラ信州」を発足させるなど、地域の音楽文化発展に貢献。「カノラホール」開館後は名誉館長も務めた。古希を超えた現在も、なおいっそう活発にコンサート活動中である。

 

合唱:京響コーラス  Chorus : Kyoto Symphony Chorus

 1995年秋、京都コンサートホールが完成した当時の京響常任指揮者&音楽監督・井上道義の提唱で「京響第九合唱団」として結成。その後「京響市民合唱団」と改名し、12年からはさらに音楽的な高みをめざして、京響の自主演奏会を軸にオーケストラ合唱作品に取り組む「京響コーラス」と名称を変更、創立者の井上道義を創立カペルマイスター、京響常任指揮者広上淳一をスーパーヴァイザーに迎えて新たにスタートした。現在、約150名の団員で構成されており、毎週月曜日の夜を中心に京響練習場・京都市内文化会館等で練習を行っている。

 

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