コンサートスケジュールコンサート詳細

第581回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2014年7月18日(金)
開演時間 7:00pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 外山 雄三(指揮)
アンドレア・バケッティ(ピアノ)、斉藤 浩(ツィンバロン)
曲目等 ♪開演前6:40pm~プレトーク
小山清茂:管弦楽のための「木挽歌」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453
コダーイ:マロシュセーク舞曲
コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
チケット 2014 4/25から発売
S:¥4,500
A:¥4,000
B:¥3,500
P:¥2,000(舞台後方席)
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:216-513
ローソンチケットLコード:57274
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
 後半券は、開演後から休憩終了まで発売

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

■助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

第581回定期演奏会

2014年、生誕100年を迎える小山清茂の日本民謡を素材にした「木挽歌」と、ハンガリー民謡を用いたコダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」を、自らも民謡を用いた作品を数多く手がける外山がどう料理するかが楽しみ。モーツァルト絶頂期のピアノ協奏曲を弾くのはイタリアのアンドレア・バケッティ。純粋無垢なモーツァルトにご期待ください。 

 

協賛:

 

       

 外山 雄三 ©三浦興一                      アンドレア・バケッティ(ピアノ)

 

   斉藤 浩(ツィンバロン)

 

♪公演チラシはこちら→

 

指揮 外山 雄三  Conductor : Yuzo TOYAMA

1931年東京生まれ。東京音楽学校(現在の東京芸術大学)で作曲を学び、在学中の1951年「クラリネット、ファゴット、ピアノのための<三つの性格的断片>」で第20回音楽コンクールに入賞。1952年卒業と同時にNHK交響楽団に打楽器練習員として入団。1954年には指揮研究員となり、1956年9月にNHK交響楽団を指揮してデビュー、以後各オーケストラに数多く客演を開始。1958年から1960年にかけてウィーンに留学。1960年NHK交響楽団の世界一周演奏旅行に同行し、ヨーロッパ各地12ヶ国で演奏。指揮者としてばかりでなく自作の「管弦楽のためのラプソディー」によって作曲家としてもその名を広めた。その後1964年、1966年、1979年のNHK交響楽団海外公演を指揮、1979年にはNHK交響楽団正指揮者に就任した。1985年にはニューヨークで開催された国連40周年記念コンサートにNHK交響楽団とともに出演、全世界に放送された。国内では大阪フィル、京響、名古屋フィル、神奈川フィル、仙台フィルの要職を歴任。海外でも日本を代表する指揮者・作曲家として、たびたびオーケストラや国際コンクールなどに招かれている。オペラ指揮の分野でも、その緻密な音楽作りが高く評価されており、1999年三善晃作曲「支倉常長<遠い帆>」、2006年一柳慧作曲「愛の白夜」各初演での圧倒的名演が記憶に新しい。これまでに作曲した作品はオペラ、バレエ音楽、ミュージカル、劇音楽、交響曲、協奏曲、管弦楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲など多岐にわたる。1963年第12回尾高賞、1981年第1回有馬賞、1983年第14回サントリー音楽賞、1999年文部大臣表彰、2000年第48回尾高賞、2010年度日本放送協会放送文化賞を受賞。現在、NHK交響楽団正指揮者、スウォン・フィルハーモニック管弦楽団名誉指揮者(韓国)を務めている。愛知県立芸術大学客員教授。

http://www.yuzo-toyama.com/

 

ピアノ アンドレア・バケッティ  Piano : Andrea BACCHETTI

2012年夏、札幌で行われたPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に指揮者ファビオ・ルイジの強い推薦で登場したアンドレア・バケッティは、PMFオーケストラとモーツァルト作曲ピアノ協奏曲第17番を、教授陣とモーツァルト作曲ピアノと木管のための五重奏曲、モーツァルト作曲ピアノ四重奏曲第2番を演奏し「バケッティは天才的ピアニストだ」と絶賛を博す。イタリア リヴィエラ海岸、レッコに生まれる。幼少期から、カラヤン、ホルショフスキ、ベリオといった芸術家から薫陶を受ける。特にカラヤン、ベリオとの関係は特筆すべきものがあり、バケッティの才能に感銘を受けたカラヤンがベルリン・フィルとのリハーサルに招き入れたほどである。また、ベリオとは彼が亡くなる2003年まで緊密な関係を持ち、ベリオ監修のもと録音を行った。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学、パリ国立高等音楽院、ジェノヴァのニコロ・パガニーニ音楽院で学び、イモラ国際ピアノ・アカデミーでは、フランコ・スカラに師事する。11歳でクラウディオ・シモーネ指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティとミラノで共演し、デビュー。それ以降、ヨーロッパの主要なフェスティバルに参加し、世界各地へ招待されるなど輝かしい経歴をスタートさせた。1996年にプレミオ・ヴェネツィア・コンクールで優勝、2006年ウンベルト・ミケーリ国際ピアノ・コンクールでも入賞し、受賞歴も数多い。これまでに、パリのサル・プレイエルやサル・ガヴォー、ザルツブルク音楽祭、ベルリン・コンツェルトハウス、ゲヴァントハウス(ライプツィヒ)などでリサイタルを行う。録音も数多く、バッハのインヴェンションとシンフォニアのCD(DYNAMIC社)は、2009年9月のBBCミュージック・マガジンで“Discs of the Month(月間最優秀賞)”に選ばれ、若手ピアニストにとって名誉な評価を得た。

 

ツィンバロン 斉藤 浩  Cimbalom : Hiroshi SAITO

アジア人で初めてツィンバロン・ソリストディプロマを授与された打弦楽器奏者。大阪音楽大学作曲学科卒業。2002年よりハンガリー政府給費留学生としてブダペストに留学。2003年、エチュード音楽院ツィンバロン科首席卒業、ディプロマ取得。その後、ハンガリー国立リスト音楽院を経て、2004年、特別推薦によりスロバキア国立バンスカビストリツァ芸術アカデミーに編入。2006年、同校首席卒業。2004年、バラッシャジャルマト国際コンクール第1位。これまでにツィンバロンを世界ツィンバロン協会会長ヘレンチャール・ヴィクトーリア、またサカーイ・アーグネシュ、セヴェレーニ・イロナ各氏に師事している。2003年、2004年にはブダペストにおいてELTEコンサートオーケストラと共演。2006年3月スロバキアデビューリサイタル、5月にはソリストとして、スロバキア国立バンスカビストリツァオペラハウス管弦楽団と共演し、それらの模様はマジャールラジオ、スロバキア国営放送、また中国CCTVなどでも放送された。帰国後、サントリーホールサマーフェスティバルをはじめ、各地のオーケストラと共演。ソロリサイタルもハンガリー国内だけでなく日本各地でも開催し、好評を得ている。西村朗氏によって書かれた「ツィンバロンのための伝説曲」を2011年4月、名古屋電気文化会館でのリサイタルにて世界初演。このリサイタルはサントリー芸術財団の推薦コンサートに選ばれている。

 

 

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