コンサートスケジュールコンサート詳細

第565回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2013年2月16日(土)
開演時間 2:30pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 エイドリアン・リーパー(指揮)
小曽根 真(ピアノ)
曲目等 ♪開演前2:10pm~プレトーク
ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲(1920年版)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調op.35
 (トランペット独奏:ハラルド・ナエス/京響首席トランペット奏者)
ウォルトン:交響曲第1番変ロ短調
チケット 2012 11/30から発売!
S:¥4,500(残席わずか!)
A:(売切)
B:¥3,500
P:¥2,000(舞台後方席)(残席わずか!)
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:155-834
ローソンチケットLコード:52059
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
 (S:¥2,000  A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
 後半券は、開演後から休憩終了まで発売

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

■助成:平成24年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

565回定期演奏会

スペイン国立放送響・合唱団芸術監督・首席指揮者として活躍した経験豊かなイギリスの指揮者リーパーが、母国の作曲家ウォルトン(190283)没後30年を記念して、弦楽器はもちろん、ブラスと打楽器も大活躍する壮大な交響曲を披露。世界的ジャズ・ピアニスト小曽根真が挑むJAZZY&コミカルなショスタコーヴィチも必聴!

 

  

エイドリアン・リーパー(指揮)           小曽根 真(ピアノ)

                                               (c)Kiyotaka Saito

 

♪公演チラシはこちら   おもて面→   うら面→

 

指揮 エイドリアン・リーパー Conductor : Adrian LEAPER

エイドリアン・リーパーは2001年から2011年までマドリードのスペイン国立放送交響楽団・合唱団(RTVE)の芸術監督・首席指揮者を務めた。RTVEはイギリスにおけるロンドンのBBC交響楽団・合唱団に相当する(2011年迄)。それ以前は1994年からグラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めた。 彼の名が最初に世に出たのは、1986年にマンチェスターのハレ管弦楽団の副指揮者に任命された折であり、1991年までの5年間、各シーズン30回近いコンサートを振っている。リーパーはロンドンの4つの主要オーケストラをはじめ、モスクワ交響楽団、ウィーン交響楽団、プラハ交響楽団、そしてイギリス、ドイツ、ポーランド、チェコ、アイルランド、ノルウェーといった国々の放送交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、スウェーデンのマルメ交響楽団なども指揮してきた。最近では、ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団などに客演。それに並行して、スペイン各地でセビーリャ市管弦楽団、マラガ市管弦楽団、ガリシア・レアル・オーケストラなどとの活動を続けるほか、グラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団とも緊密な関係を保っている。リーパーのレパートリーは時を経て大きく広がり、それは古典の主要作品に止まらず、シベリウス、ヤナーチェク、エルガー、ドヴォルジャーク、マーラーをカバーし、加えてスペインの作曲家による音楽にも深い理解を寄せる。更にはストラヴィンスキーの『春の祭典』、バルトークの『中国の不思議な役人』、マルティヌーの『聖フランチェスカのフレスコ画』、ショスタコーヴィチの『交響曲第1番』、ヤナーチェクの『イェヌーファ』といった作品でも目覚しい成功を収めている。トップ・アーティストとの共演も多く、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、フェリシティ・ロット、ギャリック・オールソン、ルドルフ・ブッフビンダー、ミッシャ・マイスキー、フランク・ペーター・ツィンマーマン、アリシア・デ・ラローチャ、ピエール・アモイアル、エルンスト・コヴァチッチ、チョーリャン・リン、アンネ=ゾフィー・フォン・オッターといった名があげられる。こういった極めて幅広い活躍は、これまで80枚にも及ぶCD録音にも表われており、そのほとんどがアルテ・ノーヴァ、ASV、ナクソス/マルコ・ポーロ、ラ・モータ・デ・ポルヴォといったレーベルによるもの。取り上げた作品は、マーラー、シベリウス、ニールセン、ドヴォルジャークらの交響曲シリーズを含むクラシックのスタンダード曲を始めとし、ロシアや中欧の主要作品、イギリスの主要コンサート作品や軽音楽にまで及ぶ。ASVからは20世紀のスペイン音楽を出しており、その中にはグラナードス、エルネスト・ハーフター、ロードー、オブラドレス、コンラード・デル・カンポらの作品の初録音も含まれている。

 

ピアノ 小曽根 真 Piano : Makoto OZONE

父・実の影響でジャズに興味を持ち、12歳の時にオスカー・ピーターソンの演奏を聴き、ジャズ・ピアノを学びはじめる。80年渡米。83年ボストンのバークリー音楽大学、ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年カーネギーホールにてソロ・リサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。同時にゲイリー・バートンのグループに参加、ワールドツアーを開始。03年バートンとのデュオ作『ヴァーチュオーシ』(Concord)で、第45回グラミー賞に初ノミネートされる。近年はクラシックにも取り組み、国内外の主要オーケストラと、バーンスタイン、モーツァルト、ショスタコーヴィチ、ラフマニノフなどの協奏曲で共演を重ね、「比類のない演奏で、観客は魅了され大絶賛した」(北独ハノーファー新聞)など高い評価を得ている。また、2004年には、ビッグバンド「No Name Horses」を結成し、国内はもとより、アメリカ、フランス、スコットランド、オーストリア、シンガポールなどから招かれているほか、数々のCDアルバムをリリース。2010年は、ゲイリー・バートンとの全国ツアー、および、ショパンの生誕200年を記念したアルバム『ロード・トゥ・ショパン』を発表し、リサイタルツアーを成功させ、ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与された。録音活動も活発で、多数リリースしており、最近では2011年夏に東日本の復興を支援する『Live & Let Live - Love for Japan』および「No Name Horses」のライブ盤『Back at the Club in Trubute”』を発表。2012年には、クリスチャン・マクブライド(b)、ジェフ“テイン”ワッツと久々のトリオを組み、国内ツアー及び、アルバム『My Witchs Blue』をリリース。またエリス・マルサリス(Pf)とのデュオアルバム『Pure Pleasure for The Piano』も、チャリティアルバム第2弾として同時リリース。FM番組のパーソナリティーを務めるほか、TV番組のサウンドトラックや舞台音楽を手がけるなど幅広く活躍。読売演劇賞最優秀スタッフ賞ほか受賞多数。20114月より、国立音楽大学(演奏学科ジャズ専修)教授を務める。

公式ホームページ: http://makotoozone.com/ 

 

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