コンサートスケジュールコンサート詳細

第530回定期演奏会 京都コンサートホール

日時 2009年11月28日(土)
開演時間 2:30pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 広上 淳一(常任指揮者)
独奏:堀米 ゆず子(ヴァイオリン)
   宮田 大(チェロ)
   アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
   桑山 彩子(オルガン)
曲目等 ♪2:10pm~プレトーク
♪終演後レセプション

モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲K.620
ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲op.56
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」op.78
チケット チケット売切れ
完売御礼
お問合せ先 プレイガイド
電子チケットぴあ
 Pコード:333-362

ローソンチケット
 Lコード:59458

託児ルームあり
(有料・要予約)
備考 平成21年度文化芸術振興費補助金
(芸術創造活動特別推進事業)

京都市交響楽団 第530回定期演奏会/京都コンサートホール
広上淳一と世界最高峰の名手たち!
~至福のトリプル・コンチェルト&オルガン交響曲~

 京響第530回定期演奏会では、常任指揮者・広上淳一のもと世界の名手たちが集結し、晩秋にふさわしい人気の名曲をじっくりとお届けします。
まず前半、華やかなモーツァルトの「魔笛」序曲のあとにお聴きいただくのは、エリーザベト国際コンクールで優勝してめざましく活躍するヴァイオリンの堀米ゆず子氏とピアノのアブデル・ラーマン・エル=バシャ氏、および1986年生まれで幼少から数々のコンクールで優勝を飾り、現在ジュネーヴ音楽院にて研鑽を積むチェロの宮田大氏によるベートーヴェンの「三重協奏曲」。ピアノ・トリオがソロとして扱われる珍しい作品で、コンチェルトとしての醍醐味に室内楽の愉しみも加わった豪華なステージは必聴です。
そして後半は、京都出身でヨーロッパでも活躍するオルガンの桑山彩子氏を迎えて、「オルガン交響曲」と呼ばれて愛されるサン=サーンスの交響曲第3番をお贈りします。循環形式を駆使して今までにない新しい構成で作曲されたこの作品は、名オルガン奏者でもあった作曲家が丹念に書き上げた、交響曲の歴史に残る傑作のひとつ。京響=広上の豊潤なハーモニーと京都コンサートホールの大オルガンの荘厳なサウンドが感動あふれるクライマックスを創り出し、京都の聴衆を魅了します。どうぞお楽しみに!

 

広上淳一 (c)K.Miura

 2009年 11/28(土)
2:30pm 開演(1:30pm 開場)

 

♪開演前2:10pm からは指揮者による「プレトーク」、
終演後は指揮者&京響メンバーと交流できる
「レセプション」でお楽しみください!


指 揮 広上 淳一(常任指揮者)

独 奏
堀米ゆず子(ヴァイオリン)
宮田 大(チェロ)
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
桑山 彩子(オルガン)


プロフィール→

Program

モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲K.620

ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロ、ピアノのため
                 の三重協奏曲ハ長調 op.56

サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 
                    「オルガン付」op.78

チケット完売!
完売御礼!

S:売切れ
A:売切れ
B:売切れ
P:売切れ

※10枚以上での
チケットお申込みには
団体割引(10%)
があります!
(京響事務局まで
お問い合わせください)


車いす席:売切れ
(付添1名まで
同一料金) 
 


プレイガイド

電子チケットぴあ
 Pコード:333-362

ローソンチケット
 Lコード:59458

堀米ゆず子(c)影田正道


宮田 大


アブデル・ラーマン・
エル=バシャ
(c)Rikimaru Hotta
 

桑山彩子

主催:財団法人京都市音楽芸術文化振興財団 京都市
協賛:ローム株式会社  協力:ドルチェ楽器


平成21年度文化芸術振興費補助金
(芸術創造活動特別推進事業)

 


京響第530回定期演奏会 プロフィール

指揮 広上 淳一(常任指揮者)
Conductor : Junichi HIROKAMI (Chief Conductor)

Photo:Greg Sailor
東京生まれ。東京音楽大学指揮科に学ぶ。第1回キリル・コンドラシン国際指揮者コンクールに優勝し、国際的な活動を開始。91~95年ノールショピング響首席指揮者、91~00年日本フィル正指揮者、97~01年ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、98~00年リンブルク響首席指揮者を歴任する傍らフランス国立管、ベルリン放送響、ウィーン響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響などに定期的に客演。06~08年米国コロンバス響の音楽監督を務め、数々の名演とともにDenonレーベルにはチャイコフスキーの録音を残し、その実力を内外に知らしめた。07年夏にはサイトウ・キネン・フェスティバル松本に招聘され、ハイドンとラフマニノフのプログラムを指揮。08年5月には小澤征爾の代役で急遽水戸室内管定期演奏会を指揮、聴衆、批評家からともに絶賛された。オペラの分野でも、シドニー歌劇場におけるヴェルディ《仮面舞踏会》や《リゴレット》が高く評価されたのをはじめ、国内外で活躍。近年では日生劇場《後宮からの逃走》、《利口な女狐の物語》、藤原歌劇団公演《トラヴィアータ》等が記憶に新しい。08年4月から京都市交響楽団常任指揮者。


ヴァイオリン 堀米ゆず子
Violin : Yuzuko HORIGOME
(c)影田正道
5歳からヴァイオリンを久保田良作氏のもとで始め、1975年より江藤俊哉氏に師事。1980年桐朋学園大学卒業。1980年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで日本人初の優勝を飾る。以来ベルリン・フィル、ロンドン響、シカゴ響、クラウディオ・アバド、小澤征爾、サイモン・ラトルなど世界一流のオーケストラ、指揮者との共演を重ねている。アメリカのマールボロ音楽祭やクレーメルの主宰する"ロッケンハウス音楽祭"にしばしば参加。最近では「アンサンブル・コンソナンス(共鳴)」を結成。マルタ・アルゲリッチ、アシュケナージ指揮チェコ・フィルとの共演ほか、2006年から2010年の「堀米ゆず子ヴァイオリンワークス“音楽の旅-叙情を求めて”」、 2007年から3年にわたりピアノのアブデル・ラーマン・エル=バシャとベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全曲演奏会と、シリーズ企画が進行中。2008年にはフランスでニース交響楽団とのレコーディング、ルガーノ・アルゲリッチ音楽祭(スイス)、フランダース音楽祭(ベルギー)に出演。現在、ブリュッセル王立音楽院客員教授。公式ホームページ:http://www.palp.com/yuzukohorigome/


チェロ 宮田 大
Violoncello : Dai MIYATA


1986年生まれ。3歳よりチェロを始める。幼少より数多くのコンクールで第1位を獲得し、04年第6回全日本ビバホールチェロコンクール第1位。05年には第74回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、増沢賞、徳永賞、岩谷賞(聴衆賞)を受賞。「桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会」にて小澤征爾氏指揮で協奏曲を演奏するほか、水戸室内管弦楽団、〈東京の夏〉音楽祭等に出演。新日本フィル、東京フィル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメット等と共演。Jupiter Quartet Japan、CHE TRIOで活動し、ジュリアードカルテット、バルトークカルテット等に指導を受ける。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、ドイツから方伯モリッツ・フォン・ヘッセン賞等を受賞。これまでに宮田豊、倉田澄子氏に師事。室内楽を東京カルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、フェルメールカルテットのリチャード・ヤングの各氏に師事。桐朋学園音楽部門特待生を受け桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース卒業。現在ジュネーブ音楽院に在籍しタカーチカルテットを結成したガボール・タカーチ=ナジ氏、クロンベルクアカデミーに在籍しフランス・ヘルマーソン氏に師事。

 

ピアノ アブデル・ラーマン・エル=バシャ
Piano : Abdel Rahman EL BACHA
(c)Rikimaru Hotta
1958年音楽家の両親のもとベイルートに生まれたエル=バシャは、16歳のとき彼の大成功を予見したアラウの助言によりフランスへ留学、パリ国立高等音楽院に学ぶ。78年19歳のときエリーザベト王妃国際コンクール(ベルギー)で審査員全員一致による優勝を果たし、一躍世界の楽壇の注目を浴びて国際的な活躍を期待されたが、さらに研究を深めレパートリーを増やすべく沈黙期間をおいたのち、本格的な演奏活動に入る。その後の活躍はめざましく、インバル、フルネなどの指揮者とともに名門オーケストラと共演。録音も数多く、ディアパゾン・ヒストリーク賞のプロコフィエフ独奏曲集、ベートーヴェン・ソナタ全曲集のほか、01年には画期的なショパン全集も完成。エル=バシャ自身による独自の企画も数多く手掛けており、「ショパン・ピアノ全曲演奏チクルス」はCD録音、全曲演奏会ともに作曲年代順に演奏する世界初の試みとしてヨーロッパ各地で話題を呼んだ。98年フランス政府より「芸術・文芸シュヴァリエ賞」の称号の栄誉を受けた。また02年にはレバノン大統領より功労賞の最高位メダルを授与されている。演奏活動の傍らエリーザベト王妃音楽院(ベルギー)ピアノ科教授を務めている。

 

オルガン 桑山 彩子
Organ : Ayako KUWAYAMA

京都生まれ。エリザベト音楽大学卒業、同大学大学院修了。同大学主催の数々の演奏会、日本オルガニスト協会主催第25回オルガン新人演奏会などに出演。2000年より渡仏、リヨン国立高等音楽院に入学し研鑽をつむ。2003年第6回ゴットフリート・ジルバーマン国際オルガンコンクール優勝。2004年同音楽院を満場一致のプルミエ・プリを得て首席で卒業。高等音楽学国家免状を取得。リヨンを中心にトゥールーズ、ル・ピュイなど、フランス各地で演奏会を行っている他、アルクマール(オランダ)、フライベルグ、ドレスデン(ドイツ)など、各地の歴史的オルガンによる演奏会に招かれている。オルガンを山崎陽子、ジャン・ボワイエ、リーズベス・シュルンベルジェ、ルイ・ロビヤール各氏に師事。京都カトリック河原町教会オルガニスト。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。

前の画面にもどる