昨日と今日の京響は、「第616回定期演奏会」の本番でした。

世界中の聴衆を魅了する俊英、ジョン・アクセルロッドさんの指揮で、
武満徹の「黒い雨」の映画音楽から「死と再生」、
R.シュトラウスの「死と変容」、そしてベルリオーズの「幻想交響曲」という、
3つの名曲をじっくりとお聴きいただきました☆

こちらは開演前のアクセルロッドさんによる「プレトーク」から。
(英語通訳:小松みゆき さん)
今回演奏する3つの作品に共通するテーマが「死」ということで、
「生」と「死」を取り上げた音楽作品についてや、
ベートーヴェンの「田園」交響曲と同様に5楽章で作曲された
「幻想交響曲」についてなど、奥深いエピソードを語ってくださいました☆
(アクセルロッドさんのゆったりとよく響く低い声、ステキですね~♪)
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そして本番スタート。
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まずは、武満徹の「死と再生」。
京響弦楽器セクションの見事なアンサンブルが
ピンと張りつめた空気の中、緊張感に満ちた響きで
武満徹の世界を描きます。
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そして、R.シュトラウスの「死と変容」。
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心臓の鼓動のようなティンパニ、
コンサートマスター泉原隆志さんの美しいソロで奏でられる人生の回想、
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そして、「生」と「死」の闘いが、ほとばしるように激しい音楽で表現されて、
最後には救済される魂。。。
R.シュトラウスならではの豊潤なオーケストレーションの醍醐味を
思う存分に味わっていただくことができました!
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休憩をはさんで、後半はベルリオーズの「幻想交響曲」。
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形式にとらわれない自由で色彩豊かな管弦楽法で書かれた
ベルリオーズの音絵巻がホール全体に繰り拡げられます。
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第3楽章でのオーボエとイングリッシュホルンとのかけ合い、
第5楽章に舞台袖から鳴り響く鐘の演奏もすばらしく、
(こちらは、ステージ下手袖で↓鐘が演奏される直前です!)
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豪華絢爛な19世紀フランス・ロマン派の最高傑作を、
アクセルロッドさんの知性と情熱にあふれたタクトに導かれて
京響メンバーが大熱演!!
マエストロ・アクセルロッドと京響メンバーにブラボー☆☆☆
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最後に、終演後のジョン・アクセルロッドさんと
コンサートマスター泉原隆志さん&渡邊穣さんです。
感動あふれるコンサートをどうもありがとうございました!!
そして、今回も2日間にわたりご来場くださったたくさんの皆さまに
心から感謝申し上げます!
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なお、今回の公演は収録され、後日ラジオNHK-FMにて放送の予定です。
放送日などは確定次第、京響HPやFacebook&Twitter等でお知らせいたしますので、
どうぞお楽しみに!!

次回の京響自主公演は、
10/13(金)午後7時開演の「第617回定期演奏会」です。
常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー広上淳一さんの指揮で、
今シーズン広上さんが取り上げるブラームスの交響曲の第2弾として
交響曲第1番をメインにお聴かせするほか、
ヴァイオリンの名手ボリス・ベルキンさんの独奏による
ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番などをお贈りします。
チケットは、P席が売切で、S席とA席も残席わずかとなってきておりますので、
まだチケットをお求めでないお客さまは、ぜひともどうぞお早目に♪